胸に紫陽花の花を咲かせましょう

6月の季節に合わせて、紫陽花のブローチ作りをしました。普段、手芸を敬遠される方も紫陽花のブローチは、見本をお見せすると「6月やから紫陽花やね。えぇなぁ~」と心を動かされたのか取り組まれた方が多かったです。

 

 

作り方は、クラフトバンドを二本を貼り合わせ四隅をハサミで三角に切り紫陽花の花の形にします。

 

 

ひと工程ずつ説明させていただくようにし、得意そうなことをしていただき、苦手そうなことはお手伝いさせていただいています。その甲斐があったのか細かな作業が苦手な方もササっと作っていただきました。

花びらの形に切ったクラフトバンドの中央に穴を開け細く裂き先を結んだクラフトバンドを通すと、雌しべになります。フエルトで葉っぱを作り花を組むとコサージュの出来上がりです。

皆さん、出来上がると早速、胸に付けて喜んで下さいました。

最初は難しいかな?と緊張しながら取り組まれていらっしゃる方もありますが、職員がお手伝いさせていただいたり、お声をかけさせていただくうちに

 

 

作業も進んでいき完成します。完成すると達成感と同時に、自信をつけていただき、そのことが次の手芸への意欲に繋がったり、気持ちも明るくなっていかれる方も多いです。

 

トライやるウィークの生徒さん

6月はトライやるウィークの生徒さんが来てくれて、ご利用者も「可愛いなぁ~よろしくね。」などと声をおかけになったり、お手伝いをしてもらわれると、いつも以上に喜んでいらっしゃいます。

 

 

西紀デイサービスセンターは、明るい雰囲気で活気のある一週間でした。いつも、元気いっぱいにご利用者をお迎えしているつもりですが、いつもと違う風が吹いたかのようなさわやかな雰囲気でした。

 

トライやるウィークの生徒さんも初日の所長研修の時は緊張されていましたが

 

トライやるウィークの生徒さんとご利用者と一緒にお花紙を丸めて「夏の風景」の制作に取り掛かっていただだいたり

 

 

 

 

ドラーヤーで頭を乾かしていただいたりとお手伝いをしていただきました。ご利用者は「若い子に触ってもらうのが嬉し恥ずかしい」との表現をされていました。

日を重ねるうちに、ご利用者とトライやるウィークの生徒さんの距離も縮まっていったように思います。

最終日には、生徒さんの様子を見にいらした、丹南中学校の先生も気さくに参加してくださり

最終日に無事に完成を迎えトライやるが終了した中学生のみなさんと記念撮影をすることが出来ました。

中学生の皆さんも一週間やり遂げた後のホッとした表情ですね。1週間ありがとうございました。

手作りおかずおやつ?

西紀デイサービスセンターご利用の皆さんがデイサービスにいらしたときに楽しみにしてしていらっしゃることが、数個あるのですが

 

その中の一つが「おやつ」です。西紀デイサービスセンターのおやつは「手作りおやつ」です。職員がレシピを調べ、手作りで提供しています。新型コロナの流行以前はご利用者と一緒に手作りをしており、作る楽しさを味わえたり、生活動作のリハビリにもなっていました。

 

最近では、リハビリとレクリエーションが終了し帰宅時間が近づくと「今日はおやつは出るの?」「職員さんが作りに行ってくれとってけ?」などと、楽しみにされ、お尋ねいたく事もあります。おやつを手にされると飛び切りの笑顔を見せてくださいます。

 

 

身体を動かされたり、声を出されてお腹がすくということや、嗜好品として甘味を好まれる方などでおやつが恋しくなることもあるでしょうが、それ以外に、おやつには役割があるようです。

 

 

ご利用者の年代になられると加齢に伴う運動量の低下、消化機能の低下、かむ力の低下などから食事量が減少する高齢者が多くみられるようです。

 

 

また、筋肉量を維持、増加させ虚弱や筋肉量の減少を予防するために若い成人世代と同様のたんぱく質が必要だそうです。間食に、チーズや卵、牛乳など良質なたんぱく質を多く含む食品を摂ると良いそうです。そのことからも、間食を召し上がられるのは体にとってもよいようです。

 

 

以前にも「ピザ」や「スープ」「赤飯おはぎ」「タマゴロール」「肉まん」「お好み焼き」などのおかずおやつが人気でした。栄養不足の解消や不足した栄養を補うためにも「おかずおやつ」は、とても良いのではないかと思います。

 

 

最近のおやつに、「ウインナーロール」がありました。パンとウインナー、チーズ、トマトケチャップで出来ていて栄養補給として良かったのではないかと思います。

 

 

 

 

それ以外にも、西紀デイサービスセンターには人気の甘いおやつがあります。「あんこ」を使ったぜんざいや和菓子系。生クリームがのった洋菓子系です。

おやつの時のみなさんの笑顔が最高ですね。これからも、「甘いおやつ」に「おかずおやつ」などを召し上がっていただけるようにします。

 

 

 

 

夏のカルタ大会

西紀デイサービスセンターの、今年度の目標は「レクリエーションの多様化」です。具体的には、① 利用者の意向を反映し多種多様なレクリエーションに取り組む② 団塊の世代にも対応できるレクリエーションに向けての準備期間としています。

現在、毛糸のたわしを編むのが得意なご利用者がいらっしゃり、その方に編み方を教えてほしいとおっしゃられる方が数人いらっしゃいます。職員間で話し合い準備を進めています。

新しいレクリエーションを次々考案していますが、たまに基本に戻ることも大事にしています。なぜなら、昔からある定番のレクリエーションも大変盛り上がるからです。

この日の、カルタ大会も白熱しておりました。

開始前は皆さん遠慮の塊ですが…いざ、始まると

皆さん、どんどん本気になっていかれます。

スピードアップされ、動きが早くなっていかれます。

仲良しさんも、勝負は本気です。取れた時の笑顔も格別です。

時折、笑い声も聞こえており、とても楽しそうにカルタ大会でした。

西紀デイサービスセンターのハラミちゃん?

初めに西紀デイサービスセンターのいつもの朝をご紹介すると

 

ご利用者は到着されると食堂とデイルームに分かれて過ごされます。手洗いを済まされ、アルコールで手指消毒を済まされると、お茶を飲んでいただき、ホッと一息ついてもらってから血圧を測定して健康チェックをさせていただいております。

 

朝の職員の動きはというと、送迎が終了すると、特殊浴と介助浴に担当の職員が配置し、湯の温度や室内の温度などを確認します。誘導の職員が健康チェックでご利用者の健康状態に問題がなかったかを看護師に確認してから、ご利用者にお声をかけて入浴が開始になります。

 

 

その時間になると日々の流れが、いつも通りスムーズに進んでいき、職員一同、忙しいながらもほっとした空気が流れます。その時間が10時過ぎでしょうか、

 

 

この日は、デイルーム担当の介護職員は、来月の行事の準備をご利用者に手伝っていただきながら進めておりました。この時間は、午前中の個別レクリエーションをするのにとても良いタイミングなのです。

そんな時間に、食堂から、エレクトーンの音が聞こえてきました。「あれ?ハラミちゃんでも来ているのかな?」と食堂へ行ってみると

 

食堂の担当者の介護職員の元古さんがエレクトーンで伴奏をし、ご利用者が一緒に唄っていらっしゃいました。元古さんによると、その日に食堂で過ごしていただくご利用者に歌が好きな方が多いので歌の時間にしょうと考えたとのことでした。

 

歌の歌詞をアクリルパネルに貼り付けて、皆さんが唄い易いように工夫していました。曲目をご利用者にお知らせして歌っている姿が印象的でした。

「朝から歌が唄えて、幸せ~」と喜ばれておりました。

まだまだ、新型コロナウイルス感染拡大防止に努めながらのレクリエーションですが、換気をし、職員、ご利用者に共にマスクを着用し、距離を保ちながらの生演奏でした。

 

 

 

 

 

西紀デイサービスセンターno

ゴールデンウイークが終わり、草花も夏に向かっている様子を感じますね。職員が「ゴールデンウイークが終わってしまったね~」などとお声をかけると

 

 

ご利用者からは「ゴールデンウイーク?それより田植えが終わったからやれやれやわ~」との声を多く聞きます。

 

もちろん、息子さんやお孫さんが農業を引き継いだされているようですが、やはり、天候に左右されるので田植えが予定通りされるか、やきもきされていたようでした。

 

西紀デイサービスセンターでは、職員とご利用者で制作した、初夏の製作がたくさん完成しましたのでご紹介します。毎月季節ごとに行っているお馴染みのちぎり絵が、今月は鯉のぼりです。

 

兜と鯉のぼりの飾りと燕の切り絵が可愛く揺れています。ゆらゆら揺れるモービルシリーズしばらく続きそうです。

切り絵の燕は画用紙にも貼ったりして季節を感じました。「燕が家の中に巣を作って困る」「雨が降る前は賑やかに鳴く」など、燕の切り絵でも話がたくさん膨らむ西紀デイサービスセンターです。

そして、見事な藤の花が完成しています。クラフトバンドで花びらを束ねてボリューム感を出しています。

そして、朝顔の製作では、薄花紙を絵の具で染めて花びらを作っています。淡い色が素敵ですね。

そして、現在制作中のものが、塗り絵の用紙を使って布でちぎり絵です。

布の風合いを生かしながらパッチワークのような仕上がりになりそうです。

最後に、以前、ご利用者と一緒に寄せ植えをした多肉植物がぐんぐん大きくなってきています。多肉植物は春と秋に寄せ植えをし夏は根を伸ばす時期だそうです。

ちなみに寄せ植えの鉢は空き缶を使用したリサイクルです。

 

 

 

お針仕事

ご利用者にあずま袋を作っていただきました。以前から、針を持たれることに対して、もしものことがあったらと心配もあったのですが

 

 

皆さんとてもお上手で、「花嫁修業に厳しい先生に教えてもらったんよ~」「何回縫い直しても合格くれてなかった」などと厳しく指導を受けられた話を教えてくださいます。

 

では、あずま袋を作られているご様子を紹介します。本を見ながら説明していると布が足りなくて職員が困っていると

 

パパっと畳んで、「ここに布を足してみて」と教えてくださり、あっという間に縫って下さいました。

 

「戦争中にようさん縫うたから縫えるよ」と頼もしいお言葉でした。

 

針を持ちながら布を扱う動きがとても慣れていらして余裕で波縫いをしてくださっているご様子でした。

 

縫い目もこんなに綺麗です。まるで、ミシンで縫われたような縫い目に感心しました。そこで、冒頭の花嫁修業のお話を教えていただいたのです。

この方も、ささっと縫われてあっという間に完成しました。

また、ほかの方が縫い仕事をされていると「私もしてみようかな」とおっしゃられるかたもいます。早速、縫っていただきました。

やはり、すぐに完成しました。みなさんのお針仕事の上手さに、感動していると「手縫いで何度もほつれた服を縫い直したんやから上手になるよ」とのお言葉でした。

ご主人の分と2つ作られた、ご利用者もいらっしゃいます。ご主人への愛を感じますね。

たくさんの、あずま袋が完成しました。

 

 

 

 

 

 

西紀デイサービスセンターの午後の時間

お昼ご飯が終わって、リハビリが始まるまでの時間はいわゆる休憩時間という名の自由時間です。

 

そんな時間は、各職員と手芸をされたり、談話をされたりと寛いですごされていいます。

 

本日は、お花紙を使った制作のタンポポの葉っぱの色を何にするかの色決めを近成副所長とご利用者が真剣に行っていました。

制作がとてもお好きで上手なご利用者の気持ちを尊重し色を決めていっていました。色が決まると、ほかのご利用者にも分かりやすいように

決まった色を絵に乗せていってくださいました。

春らしい制作、どんなものになるのかお楽しみに。

違うグループさんは、職員が図書館で借りてきた園芸・野菜の本を読んでおられました。「今からなら、どんな花の種を蒔いても咲くからいいね」「玄関先に少し花があるといいからね」などと春らしい明るい話題でした。

春らしい、イチゴの折り紙を折ってらっしゃるグループは熱心に挑戦されていました。イチゴの折り紙に白いシールを貼るとイチゴらしくなりました。

同じ空間で過ごしながらも、色んな事を楽しまれていましたが、皆さんとても自然なご様子でした。

 

 

 

 

西紀デイサービスセンターの受賞者発表!

タイトルを見て驚かれてかと思いますが、西紀デイサービスセンター独自の授賞式です。

西紀デイサービスセンターでは年度末に、日頃の頑張りを労い合う慰労会の代わりに職員同士でよいとこ探し?、ひとりひとりの特徴を捉え賞を考えました。

まず、運転手部門より

 

原田運転手 えぇ声で賞 低くてとても良い声でこれからも、ご利用者のことを癒してください。

三浦運転手 オールマイティ賞 何でもこなす三浦さん。

松本運転手 ちょい悪おやじ賞 いえいえ本当は優しい松本さんです。

西紀の運転手さんはとても仲良しです。送迎開始前の待機時間にはいつも楽しい笑い声がホールに響いています。

各種専門職より

藤原さん 館内ピカピカで賞 いつも、丁寧にお掃除をしてくださいます。藤原さんが休むと館内が汚れていきます。                     臼杵さん ご飯が上手で賞 いつも美味しいご飯を作ってくださっています。ありがとうございます。

                         足立ナース 除菌大賞 西紀にコロナの菌が入らないように目を光らせてくださっています。

皆さん、自分の部門をきっちりこなされるお姉さん方です。次に事務員です。事務員がしばらく、二人配置になります。

長澤 電話に出るのが早いで賞 電話の応対練習を邪魔するスピードで電話に出ます。このスピードでご利用者が危険な時に対応できるよう頑張ります。

村田さん 西紀デイサービスセンターに来てくれてありがとう賞 西紀デイサービスセンターの求人に応募してくれてありがとうです。

 

3月から西紀デイサービスセンターに配属になった、村田さんをどうぞよろしくお願いします。

 

足立PT マニアック賞 理学療法士ならではの人間の身体の機能のことから、ダイエットのこと研究熱心な足立先生です。ダイエットの話も動物の話に例えて話してくださいます。

 

西紀デイサービスセンターのビジュアル系、足立PTも夜泣きに悩まされる日々のようですがそんなことを微塵も感じさせないパワーです。

 

 

介護部門より

梶原さん 慎重で賞 良い意味での安請け合いせずに、頼まれたことも、きちんと理解するまで質問してから実行されます。

                  元古さん 一生懸命で賞 とにかく全力投球!就業のゴールに向かった毎日まっしぐらです。

宮﨑さん 寄り添えるで賞 ご利用者の気持ちに立って「きっと、あの時○○さんはこんな気持ちだったんだと思います。」と思いやり、今後に生かせるひとです。

 

中野さん 芸能賞 余興の芸がいつも光っています。中野さんの安来節の右に出る芸は、ありません。これからも大いに盛り上げてください。

 

頼金さん お笑い大賞 痛快なトークや、行事の時の盛り上げが素晴らしいです。単調なレクリエーションをも笑い声でいっぱいにします。

宮本さん 手先が器用で賞 細かな折り紙がとても得意です。作品の精巧さはかなりの腕前です。思わずご利用者が「これは、折り紙ではないですよね?」と惑わされます。

近成副所長 ピンポイント賞 とにかくアドバイスが的確で、適材適所。短い説明で分かやすいので目から鱗です。ご利用者の移乗の仕方など、アドバイスをいただくと、すんなり出来るようになります。

 

田中副所長 光る汗が爽やかで賞 真冬でも業務に駆け回り半袖で暑がっている姿にはご利用者から「あんた元気やなぁ~」と感心されています。また、手芸のセンスもぴか一です。

田中所長 走行距離が長いで賞 車での走行距離の長さは紀洋会で1番?研修や会議などで多忙な田中課長、今日は南へ明日は東へ、介護街道まっしぐら、まだまだ旅は続きます。

以上、受賞者は全員でした。

自主トレーニングでレベル維持

本日は、西紀デイサービスセンターで一番の努力家ではないかと思われるご利用者の自主トレーニングをご紹介します。

 

O様は、車いすからトイレに安全に乗り降り出来ることや、手すりや支持物を使用して立位が保持できることを目的に

 

立ち上がり~立位保持や在宅でも使用されている車いすを支えてステップバランスを取る自主トレーニングを実地されています。

 

 

ではo様の訓練をご紹介します。入浴後に自主的に訓練に取り組まれています。まず、車いすから立ち上がられ

手すりを持って足上げをされます。

次に車いすを歩行器のように持たれますが、危なくないようにアームクリップを持たれて

足上げをされながら廊下を歩かれます。

 

o様はご利用当初の7年前から継続してこの訓練を続けられています。O様の努力と信念を感じますね。

 

O様の姿を見ていると職員ももっと頑張らねばと思います。