平成29年度 院内研究発表会

日頃の業務での課題や取り組みと、その結果などを職員全体に発表し、院内全体の研究活動を促進することで、各部署で実行していることや課題を相互理解し、医療サービスの質の向上を目指すことを目的に、院内研究発表会を開催しています。

 

1席:1階病棟 「安全・安心に受け入れられるショートステイへの取り組み」

2席:訪問看護 「在宅での有効な服薬管理を行うために―アンケート調査を実施して―」

3席:放射線室 「当院におけるCTC検査について」

4席:栄養室 「美味しい食事を提供するために~委託スタッフとの良好な関係を構築する~

研修会に参加してきました!

岡本病院2年目の理学療法士(男性)です。

先日篠山市民センターにて、平成29年度第2回丹波圏域リハビリ療法士会に係わる研修会が開催され、参加しましたので報告します。

今回は“篠山市の新しい総合事業について”というテーマで、現在篠山市で行われている介護予防・日常生活総合支援事業と一般介護予防事業についてのリハ職に向けた研修がありました。

そこでは、篠山市がこれから先どうなっていくか、またそれに対し何が必要か、そして実際に何を行っていくのかを細かく聞くことができました。

医療側の立場として、退院される患者様に合った介護サービスを提供するためにも貴重な情報を頂く機会となり、今後の仕事の質の向上に繫がったと実感しております。

今後も篠山市の医療と介護に貢献していきたいと思います。

事務部研修(接遇研修)開催

講師に、(株)ケーエスケー 黒岩様をお迎えし、事務部 接遇研修を開催しました。

「患者さんから好感を得られる高い接遇を身に着けること」

「社会人としての常識、立ち振る舞い、正しい言葉遣いを身に着けること」

「自分で考え、行動できる事務スタッフの育成、気づきと意識の向上を目指すこと」を目的に、ロールプレイング形式で行いました。

 

 

育児 頑張ってます!!

 

岡本病院3年目の男性PT(理学療法士)です。

7月中旬より育児短時間勤務を利用させて頂いています。

保育園の帰りに公園で遊んだり、図書館へ行ったり、料理を手伝ってもらったり…と、育児に加え、慣れない料理に苦戦しつつ家事も頑張ってます。子供と向き合う時間が増え、とても幸せな時間を過ごさせて頂いています。

また、主婦の大変さを実感し、今まで以上に妻へ感謝しています。

そして、貴重な時間を頂き、職場のスタッフへも感謝しています。

今後も女性職員を始め、男性職員もこういった機会を持てるように、お手本のつもりで頑張っていきたいと思います!!

作業療法の“作業”とは?

作業療法では、食事や入浴等の日常生活動作、上肢機能や指先の巧緻性、精神・認知機能に対するリハビリを行なっており、その手段として、様々な“作業活動”を提供しています。

作業活動には様々な効果があるため、患者様の状態をしっかり把握し、症状や目的に合わせて作業活動や難易度を選択します。

 

写真の作品は、作業療法の時間に患者様と折り紙で作った朝顔とひまわりの花です。

紙を折る作業では指先の感覚や細かい動きが必要になり、巧緻性の向上に繫がります。また指先と同時に形を考えたり手順を覚えることも必要なため、脳の活性化にも繫がります。

ひまわりの場合、花びらを8つ作った後輪になるようにのりで貼る作業がありますが、完成した形を想像しながら、のりをつける位置はどこが良いのかを考えて進めます。折るだけで完成するもの、さらにそこから別の作業が必要なもの、というように難易度も変わるため、その方の機能に合わせて作るものも変更しています。

これらの工程を終え一つの作品を完成させることで、自分で作ったという達成感を味わうことで“気持ちが元気”になれ、病状やADLの回復に繫がります。