育児 頑張ってます!!

 

岡本病院3年目の男性PT(理学療法士)です。

7月中旬より育児短時間勤務を利用させて頂いています。

保育園の帰りに公園で遊んだり、図書館へ行ったり、料理を手伝ってもらったり…と、育児に加え、慣れない料理に苦戦しつつ家事も頑張ってます。子供と向き合う時間が増え、とても幸せな時間を過ごさせて頂いています。

また、主婦の大変さを実感し、今まで以上に妻へ感謝しています。

そして、貴重な時間を頂き、職場のスタッフへも感謝しています。

今後も女性職員を始め、男性職員もこういった機会を持てるように、お手本のつもりで頑張っていきたいと思います!!

作業療法の“作業”とは?

作業療法では、食事や入浴等の日常生活動作、上肢機能や指先の巧緻性、精神・認知機能に対するリハビリを行なっており、その手段として、様々な“作業活動”を提供しています。

作業活動には様々な効果があるため、患者様の状態をしっかり把握し、症状や目的に合わせて作業活動や難易度を選択します。

 

写真の作品は、作業療法の時間に患者様と折り紙で作った朝顔とひまわりの花です。

紙を折る作業では指先の感覚や細かい動きが必要になり、巧緻性の向上に繫がります。また指先と同時に形を考えたり手順を覚えることも必要なため、脳の活性化にも繫がります。

ひまわりの場合、花びらを8つ作った後輪になるようにのりで貼る作業がありますが、完成した形を想像しながら、のりをつける位置はどこが良いのかを考えて進めます。折るだけで完成するもの、さらにそこから別の作業が必要なもの、というように難易度も変わるため、その方の機能に合わせて作るものも変更しています。

これらの工程を終え一つの作品を完成させることで、自分で作ったという達成感を味わうことで“気持ちが元気”になれ、病状やADLの回復に繫がります。

ポジショニングについて勉強会をしました。

皆さん、こんにちは。

6月12日にリハビリテーション科では、褥瘡委員会より患者様の褥瘡についての相談を受け、褥瘡予防のためのポジショニング検討会を実施しました。

人間の身体は平坦ではなく凹凸があり、突出している面がベッドや布団の接するところに摩擦やずれ、部分圧迫を受けます。こうした部位に生じる摩擦やずれと、突出部位の面積とかかる体圧などが相乗的に関与し、結果として褥瘡発生に至るため、注意が必要です。

実際にベッドに寝てみて、ポジショニング有り無しで側臥位での突出部位に手を挿入し、手にかかる体圧を感じ、比較評価しました。

ポジショニングにおいて、個々の患者様の状態に合わせるためには、患者様の体格、姿勢の特徴、麻痺や変形・拘縮の有無、疾患の特徴など、さまざまな条件を加味しながら、対応する能力が求められます。今回の検討会で、患者様個々に応じた方法を用いなくてはならないので一人ひとりの実施者が、常にこの方法でよいか否かを意識し、取り組む必要があると感じました。

今回の担当は、PT(理学療法士)2年目の足立でした。

 

5月の部署内研修を行ないました。

障害評価を深めようと、障害評価について勉強会をしました。

 

一連の動作をみて、気になったこと、それをどのような視点でとらえるか、どのような方法で評価するか、結果をどう考えるか等、基本を深めています。PT、OT、STそれぞれの視点で出し合い、教えあったりしています。 「観る、診る、視る」 3つのミルをがんばろ~~(M)