文化祭やります

西紀デイサービスセンターの行事は定番になっているものとそうでないものとがあり、今年度で言えば「入学式」は新しい試みでした。

 

今年度は新しい行事もどんどん生まれる予感がします。10月は中野介護福祉士の発案で「文化祭」を初めて行います。

 

中野介護福祉士は「コロナ禍で出かける機会も少なくなりました。ご利用者は、デイサービスセンター利用中も行事などのお出かけも無くなり、市民センターの文化祭などのイベントに出かける機会も無くなりました。制限がかかることが多く、

 

プライベートでも外へ出かけられる機会は減ったのではないかと思います。どうしても、籠りがちになりがちな、ご利用者に色んな作品を見て楽しんで頂きたかった」と思いを話してくれました。

 

そこで、ご利用者に文化祭があることを事前にお知らせし、いつもよりも、作品作りに積極的に参加していただけるように声掛けをしました。こちらの、コスモスのフレームも、たった1日で完成しました。

 

現在、編み物と

 

可愛らしいトンボが制作中です。

普段挑戦されているお習字や塗り絵も場所を変えて展示することで雰囲気も変わり見え方も違ってくるかもしれません。

 

職員の知り合いの「嵯峨御流」と「小原流」の師範、家元教授にも生け花展をしていただき、生の生け花をご覧いただきたいと考えております。

普段のお食事も、写真集のようにして、皆さんのご覧いただき人気投票のようなものもしていただいてはどうか?職員がアイデアを出している最中です。

 

残念ながら、ご利用者のみのご参加になりますので、ご家族の方にご覧いただくことはできませんが広報やブログなどでご紹介させていただこうと考えています。

 

 

堅実さが光ります

職員紹介6人目は宮本介護職員です。宮本介護職員は、西紀デイサービスセンターの職員の中で一番若く、唯一の20代の職員です。

 

宮本さんにとっては年齢の近い職員がおらず、母親ほどの年齢の職員に混ざり業務をこなすことは大変なこともあるかと思いますが

 

 

宮本さんは、年上の職員たちがプライベートで若いころに経験した、遅くまで飲んでいて二日酔いだったり、夜遅くまで遊んでいて疲れていたなんてことは絶対にない人柄で

 

業務なども、世間一般的に言う、若いゆえの軽はずみな発言や行動などは無く、いつも冷静に落ち着いて業務をこなしています。そして、ご利用者からすれば、孫世代!とってもかわいがっていただいています。

宮本さんは高校卒業から咲楽荘に就職して10年近く働いていますので丹波篠山市の企業案内のパンフレットにも紹介していただいております。若い年代で介護に携わっていることに年上の職員からも尊敬されています。

そして、手先が器用な宮本さんは、ご利用者にお渡しする手作り年賀状のアイデアを出してくれたり

注意・過去の写真はマスクは着用しておりません。

とっても小さなものを器用に作るので職員もご利用者も感心させられています。

そんな宮本さんは、西紀デイサービスセンターに異動して来てから行事などで劇に出て大きな声でセリフを言ったりすることは恥ずかしいとは思うのですが、優しい年上の先輩に見守られながら

精一杯、劇で役柄を演じています。

副所長は宮本さんのことを「ご利用者にとって宮本さんはベテラン職員に言いにくいことも言いやすい存在であり、伝えられたことをベテラン職員にきちんと伝えたり実行してくれるので信頼されていると思う」と言っています。

 

また、若くて記憶力が良いので、「昼食のメニュー」や「昨日、こちらに座られていたのは誰?」などということを覚えてくれていて助かるそうです。

 

西紀デイサービスセンターだからこそ

5人目の職員紹介は宮﨑介護職員です。宮﨑さんのトレードマークは可愛らしいポニーテールです。ご利用者からも「頭のリボン見せてくださいな、可愛いわ~」などとお声を掛けられています。

宮﨑さんは、自身が心配性なところがあると、常々言っております。そのせいか、ご利用者の心配そうな表情や、状況を見ていて困っていらっしゃらないか敏感に察知し分かりやすく優しい声掛けをしているように思います。

 

そして、西紀デイサービスセンターで初めて介護の仕事に就いた宮﨑さんは、職員のことを「ここの皆さんが優しくて好きです。働きやすい環境です。」と職員に言葉にして言ってくれます。職員が仲が良いかどうか、チームワークが取れているかどうかはサービスを受けてくださるご利用者にも伝わると思うので、大事なことだと思います。

 

そしてベテランの職員は、介護の現場では当たり前のように流れている日常のことを「どうしてですか?」と聞いてくれる宮﨑さんに対して「ベテランの職員がなんとなくやっていることも、これで良いのかを考える良い機会を与えてくれている」と思っています。

 

そして、宮﨑さんは介護未経験だった自分の意見も取り入れて「えぇ事、言うなぁ~気がつかへんかったわ。」などと言ってくれる田中副所長や先輩職員の懐の大きさがあればこそだと喜んでくれます。

 

副所長は宮﨑さんのことを大半の職員が慣れっこになっている業務も緊張感を持っていつまでも初心の気持ちを忘れずに慎重にこなしているところが良いところだと感じています。

小さなことからコツコツと

職員紹介4人目は、城崎出身でまるで温泉のようにほんわか優しい元古介護職員を紹介します。

 

元古さんは、ご利用者お一人お一人の好みや、健康状態などを尋ねたり思いをはせたりとされており、時間があれば1対1などでゆったりと話をしその方の好みや必要なことを考えてくれています。

例えば、読書が趣味であったとご利用者がおっしゃれば、読みやすい小説を図書館から借りてきてお渡ししたり

衣服を着脱される時にボタンが掛けづらいとおっしゃられるご利用者があれば、指先を使うゲームで指先の訓練をしていただこうとゲームを手作りしたり

「難しいゲームはかなん」とおっしゃられるご利用者があれば、簡単に短時間で挑戦できるゲームを考案・手作りしています。

マスクを着用するようになり、難聴のご利用者が困っていらっしゃるのではないかと、筆談ホワイトボードを作成したりもしました。「お風呂に入りましょう」「リハビリに行きましょう」などの文字をマグネットで貼り付けました。

筆談は、分かりやすいように簡素な言葉で書いてありますが身振りや表情などでフォローしています。

そんな、気配りの上手な元古介護職員が苦手なことは劇などで役を演じる事のようですが、恥ずかしそうに演じる元古さんのことをご利用者はニコニコと見守って下さるのでほんわかした元古さんもまた劇の中で良い役割のように感じます。

 

写真はコロナウイルス流行前のものですのでマスクは着用しておりません。

そんな、元古さんの職員からの印象は「いつも、一生懸命」「利用者さんへの歩み寄りや心配りには尊敬させられる」「雰囲気が柔らかいので、ご利用者が話しかけたり頼んだりしやすそう」などとの声があがっています。

副所長からも「うちの職員の中で一番の癒し系で、ホッとする存在。」と言われています。

 

石橋を3度叩いて渡る

4人目の職員紹介となりました。4人目の職員はプライベートでも、ご主人のおばあさまが100才、自身の祖父母が90代と家族に高齢者がいらっしゃる梶原介護福祉士です。

 

西紀デイサービスセンターの職員は、現在、年齢層が4つに分かれておりその中間世代で比較的若い世代のにあたる梶原介護福祉士は、職員のまとめ役を自然に担っています。

 

写真は3年以上前のものですのでマスクは着用しておりません。西紀デイサービスセンターの感謝祭では楽しいパフォーマンをしたり

にしきふるさと祭でゾンビの役をした時にも、写真を撮って楽しんだり

新年会でも同世代の職員と息ぴったりのパフォーマンスをしていました。

若いパワーで元気いっぱいに行事などを盛り上げてくれて、写真を見ていると、明るく楽しい梶原さんですが普段は、ゲームの時にさりげなくご利用者をサポートしたり

業務内容なども細かなところまで確認し石橋をたたいて渡る派の慎重派です。縁の下の力元的存在で、副所長からも自分の思い込みで行動しない人だと信頼されています。

 

 

 

あんた、冗談ばっかりゆうて

職員紹介3人目となりました。今日は頼金介護福祉士をご紹介します。レクリエーションの的あてゲームの時などにわざと、的を遠ざけるふりをしては、ご利用者に「アハハッ、あかん、あかん、あんたはホンマにもう~もっと近づけて~」と言われたり

 

ご利用開始間もない緊張されているご利用者の心を解そうとジョークを言ったり、行事の劇では人一倍声も大きく、アドリブで面白いことをやってのけてくれる無くてはならない存在です。写真は、劇中でご利用者を人質に捕らえている写真です。

小学生の娘さんの制服を借りて小学生を演じてみたり

毎年、節分には鬼の役もこなします。

そして、二人羽織でこんなに顔に落書きをされてもこんな素敵な笑顔で写真を撮らせてくれるのは頼金さんだけだと思います。

そんな、頼金さんはご利用者にとって気さくな存在なので、体調の悪い時に相談しやすく、困っている時も気にかけてくれるとの評判です。一番高齢のご利用者が一番頼りにしているとおっしゃられた時には

注意・3年以上前の写真なのでマスクは着用しておりません。

「他にも良い子がいっぱいおるのに何で私が頼りになると言うてくれるんですか?」と腰が低い頼金さんでしたが「頼りにしてまっせ、あんたがおってないと困るんやで~」とやはり信頼は熱かったです。

 

後輩職員や若い職員からも慕われ、みんなが口をそろえて、困っていると風のように現れて、助けてくれてお礼を言おうとしたらさっと去っていく風のような存在と頼りにしています。

 

所長と副所長からも信頼は熱すぎて、時には無茶ぶりをされても、「えーーーーっ!」と言いながらもさらっとこなす頼金介護福祉士なのです。

かまへんかまへん

今日は田中副所長を紹介します。田中副所長は広報の「西紀デイサービスセンターはこんなところ」という記事でいつも紙面に登場しています。

 

 

副所長は出来る限り、ご利用者のご要望にお応えし、一緒に楽しもうという考えです。「家にアコーディオンがあるんや、持ってきたら弾いてくれるか?」ご利用者のひとことから食後の空いた時間に練習を重ね

 

注意・過去の写真は5年以上前のものですのでマスクは着用していません。

新年会で練習の成果を発表しました。他の職員も「ご利用者とセッションが出来るやなんて嬉しいことや」と喜んでいました。

こちらの写真は2016年にご利用者と囲碁をしている写真です。実は西紀デイサービスセンターの介護職員で囲碁が出来る職員は田中副所長だけです。

 

行事では、西紀デイサービスセンター劇場といって、劇をすることも多いのですが、頼金介護福祉士と息ぴったりの演技でやくざから、桃太郎、お釈迦様までの役柄を全力でこなし。

いつも、ご利用者と一緒に行うことを目指している副所長は、去年の運動会でも、ご利用者代表に選手宣誓をしていただき、一緒に行進をしました。

他にもお化け屋敷をプロデュースしたりポスターを書いたり小道具を段ボールで作ったりと多彩な副所長です。

そんな元気いっぱいの田中副所長をどんな風におもっているか職員にインタビューしました。療養棟から異動してきた若い職員からは「副所長は元気いっぱい他の職員を引っ張って行ってくれている」と感じているそうです。

西紀で初めて介護職となり3年目のMさんによると、「副所長は、フットワークも軽く、ご利用者にも職員にも平等で、業務内容で何度も同じことを尋ねて確認しても『何回も聞いて~』と答えてくださいます。」ということです。

 

俗にいう、同じことを3回聞いたら叱られるなんて話を聞くことがありますが、副所長は聞きにくくて業務を間違う事の方がご利用者に迷惑がかかるから、聞いてくれたらいいと常々、言っています。

 

同じことを何度も聞いたらいけない、キチンと覚えないと、みんな思って気を付けているのに忘れたりするんやからそれでいいのだと。これは、西紀の職員だからそんな風にいえる事でもあると思います。

 

これからも、ご利用者に「ここへ来たらいっぱい笑うわ~楽しかった」と言っていただけるように頑張りたいです。

 

継続は力なり

西紀デイサービスセンターには所長、副所長を始め、たくさんの職員が働いています。その中で、今回は、開設当初から働いている職員を紹介します。

 

SNSなどで、介護職のイメージは「職員間でイジメがありそう」「女の職場で怖い」「きつい仕事なうえに人間関係が難しい」なんて言葉を目にすることが多いです。

 

西紀デイサービスセンターの職員のお母さん的存在の中野さんは、入職されたのはお子さんが手を離れてからです。介護福祉士の資格を取得し、若い職員の中でも、みんなに合わせてくれています。

注意:5年ほど前の中野さんですのでマスクは着用していません。

「開設当初は、大変なことも多かったのでは?」尋ねても中野さんは「全然~あんまり覚えてないけど、今と一緒よ」と答えてくれます。

 

少しお姉さんの中野さんは、ご利用者からすると娘世代です。話題も、ご利用者の心をぐっと掴んでいるように感じます。

 

 

そんな中野さんは、一番の若手ですか?と思うほどに元気いっぱいです。むしろ、今のほうが若々しく感じますね。

中野さん「足踏み、50回!」副所長「いっつも10回やのに?」ご利用者も笑いながらいつもより40回多く足踏みしてくださいました。

 

現在、公開中の「浦島太郎」でも、名演技が光っています。紙芝居でも、持ち前の美声が響き渡り

亀の役では、可愛い亀の登場に、ご利用者も喜んで下さいました。

 

 

若い職員に混ざって、5年前より生き生きと仕事されているように感じます。これからも、明るく楽しい中野さんでいてください。

正規雇用労働者の中途採用比率の公表について

 

詳細はこちらをご覧ください。

まだまだ暑い日が続きますが

西紀デイサービスセンターでは、早くも、編み物を始めました。その理由は、ご利用者のリクエストです。「編み物やったら出来る」「昔、子供のセーターやら、チョッキをよー編んだわ」などと、昔から「編み物さしてぇな」と、熱望されていました。

 

 

今回、編み物に挑戦していただくまでには、とても時間がかかっております。その理由は「かぎ針編みやったら出来る」とおっしゃられるご利用者が多く、職員は、棒針編みは出来るがかぎ針編みは未経験、もしくは編み物の経験は無いものばかりでした。

 

 

とはいうものの、手芸をお誘いすると「手芸は苦手や~編み物やったらできるのに~」という、ご利用者が増えてきており、編み物をしていただかないのがもったいなく感じてきました。

 

そこで、職員も重い腰を上げ、かぎ針編みの勉強をし編み物に挑戦していただくことにしました。

 

 

 

職員が作り目が出来るようになったので、ご利用者にお渡しすると、「思い出した!」とどんどん、編んでくださっています。

編み物をされながら、「息子のチョッキを編んだん思い出すわ。」「靴下も編んだことあるで。」「いろいろ、編んだで。」などと会話も弾み、普段お話をされない同士が仲良くお話をされております。

 

 

そして、手芸が苦手とおっしゃられるご利用者に途中まで編んであるものを、お渡しするとどんどん編んでいかれ「覚えてるもんやな思い出したわ」と喜んでいらっしゃいました。

帽子作りに挑戦されている方、花瓶敷にするとおっしゃられる方、完成を楽しみに編み進めていらっしゃいます。職員はご利用者に教えていただいて編み物が出来るようになることと思います。

作品が完成しましたら、ご紹介したいと思います。