グループホーム井沢の郷は、令和3年2月1日に三田市にオープンしました。
井沢の郷でのご入居者の日々の様子、行事の様子など様々なことを
発信していきたいと思い、ブログを開始することにしました。
只今、絶賛勉強中です。
9月は、プレオープンですので、ひっそりと開始し、
10月の本格的オープンに備えたいと思います。
不慣れな点が多々あるかと思いますが、ぜひお付き合いください。
初投稿で、かなり緊張しておりますが、よろしくお願いいたします。
令和3年9月18日 所長 関 知佐子
グループホーム井沢の郷は、令和3年2月1日に三田市にオープンしました。
井沢の郷でのご入居者の日々の様子、行事の様子など様々なことを
発信していきたいと思い、ブログを開始することにしました。
只今、絶賛勉強中です。
9月は、プレオープンですので、ひっそりと開始し、
10月の本格的オープンに備えたいと思います。
不慣れな点が多々あるかと思いますが、ぜひお付き合いください。
初投稿で、かなり緊張しておりますが、よろしくお願いいたします。
令和3年9月18日 所長 関 知佐子
デイサービスセンターは、以前からご利用されているご利用者の中へ、新しいご利用者が参加され雰囲気に馴染まれた頃に、次の新たなご利用者が参加される事の繰り返しではないかと思います。
簡単に言ってしまうとそれまでですが、やはり慣れられるまでには1カ月~3カ月ぐらいかかられるように感じます。私たち、職員も新たなグループに入る際には慣れるまでは緊張したり、普段より疲れてしまうのでそれと同じではないだろうかと思います。
女性の方が初めて来られた際に緊張されている場合などは和んでいただくために手芸などにお誘いすると(手芸が好きと情報をいただいている場合)少し和まれるように感じます。
西紀デイサービスセンターの職員は新たにいらした方に各自、自己紹介をして話しかけていく職員ばかりで、名前を憶えていただいたりしてコミュニケーションを図るようにしています。
また、話だけをしていたら質問攻めのようになってしまうので話をしながら手芸をしているほうが会話も盛り上がるように感じます。話していくうちに職員をご自身のお孫さんや娘さんと重ね合わせてお話をされ、「娘は大阪にいます。」「ひ孫が大学生で」などとお話ししてくださいます。
ついつい世代が違うよりも同世代の方が会話しやすいのかと思いがちですが、違う世代であっても家族や親せきの方と重ね合わせてお話をしてくださる方がほとんどです。そうやって職員はコミュニケーションを図る努力をしているのですが
最近、利用を開始された男性でとってもコミュニケーションを図るのが上手な方がいらっしゃいます。「皆さんと交流しに来ました。囲碁も将棋もなんでもコミニュケーション!楽しみましょう」とおっしゃられ積極的にいろんな方にお声をかけてくださっています。
囲碁や将棋以外にも似顔絵をお描きになるのがお上手でご利用者の似顔絵を描いてくださりプレゼントしてくださいました。
描いてもらわれた方がお喜びになり「描いてもらったよ~」とおっしゃられると「私の顔も描いてくれてん?こんな顔でいいの?」と謙遜、遠慮されながらも
順番待ちの列まで現れて大人気になりました。自分の顔を描いてもらっている時のみなさんのすまし顔がとっても可愛らしかったです。
あまりにお上手なので「あの方は絵描きさんですか?」とおっしゃられる方もあるほどでした。
どの型の似顔絵も特徴を上手くとられておりほっこりするような暖かい絵でした。
「恥ずかしいけど似てるわ~」とおっしゃられていました。
他のデイサービスセンターでも、男性のご利用者より女性のご利用者のほうが多いように聞いており、西紀デイサービスセンターでも同様に男女の比率としては女性のご利用者が多いです。
ただ、ここ数年間を考えてみると、数年前には男性のご利用者がいらっしゃらない曜日があったり、いらっしゃるとしても1~2名程度でした。現在は、曜日によっては女性17人、男性14人のように、ほぼ同様の比率の日があります。(この人数が固定ではなくたまたま、お休みのご利用者などがありそうなった人数です)
そんな、男性がたくさんいらっしゃる日のご様子をご紹介したいと思います。男性のご利用者は新聞をご覧になったり、テレビをご覧になったり、数独を解かれたり静かに過ごされているイメージがあるかもしれません…しかしながら西紀デイサービスセンターでは職員の声が、かき消されるほど男性のご利用者の話が弾んでいる曜日があります。
現在、男性ご利用者の間で囲碁と将棋のブームが巻き起こっております。きっかけは、新しく来られたご利用者と以前からご利用されているご利用者が世間話をされていて「しゃべっとらんと、囲碁でもしよか!」「囲碁は、どこにある?」と急に盛り上がられたのがきっかけです。
ご自身で、探しに行かれる勢いなので、慌てて職員がホールに囲碁の準備をしました。すると以前からのご利用者も「囲碁ならやりたい」とおっしゃられホールで囲碁大会が開催されました。
最近では「将棋もやってみようか?」「何でもチャレンジや!」「勝ち負けやないやることが大事なんや」と盛り上がっていらっしゃいます。
囲碁に将棋は「忘れてしもたから、出来へん」と言いながら勝負を観戦する派の方もいらっしゃいます。もうしばらく観戦を続けていらしたら挑戦してくださるのかなと職員が見守りをしています。
また、囲碁の相手がご利用者でいらっしゃらない時には介護事業部から応援に来てくれた、後介護職員に声をかけて誘ってくださいました。
では、無口でシャイなご利用者はいらっしゃらないのかな?静かに過ごされたい方は?と心配される声もありそうですがそんな方はデイルームで穏やかに過ごされていてます。
西紀デイサービスセンターはフロアーが広いのでデイルームは比較的静かに過ごされている方が多く、手芸をされる時や囲碁・将棋をされる時はホールで過ごされています。ご様子に合わせて職員がデイルーム・食堂・ホールを使い分けています。
オリンピックに感動する毎日でした!!
今は、パラリンピックですね。頑張れ!ニッポン!!
熱く燃え頑張っていた高校球児に負けじと、
さくらんぼでも、新しい体操を頑張っています!!(笑)
今までの平行棒での体操の終了後、
段差を上り下りする体操が加わりました!
さくらんぼの”体操のお姉さん”こと
リハビリの岡本OTがご利用者の自宅訪問へ行った際に、
段差を乗り越えて生活をしなければいけない家庭が多くあることに気づき、
段差の体操が始まりました!
住み慣れたご自宅で暮らして頂けるよう、
さくらんぼ職員一同サポートしていきたいと思っています!!
何か、ご自宅での不安等もご相談下さい🍒
西紀デイサービスセンターでは立ち上げ当初より「針仕事」について、2つの意見があり、家でされているご利用者や希望されているご利用者については、していただきたいと言う思いの職員もあれば、針は危険なので止めたほうがいいのでは?という職員もありました。
どちらの意見も、ご利用者を思っての意見だと思います。職員が危ないと心配しているにもかかわらず、ご利用者から手芸をしてる時などに「ボンドより縫うた方が早いわ~縫うほうがしっかりするで」などとアドバイスを受けることもあります。
また、「家ではボタン付けぐらいしょるで~などと針仕事ぐらい出来るよ」との声も聞きます。
以前はレクリエーションの時間に、ご利用者全員を職員全員で見守りをしながら手芸を行い出来ないところは職員が手伝うかたちで対応していました。個々に合わせた手芸ではありませんでした。
今はと言えば見守りの職員さえいれば手芸の時間は①午前中の入浴の合間②昼食後の休憩の時間③夕方の帰るまでの時間などの3つの時間を使って手芸をしていただくことが可能となりました。
以前よりも個性を重視することとなったので、いろんな手芸を職員が考案し希望の方には挑戦していただくことが可能です。そんなわけで徐々に皆さんと簡単な針仕事をしていたのですが
針仕事をしているうちに、今現在、針仕事が好きなご利用者が沢山おられることが分かりました。皆さんとってもお上手で教えていただくこともしばしばです。8月はパッチワークに挑戦していただきました。
針は危ないのでその点については少人数の1~3名程度で行い、場所もデイルームでは行わず、フロアーの広い場所に大きな机を使用し、職員が見守りながら危険なことなく針仕事に挑戦していただけるように工夫しています。また、針の管理ができる方をお誘いしています。(自分で針山に返せる方)
今回のパッチワークは少し難しいかなと思いながらおすすめしてみたところ「これぐらいの短い並縫いたいしたことないわ~」「和裁かってしょったんやで~」と皆様、とってもお上手でした。
最初はタペストリーに仕上げてみたのですが
「手元で使うものにしたい」とリクエストがあり巾着に貼り付けてみました。
とっても素敵な作品が完成しました。「帰って嫁さんに見せるわ~」とご利用者にも喜んでいただきました。
詳細はこちらをご覧ください。
今年もふくろくの郷では、七夕祭りを開催致しました。
事前に飾り作りも、入居者さんと一緒におこないました!
皆さんそれぞれ、願い事を短冊に書いていただきました (*^^)v
短冊に記入後は、笹に飾り付けです!
ご自身やご家族さんの健康を祈願される方やコロナの終息を願われる方など、いろいろな願い事がありました!
皆さんの願い事が叶いますように ~ (*^▽^*)
西紀デイサービスセンターお馴染みの、足立理学療法士が、7月にお子さんがお生まれになりました。おめでとうございます。
ご利用者にも、職員にも、とっても優しい足立理学療法士ですので、とっても優しいお父さんになられることでしょう。
そこで、心優しい、ご利用者のひとりがみんなでお祝いをしましょう!と言ってくださったので音楽療法の時間の前に少しだけお祝いしました。
音楽療法士に「こんにちはあかちゃん」を演奏していただき、職員が風船で作った赤ちゃんの人形を抱いて登場すると足立理学療法士に抱っこしていただきました。
「体に沿わせて抱っこするのが正しいんですよね」とイクメンパパぶりを思わせるとても慣れた感じでした。
ご利用者に順番に抱っこしていただきましたが、足立理学療法士は、かわいい息子を落とされないかと、ハラハラと見守ってました。
赤ちゃんに見立てたお人形にご利用者は、満面の笑みでした。「落としそうで怖いわ~」とおっしゃられながらも「私も抱っこさせて」と数人の方が抱っこしてくださいました。
「可愛いなぁ~うちのひ孫みたいで癒されるわ~」
「よく寝て、良い子になりなさいよ~子守唄を唄ってあげたいくらい」
本当の赤ちゃんさながらに可愛がられる皆さんの優しさに、なんだかほっこりしました。
コロナの影響で本当の赤ちゃんをお連れすることは出来ませんが「人形さんでも十分嬉しくなるわ~」とのことでした。
やはり皆さん、抱っこがとってもお上手でした。ふとした思い付きで作った赤ちゃんの人形でしたが、抱っこしていただくと皆さんの表情がとっても良かったので調べてみると
このように人形の赤ちゃんを抱っこしていただくことをドールセラピー、人形療法と言い、子育て時代の記憶を想起させ、疑似的に再体験さ せることで精神的な安定につながるとされていました。
また、最初はかわいい人形なので触ってみたいという感情で抱っこされるのですが、直接人形に触れて世話をするという事が身体接触となり、相手が人形であっても非言語的な コミュニケーションとなり、人形を抱き世話をすることで役割意識が刺激され穏やかな気持ちになるようです。
ご利用者の人形を抱っこされた時の笑顔や何とも言えない表情が忘れられなくて、早速、巨大すごろくの中で赤ちゃんを抱っこするというカードを作ってみました。
男性のご利用者もお人形の赤ちゃんをとびきり、かわいがってくださいました。それを見ていた周りの皆さんも笑顔になられました。
そして、良いアイデアだと思うとすぐに実践してみるフットワークの軽さが西紀デイサービスセンターの良いところなんではないでしょうか。
西紀デイサービスセンターでは七夕行事や夏の制作など夏の雰囲気がいっぱいです。
七夕行事では流れ星ゲームという玉入れをしました。大谷翔平を超えそうな剛速球が飛び交い、男性陣のパワーが凄かったです。
そして、夏の風物詩といえば、花火です。紙コップを切り開き好きな色を塗っていただいて花火の制作に取り組んでいただいています。
こちらが一生懸命、塗っていただいた花火です。
黒い画用紙に貼り付けるととっても綺麗です。
「今年はデカンショ祭りの花火も無いかもやから、これで満足するわ~」と皆さん眺めていらっしゃいます。
次に夏の花といえば「ひまわり」です。ひまわりの花はビタミンカラーで見ると元気になるのでひまわりのコサージュを作りました。
①花びら、葉っぱ、真ん中の種の部分をフエルトで形を作り切ります
②真ん中の種の部分を毛糸でメリアス編みで編み、貼り付けます。
西紀デイサービスセンター、最高齢の103歳の方も挑戦され、「昔は編み物好きでよく編んだけどなぁ~」とおっしゃられ職員が「昔されてたから上手に編めますね~」と感心しておりました。
手芸は、昔されたことのある作業を取り入れると、皆さん、自然に手先が動いているご様子です。編む行為が難しいとおっしゃられる方はシンプルなデザインのコサージュにしていただきました。
たまたま、ご利用者とテレビを見ているとオリンピック選手の授賞式の花束もひまわりでした、「オリンピック選手と一緒やなぁ~」「私らぁも金メダルもろたみたいで嬉しいわ」と喜んでいただきました。
壁面に飾るととっても可愛らしかったです。
最後に、もう一つの夏の花「朝顔」も和紙で色を染めて作りました。お上品なタペストリーが完成しました。
今年も七夕がやって参りました。七夕といえば短冊に願い事ですね。七夕の前日になり、慌てて折り紙で竹を作っていると、見かねたご利用者が手伝ってくださりあっという間に形になりました。
願い事を書く短冊も職員が慌て準備していると「私らぁがやってあげるから、貸して~」と頼もしいいお言葉。あっという間に完成。
早速、それぞれに願い事を書いていただきました。家族の健康を願われる方が多い中…「ケーキが食べたいな」という可愛らしい願い事から「コロナウイルスが早く終結しますように」と時代背景を物語る願い事がありました。
皆さんの願い事が叶いますように…
壁面を見ていると願い事だけでは寂しいかなと織姫と彦星をそれぞれ作っていただきました。
皆さん、お顔を書いて胴体が完成すると「可愛らしいなぁ~」と喜んでいらっしゃいました。
完成すると達成感もひとしおです。ご自分の名前を書いていただくように「お名前を書いておいて下さいね」と声をかけると
奥様とご自身の名前を織姫と彦星の後ろに書かれている方がありとっても、微笑ましかったです。
他にも、娘さんの名前を書かれた方もあり、娘さんへの愛情を感じました。
たくさんの方に作っていただいたので、最初は寂しかった七夕飾りが豪華になりました。