初めに西紀デイサービスセンターのいつもの朝をご紹介すると
ご利用者は到着されると食堂とデイルームに分かれて過ごされます。手洗いを済まされ、アルコールで手指消毒を済まされると、お茶を飲んでいただき、ホッと一息ついてもらってから血圧を測定して健康チェックをさせていただいております。
朝の職員の動きはというと、送迎が終了すると、特殊浴と介助浴に担当の職員が配置し、湯の温度や室内の温度などを確認します。誘導の職員が健康チェックでご利用者の健康状態に問題がなかったかを看護師に確認してから、ご利用者にお声をかけて入浴が開始になります。
その時間になると日々の流れが、いつも通りスムーズに進んでいき、職員一同、忙しいながらもほっとした空気が流れます。その時間が10時過ぎでしょうか、
この日は、デイルーム担当の介護職員は、来月の行事の準備をご利用者に手伝っていただきながら進めておりました。この時間は、午前中の個別レクリエーションをするのにとても良いタイミングなのです。
そんな時間に、食堂から、エレクトーンの音が聞こえてきました。「あれ?ハラミちゃんでも来ているのかな?」と食堂へ行ってみると
食堂の担当者の介護職員の元古さんがエレクトーンで伴奏をし、ご利用者が一緒に唄っていらっしゃいました。元古さんによると、その日に食堂で過ごしていただくご利用者に歌が好きな方が多いので歌の時間にしょうと考えたとのことでした。
歌の歌詞をアクリルパネルに貼り付けて、皆さんが唄い易いように工夫していました。曲目をご利用者にお知らせして歌っている姿が印象的でした。
「朝から歌が唄えて、幸せ~」と喜ばれておりました。
まだまだ、新型コロナウイルス感染拡大防止に努めながらのレクリエーションですが、換気をし、職員、ご利用者に共にマスクを着用し、距離を保ちながらの生演奏でした。