夏といえば

西紀デイサービスセンターでは七夕行事や夏の制作など夏の雰囲気がいっぱいです。

 

七夕行事では流れ星ゲームという玉入れをしました。大谷翔平を超えそうな剛速球が飛び交い、男性陣のパワーが凄かったです。

 

そして、夏の風物詩といえば、花火です。紙コップを切り開き好きな色を塗っていただいて花火の制作に取り組んでいただいています。

こちらが一生懸命、塗っていただいた花火です。

黒い画用紙に貼り付けるととっても綺麗です。

 

「今年はデカンショ祭りの花火も無いかもやから、これで満足するわ~」と皆さん眺めていらっしゃいます。

 

次に夏の花といえば「ひまわり」です。ひまわりの花はビタミンカラーで見ると元気になるのでひまわりのコサージュを作りました。

 

 

 

 

①花びら、葉っぱ、真ん中の種の部分をフエルトで形を作り切ります

②真ん中の種の部分を毛糸でメリアス編みで編み、貼り付けます。

西紀デイサービスセンター、最高齢の103歳の方も挑戦され、「昔は編み物好きでよく編んだけどなぁ~」とおっしゃられ職員が「昔されてたから上手に編めますね~」と感心しておりました。

手芸は、昔されたことのある作業を取り入れると、皆さん、自然に手先が動いているご様子です。編む行為が難しいとおっしゃられる方はシンプルなデザインのコサージュにしていただきました。

たまたま、ご利用者とテレビを見ているとオリンピック選手の授賞式の花束もひまわりでした、「オリンピック選手と一緒やなぁ~」「私らぁも金メダルもろたみたいで嬉しいわ」と喜んでいただきました。

 

 

壁面に飾るととっても可愛らしかったです。

最後に、もう一つの夏の花「朝顔」も和紙で色を染めて作りました。お上品なタペストリーが完成しました。

 

 

七夕まつり

今年も七夕がやって参りました。七夕といえば短冊に願い事ですね。七夕の前日になり、慌てて折り紙で竹を作っていると、見かねたご利用者が手伝ってくださりあっという間に形になりました。

 

願い事を書く短冊も職員が慌て準備していると「私らぁがやってあげるから、貸して~」と頼もしいいお言葉。あっという間に完成。

 

 

早速、それぞれに願い事を書いていただきました。家族の健康を願われる方が多い中…「ケーキが食べたいな」という可愛らしい願い事から「コロナウイルスが早く終結しますように」と時代背景を物語る願い事がありました。

 

 

皆さんの願い事が叶いますように…

 

 

壁面を見ていると願い事だけでは寂しいかなと織姫と彦星をそれぞれ作っていただきました。

 

皆さん、お顔を書いて胴体が完成すると「可愛らしいなぁ~」と喜んでいらっしゃいました。

完成すると達成感もひとしおです。ご自分の名前を書いていただくように「お名前を書いておいて下さいね」と声をかけると

奥様とご自身の名前を織姫と彦星の後ろに書かれている方がありとっても、微笑ましかったです。

他にも、娘さんの名前を書かれた方もあり、娘さんへの愛情を感じました。

 

たくさんの方に作っていただいたので、最初は寂しかった七夕飾りが豪華になりました。

認知症マフをご存知でしょうか

「マフ」はもともと、両手を入れる筒状の防寒具です。そのマフを手触りの良い毛糸やフェルトで作り、外側と内側にはアップリケやリボン、ボタンなどが付けられたものが認知症マフです。

 

 

なぜ、防寒具用マフを認知症の人に使用するようになったかというと認知症になると手元が落ち着かず不安になる人が多いといい、マフに手を入れてアップリケなどに触れることで気持ちが落ち着く効果があるとされるからだそうです。

 

 

昨年、2月に丹波篠山市主催の「認知症マフの講習会」があったそうですが、残念ながら西紀デイサービスセンターの職員は講習会に参加することはできなかったのですが、この講習会の参加者が作られた認知症マフをご好意で譲っていただきました。

 

 

実際どんなものかというと、今回、譲っていただいたものは、外側が赤いものとグリーンのものとの2種類で色合いのはっきりした布でできています。

一つ目の赤い外側のものは、外側が見た目も可愛らしく、ぬいぐるみのような素材のウサギや、和小物のような上品なサルぼぼ、リボン、ハート形のファーなどが付いています。

筒状の中側はフリース素材で手触りがよいように工夫されており、低反発の素材のものが縫い付けてあります。

 

 

二つ目の外側が緑色のほうはシンプルで外側には何も縫い付けて無くて中側に毛糸のボンボンが縫い付けてありました。

 

 

ご利用者が不安になり、落ち着かない表情をされているときに手渡してみると・・・・最初は、不思議そうに触っていらしても、

外側のウサギを「可愛いね」と触ったり、だんだんと表情が柔らかくなっていかれます「暖かいから手を入れてみてください」とお声掛けをするとだんだん、中側に手を入れたりしながら

 

「これ何やろ?」と低反発素材のものを触ったりとしてくださいます。

 

二つとも手に持ち、片方をたたみ、「これここに入れとこ~」と、もう片方に入れたり出したりと、まるで作業のようにその工程を繰り返す方もいらっしゃいます。

 

 

 

まだ、認知症マフを使用していただいてから1か月程度です。これから、多くの方に使っていただいてどんな反応をされるか、その結果を報告できたらと考えています。

6月の行事:丹波篠山市の民話

6月の行事は丹波篠山市の民話の劇でした。民話の中でも年代的にご利用者が喜ばれるであろう物語を担当の職員が探しました。

 

 

その結果、「花嫁さん」「なまたなご」「合戦上の観音さん」のラインナップでした。昔のこと回想される内容ばかりだったのですが

 

「花嫁さん」では、昔の風習を思い出す内容で、タイトルの「花嫁」さんそのままに自宅で祝言をあげるシーンが物語となっていました。

 

 

 

特に皆さんがしんみりされたのは、花嫁さんが嫁ぎ先の家の入口で、にわかに緊張し「母から渡された扇子をそっと触った時、母の面影がぼんやり浮かび胸がジンとした」というところで、ほとんどの女性が、涙ぐんでいらっしゃいました。

 

皆さんそれぞれに祝言を挙げた若かりし日の、自分と重ね合わされた様子でした。

次に「嫁ぎ先の家の中に入り、まだ一度も、見たことがない主人を探してみると優しそうな眼をした青年がおり、この人が主人なんだとホッとしました」とのシーンでは皆さん大きくうなずかれており「昔はそうやったはなぁ~」とおっしゃられておりました。

 

西紀デイサービスセンターの劇では、ほとんどがお笑いメインでたくさん笑っていただけるよう趣向を凝らすのですが…今回は、昔を懐かしんでしんみりされるものとなりました。

 

「合戦上の観音さん」では、丹波篠山市の笹見地方の四十八滝の戦場跡にまつわるお話でした。男性のご利用者が熱心に耳を傾けていらっしゃいました。

 

 

「なまたまご」では戦後の食糧難の時代には食べ物を分け合って生活しており体の弱い子供は滋養強壮に良いと生卵を食べさせてもらっていた話でした。今では普通に食卓に並ぶ卵が昔は高価であったようですね。

 

紙芝居の表紙のお母さんの服装や、御前に卵の殻が置いてあることにも時代を感じさせられました。

 

 

劇が終わりデイルームに帰ると皆さん若いころの思い出話をされて昔を回想されていらっしゃいました。

 

7月の行事は「七夕ゲーム大会」です。七夕の雰囲気を楽しめるゲームをしたり歌を歌ったりします。お楽しみに。

空いた時間を使って

これまで、手芸のことを多く取り上げてきましたが手芸以外にも楽しんでいただいていることがあります。

 

 

手芸や折り紙などをしていただくことが多く、手芸をされない方は脳のトレーニングの「数独」や「言葉ならべ」をお勧めし、挑戦していただいていますが、同じ事ばかりだとだんだんマンネリ化してくることもあります。

 

そこで何かなかったかな?と館内を探してみると以前に挑戦していただいていた木のパズルがみつかりました。この木のパズル、以前は1人しか完成できる方がなくしまい込んでいたのですが、

 

時を経て挑戦してみるとなんと少しのヒントで皆さんどんどん完成されていくのです。

以前は男性が好まれていて女性には敬遠されていたのですが、現在のご利用者は女性のほうがどんどん挑戦されます。

 

早い方ですと、ヒント無しで、なんと17秒で完成されました。

サクサクっと3パターン完成されました。

素晴らしいですね。職員合わせても誰よりも早くされました。

 

 

次にご紹介するのがムービンゲームと言ってオレンジ色と青色のボールをゆすったり振動を与えることにより左右に分けるゲームです。脳を活性化するそうです。

この、ゲームも以前に挑戦していただいていたものですが、その当時の職員もご利用者もゲームをクリアーしたものはいなかったのですが

 

このたび、近成副所長がこのゲームがとても得意な事が判明しました。ご利用者の前で5分程度でゲームクリアされて、ご利用者から拍手をいただきました。

 

 

午前中いっぱい頑張って、あと1つになってからなかなか進まなかったご利用者がその様子をご覧になり、とても悔しがられました。

 

そんな翌日その話をすると「じゃぁ、私がやってみるわ。できるか知らんで」と頼もしいお言葉。職員に負けじと頑張られました。結果、10時ぐらいに「職員さ~ん」とお呼びいただいたので見ると

 

ゲームクリアされておりました。所要時間は1時間だったそうです。数年前には、少し挑戦してすぐに止めてしまわれていましたが今回、見事、リベンジされました。

 

おめでとうございます。

新しいことを試みながらも以前に使用していたゲームに再度挑戦するのもよいなと感じました。以前はゲームクリアできなかった方が数年経ってクリアできるようになっているのも新しい発見でした。

 

 

リハビリ頑張っていらっしゃいます。

西紀デイサービスのリハビリを、ご紹介します。今回は個別のリハビリをご紹介し、頑張られている姿とご本人の目標なども尋ねていきました。

 

昼食後、階段の下にいらしたのを理学療法士がお見掛けし階段昇降のリハビリをさせていただきました。声をかけると即座に応じてくださったので待っていてくださったご様子でした。

杖使用で屋内の移動が安全に行えるようにとの目標を持たれています。階段歩行は危険も伴いますのでご家族と一緒にされるのも難しいと思います。

理学療法士と一緒に訓練ができて良かったと思います。また、館内に階段があるので訓練するときに便利です。

 

馬蹄式の歩行器を使用して歩行訓練をされています。男性のご利用者は立ち上がられると背が高く周りのスタッフがびっくりして声をかけることが多いです。

お声をかけるとニコニコとされており笑顔がとっても素敵でした。ご家族に歩行されている姿をお見せできない事がとても残念です。

当初の目標はトイレの乗り移りが安全に行えて排泄動作がスムーズに行える事でした。今ではこんなに元気に歩行され、距離も伸びています。

 

こちらの方は手の筋肉のストレッチをされています。以前、ご主人に料理が作ってあげたいとおっしゃられ理学療法士と作業しやすいように訓練をされていたこともあります。

こちらの方は家でも自主トレーニングをされている熱心な方です。1か月前よりこのようなバランス訓練をされて姿勢が良くなったと喜んでいらっしゃいます。

 

 

 

利用当初、歩行器歩行であった方も杖歩行になりついに、独歩になられました。

皆さんが頑張っていらっしゃる姿を見ると職員ももっと頑張らないとと元気をいただいております。

 

 

ギャラリー西紀

梅雨空に負けないようにご利用者と一緒にいろいろな手芸に挑戦しています。前回のブログでは、「鯉のぼり」タペストリーの制作をご紹介しましたが、他にもいろんな作品に挑戦しましたのでご紹介します。

 

 

まず、難易度★★★☆の四季の花のちぎり絵の制作をご紹介します。男性のご利用者も黙々と菖蒲のちぎり絵に挑戦してくださいました。

 

 

 

 

カレンダーのちぎり絵を見本に男らしい作品が出来上がりました。完成と同時「空はれて、しょうぶの花の花ざかり」と俳句も浮かんだとのことでした。

女性のご利用者は、おしゃべりもしながら女性らしい可愛らしい作品を仕上げられました。タイトルのギャラリー西紀ですが、ご利用者のお一人が「素晴らしい作品ばかりやから、展示会を開いてください」とおっしゃられたので

 

今流行りのリモートでギャラリー西紀の作品をご覧いただいたらと思います。「菖蒲」

 

「蛍」こちらも男性ご利用者の作品です。

 

 

 

ここからは、女性ご利用者の作品です。「コスモス」

 

「マーガレット」

「ひまわり」

「すみれ」

玄関が華やかになりました。

次にアロマストーンです。こちらは、色付けした石膏を型に流し入れドライフラワーの花を飾ったものです。最後にアロマオイルをテクっと垂らして完成です。

 

 

 

アロマセラピストさんによると元気が出る香りは「ローズマリー」だそうですが、覚醒する作用もあると言われているため、ゆったりしたい人には不向きなようで「オレンジ」や「レモングラス」などの心が落ち着く香りが、高齢者むきとのことでした。

イニシャルや名前を入れられるかたもありました。ローマ字やイニシャルはご利用者に馴染みにないものかと思っていましたが、「自分のイニシャルぐらいわかるわ~」とみなさんバッチリでした。

 

最後に手芸の王道、折り紙です。5月はチューリップに挑戦しました。じめじめした天気が始まりましたが皆さん夢中で作品作りをされていました。

次に朝顔の壁飾りです。これからは、どんどん夏の手芸を楽しんでいきたいです。

毎回思うのですが、制作は作られる方はもちろん、作品をご覧になられる方も楽しめます。作っておられる方の手元を見て、作り方を確認されたり感想を述べられて会話も弾みます。見ているうちに自分も作ってみたいなぁ~と思われたり

 

自信がない方も、職員がお手伝いしているうちに自力で完成されるようになります。また、お手伝いさせていただくと職員とご利用者間や、ご利用者同士で世間話や普段の生活の話をされて、距離が縮まっていくように感じます。

 

作業が進み完成に近づいていくと達成感や安堵の気持ちから冗談を言って笑いあったり気持ちが明るくなるようにも感じています。

 

これからも「私も作らして~」と気軽に声をかけていただけたら嬉しいです。

春から初夏にかけての西紀デイサービスセンター

爽やかな気候が続いておりましたが、早くも梅雨入りしてしまいました。西紀デイサービスセンターの春から初夏にかけての行事・手芸をご紹介していきます。

 

春の行事では「全国お花見すごろく」でした。6人ひとチームになって頂き、日本全国のお花見スポットを楽しんでいただきました。

 

担当職員が小道具で各地の名物・名産などを作りとっても楽しい雰囲気となりました。大阪府といえば、たこ焼き!ご利用者に巨大たこ焼き機で、たこ焼きを焼く動きをしていただきました。

北海道は「イクラ丼」です。ピンポン玉の巨大いくらは、大きくてびっくりされていました。

 

職員が「では、召し上がって下さい!」とお声をかけると「いただきま~す」とピンポン玉をつまみにくそうにされながらも美味しそうに食べるふりをしていただきました。

他にも熊本県は「おてもやん」でした。おてもやんの音楽に合わせて手拍子をとっていただきました。群馬県の草津温泉の湯もみや、静岡県の茶摘みもあり、楽しい中にも体や手先を動かすことがあり、工夫されていました。

 

制作では「鯉のぼりタペストリー」に挑戦していただきました。皆さん、見本と、にらめっこしながら、真剣に生地から選んでおられました。

 

また、型紙通りに丁寧に切っておられました。利用日、3~4回で仕上がったようです。時間をかけた分、思い入れも大きかったことだと思います。

台になる布は着物の帯を使い、既製品の棒を使わず、中庭で拾った木の枝で素敵なタペストリーが完成しました。

沢山の「こいのぼりタペストリー」で玄関が華やかになりました。

次に初夏のお出掛けでは丹波市春日町野上野の「れんげ畑」へ行ってきました。

新緑の山並みを眺めながらのドライブは車内の会話も進み往復1時間の楽しい小旅行でした。

 

れんげ畑は、他の花に比べて長期間楽しめるようなので良かったです。

春はお別れの季節でもあります。

春になると桜や色んな花が咲きとても心躍る気候となりましたが、春は、旅立ちの季節でもあります。

 

 

西紀デイサービスセンターの職員、1人が異動になりました。いつもであれば、西紀らしく盛大に寸劇などもしながら送別会を行うのですが新型コロナウイルス感染防止対策の指針に従い送別会は中止となりました。

 

 

しかしながら、新たな活躍の場へ旅立つ職員に今までのお礼とこれから先の激励を込めて何かできないのかと相談し音楽療法が終わった後の15時40分からの数分を使って送別の会を開催しました。

 

 

本人には内緒で、準備が進んでいましたが、打ち合わせを始めたのは前日で、ほとんどの事が当日に準備されました。当日、協力し合って間に合わせられるのが西紀にチームワークだと思います。

 

異動する職員、Mさんが以前、考案された余興の中で、職員から1番人気の一人二役、男女デュオ「留美子と留美男」で「銀座の恋の物語」を歌い、ご利用者に挨拶していただくことになりました。

 

それでは、その様子をご紹介します。音楽療法が終わった瞬間、音楽療法士に「重大発表」の大きな垂れ幕を下げていただきました。

そして職員から、説明があり突然、着替えさせられた留美子と留美男が登場しました!むちゃぶりにも関わらず全力で「銀座の恋の物語」を歌いながら踊るMさん。

 

 

ご利用者への挨拶では今までのお礼を述べられた後に「若くて可愛い女性が私の代わりに来ますので可愛がってあげてください。」とMさんらしい挨拶でした。

そして、Mさんの大好きな方をゲストに呼んでいたのですが、音楽療法士が「贈る言葉」の演奏を始めるとゲストが登場しました!

坂本金八先生です!坂本金八先生役の足立理学療法士にこの役を頼んだのはわずか15分前の出来事でしたが快く引き受けて下さいました。

 

坂本金八先生に最敬礼をする礼儀正しいMさん。最後の出勤の日まで全力投球でした。

大好きな坂本金八先生と記念撮影をしあっという間に会は終了しました。

 

Mさんは「このままずっと変わらない西紀でいてください、こちらの様子は、ブログや広報でこれからも見させていただきます。くれぐれも、新しい職員さんの事をよろしくお願いします。」と挨拶してくださいました。

お花見弁当と花見散歩

新しい年度に、なりました。西紀デイサービスセンターの良いところを1位から10位ぐらいまで順位をつけるとすれば

 

 

おそらく上位に入るぐらいの良いところがあります。それは、この季節の良さを存分に部屋の中から満喫できることなのですが

 

 

そんな西紀の良いところが発揮される季節がやってきました。それは、食堂から宮田川の川沿いに植えてある桜、ソメイヨシノが眺められることです。

 

 

そんな恵まれた環境の西紀デイサービスセンターでは屋外に移動しなくても、花見をしながらお花見弁当を召し上がっていただきことが出来ます。

 

今年は早くに桜が咲いてしまったので桜の花が、散ってしまわないか心配した職員がもしも散ってしまっても雰囲気が楽しめるように折り紙で作った桜を貼りました。

 

 

お花見弁当も毎日、メニューを変えて楽しんでいただけるようになっており、ご利用者の家族さんからも喜んでいただきました。そんな、お弁当の中身ですが、お弁当のふたを開けたら思わずにっこり笑顔がこぼれます。

 

また、お弁当のふたの上には、ご利用者がにっこり笑っていただけるようなメッセージカードを置かせていただきました。

 

 

もちろん、お弁当であってもご利用者の食事形態に合わせてお作りしています。左が常食、右が刻み食です。

お弁当についているメッセージカードをお食事が終わってから職員に「カバンに入れといて」などとおっしゃられ持って帰って下さるご利用者もありました。

 

そして、この恵まれた環境を逃してはならないので、お天気のいい日にはお花見散歩にも出かけました。出かけたといっても、駐車場にも桜の花が咲いております。

そこから、少し歩くと…

桜並木が見える川沿いに到着します。初めて川沿いまで歩かれたご利用者はあまりに近くて驚かれておりました。

目的は花見でしたが、川の流れが気になったり‥思い出話をされる方もあり大変盛り上がったようです。

 

外に出て、桜並木などの景色を見たり、風の香り、川の流れる音や、歩く感触を感じいただけました。今週末には桜も完全に散ってしまいそうですが今年は桜の花を満喫できたのではないでしょうか。