春はお別れの季節でもあります。

春になると桜や色んな花が咲きとても心躍る気候となりましたが、春は、旅立ちの季節でもあります。

 

 

西紀デイサービスセンターの職員、1人が異動になりました。いつもであれば、西紀らしく盛大に寸劇などもしながら送別会を行うのですが新型コロナウイルス感染防止対策の指針に従い送別会は中止となりました。

 

 

しかしながら、新たな活躍の場へ旅立つ職員に今までのお礼とこれから先の激励を込めて何かできないのかと相談し音楽療法が終わった後の15時40分からの数分を使って送別の会を開催しました。

 

 

本人には内緒で、準備が進んでいましたが、打ち合わせを始めたのは前日で、ほとんどの事が当日に準備されました。当日、協力し合って間に合わせられるのが西紀にチームワークだと思います。

 

異動する職員、Mさんが以前、考案された余興の中で、職員から1番人気の一人二役、男女デュオ「留美子と留美男」で「銀座の恋の物語」を歌い、ご利用者に挨拶していただくことになりました。

 

それでは、その様子をご紹介します。音楽療法が終わった瞬間、音楽療法士に「重大発表」の大きな垂れ幕を下げていただきました。

そして職員から、説明があり突然、着替えさせられた留美子と留美男が登場しました!むちゃぶりにも関わらず全力で「銀座の恋の物語」を歌いながら踊るMさん。

 

 

ご利用者への挨拶では今までのお礼を述べられた後に「若くて可愛い女性が私の代わりに来ますので可愛がってあげてください。」とMさんらしい挨拶でした。

そして、Mさんの大好きな方をゲストに呼んでいたのですが、音楽療法士が「贈る言葉」の演奏を始めるとゲストが登場しました!

坂本金八先生です!坂本金八先生役の足立理学療法士にこの役を頼んだのはわずか15分前の出来事でしたが快く引き受けて下さいました。

 

坂本金八先生に最敬礼をする礼儀正しいMさん。最後の出勤の日まで全力投球でした。

大好きな坂本金八先生と記念撮影をしあっという間に会は終了しました。

 

Mさんは「このままずっと変わらない西紀でいてください、こちらの様子は、ブログや広報でこれからも見させていただきます。くれぐれも、新しい職員さんの事をよろしくお願いします。」と挨拶してくださいました。