ゴールデンウイークは、晴天続きでしたがゴールデンウイークが終わると同時に愚図ついた天気になりましたね。
そんな天気に負けずに、西紀デイサービスセンターでは初夏のお出かけで大山地区にある「西尾武陵資料館」と「高蔵寺」にバスでお出かけしてきました。
ここで西尾武陵氏について少し説明させていただくと河原町の入口に「旅人をけふもそだてて春の風」という句碑が建っているのですがこの句を詠んだのが西尾武陵氏で、江戸時代文化文政期の篠山地方を代表する俳人です。
明和3年(1766)丹波国の多紀郡大山村に生まれ、天保9年(1838)73歳でなくなりました。 大山村の庄屋、篠山藩の台所方の御用を努めながら家業である酒造業に励み、その余暇として風流韻事を好み、俳諧の道を極められたそうです。
現在、西尾酒造(現在の鳳鳴酒造)の酒蔵であった館は資料館になっており美術品などを展示されていますのでお邪魔させていただきました。
子孫である西尾様が管理されており、館内の美術品の説明や、西尾酒造の歴史の話などをしていただき親切におもてなし頂きました。
「また、来年もお越しくださいね。」と優しい言葉をいただいて、西尾武陵資料館を後にしました。また、バスに乗り込んでいただき次の目的地、高蔵寺に向かいました。
新緑がとても綺麗だったのですが、その事よりも水田になった田んぼを眺めたり
どこの田んぼが田植えが終わっているか?を確認する事の方が皆様、興味深かったようです。
「昔は田植えに遠くまで行った」など昔話に話が咲くうちに、バスが高蔵寺に到着しました。
お天気に恵まれた日はとても気持ち良く思わず笑顔がこぼれます。
代表の方々に西紀デイサービスセンターの皆さんの健康を願ってお参りしていただきました。
また、本堂まで歩いて行かれない方々も「ここからお願いしましょう」と手を合わせておられたのが印象的でした。
次は何処へおでかけしましょう?秋のお出かけが楽しみになってきました。西紀デイサービスの赤いバスを見かけられたら気軽にお声掛けくださいね。