🎋 七夕祭り 🎋

 

 

今年もふくろくの郷では、七夕祭りを開催致しました。

事前に飾り作りも、入居者さんと一緒におこないました!

 

皆さんそれぞれ、願い事を短冊に書いていただきました (*^^)v

 

短冊に記入後は、笹に飾り付けです!

 

ご自身やご家族さんの健康を祈願される方やコロナの終息を願われる方など、いろいろな願い事がありました!

 

皆さんの願い事が叶いますように ~ (*^▽^*)

 

 

こんにちはあかちゃん

西紀デイサービスセンターお馴染みの、足立理学療法士が、7月にお子さんがお生まれになりました。おめでとうございます。

 

 

ご利用者にも、職員にも、とっても優しい足立理学療法士ですので、とっても優しいお父さんになられることでしょう。

 

 

そこで、心優しい、ご利用者のひとりがみんなでお祝いをしましょう!と言ってくださったので音楽療法の時間の前に少しだけお祝いしました。

 

音楽療法士に「こんにちはあかちゃん」を演奏していただき、職員が風船で作った赤ちゃんの人形を抱いて登場すると足立理学療法士に抱っこしていただきました。

 

 

「体に沿わせて抱っこするのが正しいんですよね」とイクメンパパぶりを思わせるとても慣れた感じでした。

 

 

ご利用者に順番に抱っこしていただきましたが、足立理学療法士は、かわいい息子を落とされないかと、ハラハラと見守ってました。

赤ちゃんに見立てたお人形にご利用者は、満面の笑みでした。「落としそうで怖いわ~」とおっしゃられながらも「私も抱っこさせて」と数人の方が抱っこしてくださいました。

「可愛いなぁ~うちのひ孫みたいで癒されるわ~」

「よく寝て、良い子になりなさいよ~子守唄を唄ってあげたいくらい」

 

本当の赤ちゃんさながらに可愛がられる皆さんの優しさに、なんだかほっこりしました。

 

コロナの影響で本当の赤ちゃんをお連れすることは出来ませんが「人形さんでも十分嬉しくなるわ~」とのことでした。

やはり皆さん、抱っこがとってもお上手でした。ふとした思い付きで作った赤ちゃんの人形でしたが、抱っこしていただくと皆さんの表情がとっても良かったので調べてみると

 

このように人形の赤ちゃんを抱っこしていただくことをドールセラピー、人形療法と言い、子育て時代の記憶を想起させ、疑似的に再体験さ せることで精神的な安定につながるとされていました。

 

また、最初はかわいい人形なので触ってみたいという感情で抱っこされるのですが、直接人形に触れて世話をするという事が身体接触となり、相手が人形であっても非言語的な コミュニケーションとなり、人形を抱き世話をすることで役割意識が刺激され穏やかな気持ちになるようです。

ご利用者の人形を抱っこされた時の笑顔や何とも言えない表情が忘れられなくて、早速、巨大すごろくの中で赤ちゃんを抱っこするというカードを作ってみました。

 

男性のご利用者もお人形の赤ちゃんをとびきり、かわいがってくださいました。それを見ていた周りの皆さんも笑顔になられました。

そして、良いアイデアだと思うとすぐに実践してみるフットワークの軽さが西紀デイサービスセンターの良いところなんではないでしょうか。

夏といえば

西紀デイサービスセンターでは七夕行事や夏の制作など夏の雰囲気がいっぱいです。

 

七夕行事では流れ星ゲームという玉入れをしました。大谷翔平を超えそうな剛速球が飛び交い、男性陣のパワーが凄かったです。

 

そして、夏の風物詩といえば、花火です。紙コップを切り開き好きな色を塗っていただいて花火の制作に取り組んでいただいています。

こちらが一生懸命、塗っていただいた花火です。

黒い画用紙に貼り付けるととっても綺麗です。

 

「今年はデカンショ祭りの花火も無いかもやから、これで満足するわ~」と皆さん眺めていらっしゃいます。

 

次に夏の花といえば「ひまわり」です。ひまわりの花はビタミンカラーで見ると元気になるのでひまわりのコサージュを作りました。

 

 

 

 

①花びら、葉っぱ、真ん中の種の部分をフエルトで形を作り切ります

②真ん中の種の部分を毛糸でメリアス編みで編み、貼り付けます。

西紀デイサービスセンター、最高齢の103歳の方も挑戦され、「昔は編み物好きでよく編んだけどなぁ~」とおっしゃられ職員が「昔されてたから上手に編めますね~」と感心しておりました。

手芸は、昔されたことのある作業を取り入れると、皆さん、自然に手先が動いているご様子です。編む行為が難しいとおっしゃられる方はシンプルなデザインのコサージュにしていただきました。

たまたま、ご利用者とテレビを見ているとオリンピック選手の授賞式の花束もひまわりでした、「オリンピック選手と一緒やなぁ~」「私らぁも金メダルもろたみたいで嬉しいわ」と喜んでいただきました。

 

 

壁面に飾るととっても可愛らしかったです。

最後に、もう一つの夏の花「朝顔」も和紙で色を染めて作りました。お上品なタペストリーが完成しました。

 

 

七夕まつり

今年も七夕がやって参りました。七夕といえば短冊に願い事ですね。七夕の前日になり、慌てて折り紙で竹を作っていると、見かねたご利用者が手伝ってくださりあっという間に形になりました。

 

願い事を書く短冊も職員が慌て準備していると「私らぁがやってあげるから、貸して~」と頼もしいいお言葉。あっという間に完成。

 

 

早速、それぞれに願い事を書いていただきました。家族の健康を願われる方が多い中…「ケーキが食べたいな」という可愛らしい願い事から「コロナウイルスが早く終結しますように」と時代背景を物語る願い事がありました。

 

 

皆さんの願い事が叶いますように…

 

 

壁面を見ていると願い事だけでは寂しいかなと織姫と彦星をそれぞれ作っていただきました。

 

皆さん、お顔を書いて胴体が完成すると「可愛らしいなぁ~」と喜んでいらっしゃいました。

完成すると達成感もひとしおです。ご自分の名前を書いていただくように「お名前を書いておいて下さいね」と声をかけると

奥様とご自身の名前を織姫と彦星の後ろに書かれている方がありとっても、微笑ましかったです。

他にも、娘さんの名前を書かれた方もあり、娘さんへの愛情を感じました。

 

たくさんの方に作っていただいたので、最初は寂しかった七夕飾りが豪華になりました。

認知症マフをご存知でしょうか

「マフ」はもともと、両手を入れる筒状の防寒具です。そのマフを手触りの良い毛糸やフェルトで作り、外側と内側にはアップリケやリボン、ボタンなどが付けられたものが認知症マフです。

 

 

なぜ、防寒具用マフを認知症の人に使用するようになったかというと認知症になると手元が落ち着かず不安になる人が多いといい、マフに手を入れてアップリケなどに触れることで気持ちが落ち着く効果があるとされるからだそうです。

 

 

昨年、2月に丹波篠山市主催の「認知症マフの講習会」があったそうですが、残念ながら西紀デイサービスセンターの職員は講習会に参加することはできなかったのですが、この講習会の参加者が作られた認知症マフをご好意で譲っていただきました。

 

 

実際どんなものかというと、今回、譲っていただいたものは、外側が赤いものとグリーンのものとの2種類で色合いのはっきりした布でできています。

一つ目の赤い外側のものは、外側が見た目も可愛らしく、ぬいぐるみのような素材のウサギや、和小物のような上品なサルぼぼ、リボン、ハート形のファーなどが付いています。

筒状の中側はフリース素材で手触りがよいように工夫されており、低反発の素材のものが縫い付けてあります。

 

 

二つ目の外側が緑色のほうはシンプルで外側には何も縫い付けて無くて中側に毛糸のボンボンが縫い付けてありました。

 

 

ご利用者が不安になり、落ち着かない表情をされているときに手渡してみると・・・・最初は、不思議そうに触っていらしても、

外側のウサギを「可愛いね」と触ったり、だんだんと表情が柔らかくなっていかれます「暖かいから手を入れてみてください」とお声掛けをするとだんだん、中側に手を入れたりしながら

 

「これ何やろ?」と低反発素材のものを触ったりとしてくださいます。

 

二つとも手に持ち、片方をたたみ、「これここに入れとこ~」と、もう片方に入れたり出したりと、まるで作業のようにその工程を繰り返す方もいらっしゃいます。

 

 

 

まだ、認知症マフを使用していただいてから1か月程度です。これから、多くの方に使っていただいてどんな反応をされるか、その結果を報告できたらと考えています。

空いた時間を使って

これまで、手芸のことを多く取り上げてきましたが手芸以外にも楽しんでいただいていることがあります。

 

 

手芸や折り紙などをしていただくことが多く、手芸をされない方は脳のトレーニングの「数独」や「言葉ならべ」をお勧めし、挑戦していただいていますが、同じ事ばかりだとだんだんマンネリ化してくることもあります。

 

そこで何かなかったかな?と館内を探してみると以前に挑戦していただいていた木のパズルがみつかりました。この木のパズル、以前は1人しか完成できる方がなくしまい込んでいたのですが、

 

時を経て挑戦してみるとなんと少しのヒントで皆さんどんどん完成されていくのです。

以前は男性が好まれていて女性には敬遠されていたのですが、現在のご利用者は女性のほうがどんどん挑戦されます。

 

早い方ですと、ヒント無しで、なんと17秒で完成されました。

サクサクっと3パターン完成されました。

素晴らしいですね。職員合わせても誰よりも早くされました。

 

 

次にご紹介するのがムービンゲームと言ってオレンジ色と青色のボールをゆすったり振動を与えることにより左右に分けるゲームです。脳を活性化するそうです。

この、ゲームも以前に挑戦していただいていたものですが、その当時の職員もご利用者もゲームをクリアーしたものはいなかったのですが

 

このたび、近成副所長がこのゲームがとても得意な事が判明しました。ご利用者の前で5分程度でゲームクリアされて、ご利用者から拍手をいただきました。

 

 

午前中いっぱい頑張って、あと1つになってからなかなか進まなかったご利用者がその様子をご覧になり、とても悔しがられました。

 

そんな翌日その話をすると「じゃぁ、私がやってみるわ。できるか知らんで」と頼もしいお言葉。職員に負けじと頑張られました。結果、10時ぐらいに「職員さ~ん」とお呼びいただいたので見ると

 

ゲームクリアされておりました。所要時間は1時間だったそうです。数年前には、少し挑戦してすぐに止めてしまわれていましたが今回、見事、リベンジされました。

 

おめでとうございます。

新しいことを試みながらも以前に使用していたゲームに再度挑戦するのもよいなと感じました。以前はゲームクリアできなかった方が数年経ってクリアできるようになっているのも新しい発見でした。

 

 

素敵な作品 #1

 

久しぶりの投稿となってしまいました…💦

 

5月の事なのですが、

利用者様の素敵な作品がありましたので、紹介させてもらいたいと思います!

 

塗り絵で、俳句や短歌を書くことが出来るものがあり、

俳句が趣味の利用者様がご自分で塗って、俳句を作って下さりました!

 

つばくろが 私の家に 巣をかけた

 

窓ごしの 狭庭に一輪 牡丹かな

 

新茶つむ 赤いたすきの 乙女達

 

 

塗り絵の絵に合わせて、書いて下さりました♪

 

また、素敵な作品をご紹介したいと思います~っ❕

 

リハビリ頑張っていらっしゃいます。

西紀デイサービスのリハビリを、ご紹介します。今回は個別のリハビリをご紹介し、頑張られている姿とご本人の目標なども尋ねていきました。

 

昼食後、階段の下にいらしたのを理学療法士がお見掛けし階段昇降のリハビリをさせていただきました。声をかけると即座に応じてくださったので待っていてくださったご様子でした。

杖使用で屋内の移動が安全に行えるようにとの目標を持たれています。階段歩行は危険も伴いますのでご家族と一緒にされるのも難しいと思います。

理学療法士と一緒に訓練ができて良かったと思います。また、館内に階段があるので訓練するときに便利です。

 

馬蹄式の歩行器を使用して歩行訓練をされています。男性のご利用者は立ち上がられると背が高く周りのスタッフがびっくりして声をかけることが多いです。

お声をかけるとニコニコとされており笑顔がとっても素敵でした。ご家族に歩行されている姿をお見せできない事がとても残念です。

当初の目標はトイレの乗り移りが安全に行えて排泄動作がスムーズに行える事でした。今ではこんなに元気に歩行され、距離も伸びています。

 

こちらの方は手の筋肉のストレッチをされています。以前、ご主人に料理が作ってあげたいとおっしゃられ理学療法士と作業しやすいように訓練をされていたこともあります。

こちらの方は家でも自主トレーニングをされている熱心な方です。1か月前よりこのようなバランス訓練をされて姿勢が良くなったと喜んでいらっしゃいます。

 

 

 

利用当初、歩行器歩行であった方も杖歩行になりついに、独歩になられました。

皆さんが頑張っていらっしゃる姿を見ると職員ももっと頑張らないとと元気をいただいております。

 

 

🌺 母の日 🌺

 

 

 

今年もふくろくの郷では、母の日のイベントとして~

 

 

1Fは、手作りのカーネーションのプレゼント

そして、ベビーオイルを使用したハンドマッサージを実施し日頃の感謝の気持ちをお伝えしました  (*^^)v

 

 

 

2Fは、フェイスクレンジングを実施

電気シェーバーでムダ毛を処理し保湿クリームでのクレンジング!

皆さん、お肌がツルツルになられ喜ばれておられました   !^^)!

 

 

ギャラリー西紀

梅雨空に負けないようにご利用者と一緒にいろいろな手芸に挑戦しています。前回のブログでは、「鯉のぼり」タペストリーの制作をご紹介しましたが、他にもいろんな作品に挑戦しましたのでご紹介します。

 

 

まず、難易度★★★☆の四季の花のちぎり絵の制作をご紹介します。男性のご利用者も黙々と菖蒲のちぎり絵に挑戦してくださいました。

 

 

 

 

カレンダーのちぎり絵を見本に男らしい作品が出来上がりました。完成と同時「空はれて、しょうぶの花の花ざかり」と俳句も浮かんだとのことでした。

女性のご利用者は、おしゃべりもしながら女性らしい可愛らしい作品を仕上げられました。タイトルのギャラリー西紀ですが、ご利用者のお一人が「素晴らしい作品ばかりやから、展示会を開いてください」とおっしゃられたので

 

今流行りのリモートでギャラリー西紀の作品をご覧いただいたらと思います。「菖蒲」

 

「蛍」こちらも男性ご利用者の作品です。

 

 

 

ここからは、女性ご利用者の作品です。「コスモス」

 

「マーガレット」

「ひまわり」

「すみれ」

玄関が華やかになりました。

次にアロマストーンです。こちらは、色付けした石膏を型に流し入れドライフラワーの花を飾ったものです。最後にアロマオイルをテクっと垂らして完成です。

 

 

 

アロマセラピストさんによると元気が出る香りは「ローズマリー」だそうですが、覚醒する作用もあると言われているため、ゆったりしたい人には不向きなようで「オレンジ」や「レモングラス」などの心が落ち着く香りが、高齢者むきとのことでした。

イニシャルや名前を入れられるかたもありました。ローマ字やイニシャルはご利用者に馴染みにないものかと思っていましたが、「自分のイニシャルぐらいわかるわ~」とみなさんバッチリでした。

 

最後に手芸の王道、折り紙です。5月はチューリップに挑戦しました。じめじめした天気が始まりましたが皆さん夢中で作品作りをされていました。

次に朝顔の壁飾りです。これからは、どんどん夏の手芸を楽しんでいきたいです。

毎回思うのですが、制作は作られる方はもちろん、作品をご覧になられる方も楽しめます。作っておられる方の手元を見て、作り方を確認されたり感想を述べられて会話も弾みます。見ているうちに自分も作ってみたいなぁ~と思われたり

 

自信がない方も、職員がお手伝いしているうちに自力で完成されるようになります。また、お手伝いさせていただくと職員とご利用者間や、ご利用者同士で世間話や普段の生活の話をされて、距離が縮まっていくように感じます。

 

作業が進み完成に近づいていくと達成感や安堵の気持ちから冗談を言って笑いあったり気持ちが明るくなるようにも感じています。

 

これからも「私も作らして~」と気軽に声をかけていただけたら嬉しいです。