自主トレーニングでレベル維持

本日は、西紀デイサービスセンターで一番の努力家ではないかと思われるご利用者の自主トレーニングをご紹介します。

 

O様は、車いすからトイレに安全に乗り降り出来ることや、手すりや支持物を使用して立位が保持できることを目的に

 

立ち上がり~立位保持や在宅でも使用されている車いすを支えてステップバランスを取る自主トレーニングを実地されています。

 

 

ではo様の訓練をご紹介します。入浴後に自主的に訓練に取り組まれています。まず、車いすから立ち上がられ

手すりを持って足上げをされます。

次に車いすを歩行器のように持たれますが、危なくないようにアームクリップを持たれて

足上げをされながら廊下を歩かれます。

 

o様はご利用当初の7年前から継続してこの訓練を続けられています。O様の努力と信念を感じますね。

 

O様の姿を見ていると職員ももっと頑張らねばと思います。

 

音楽療法のパワー

音楽療法が始まると皆さんの笑顔が多くみられます。歌を歌っているうちに心もほぐれていくのかどんどんにこやかに楽しそうにされています。

 

音楽療法士の多田先生もとても工夫をされていて、クイズを出されたりしています。例えば、主人公の名前をホワイトボードに書き

 

「この二人の名前が出てくる歌はなんでしょうか?」とクイズ形式で歌を紹介していました。

①お宮―貫一 答えは「金色夜叉」

②お蔦-主税 答えは「湯島の白梅」

③お染―久松 答えは「お染久松」でした。

さすがは、西紀デイサービスセンターの皆さん全問正解でした。

 

そして、楽器を配ると皆さんとてもリズミカルに音を鳴らしていらっしゃいます。

 

 

 

普段、体中が痛い、腕が上がらないと悩んでいらっしゃる方も思わず楽しく腕を動かしていらっしゃるようです。

 

また男性陣は鈴を鳴らすのは照れくさいかな?と思っていましたが、西紀デイサービスセンターのご利用者はまんざらでもないご様子で

とても真剣に鈴を鳴らし演奏に加わっていらっしゃるご様子でした。

 

音楽療法のラストは毎回、「別れることはつらいけど~仕方が無いんだ君のため~」と星影のワルツを歌って終了です。

 

この曲が始まると、これで音楽療法が終わると皆さん良く分かっていらっしゃるので曲が終わるとスムーズにデイルーム移動されます。

 

 

コロナ禍のデイサービスでのご様子

 

この日は28人のご利用者に食堂10人、デイルーム18人に分かれて過ごしていただきました。

 

コロナ禍で感染防止対策にご協力をいただきながらも「デイサービスセンターは楽しい」「皆さんのお陰です。」とおっしゃっていただけることに感謝です。

 

 

食堂では手芸に興味のある方にお声掛けをし、で小さな植木鉢に造花などのアレンジをしていただきました。手芸の時は、ひとテーブル1人でしていただいています。

 

 

とっても可愛らしいアレンジが完成しました。

 

ご自身で取り組み難い方には職員がお手伝いさせていただいています。

デイルームは「文字ならべ」や塗り絵をされている方が多かったです。この写真の方は10文字ととても難しいものにチャレンジされています。

ご本人曰く「だんだんと難しくなってきているので、そんなに難しく感じない」とのことでした。それぞれのペースに合わせて取り組まれています。

現在、5文字から7文字の文字ならべをされているかたが多いです。

塗り絵も季節の塗り絵でミモザを塗られている方もあれば

細かい塗り絵がお好みですみっコぐらしを塗っていらっしゃる方もいらっしゃいます。

見本を見ながら見本通りに塗りたいかたもいらっしゃいます。

みなさんそれぞれに、ご自分に合ったものを取り組まれています。このように入浴前~入浴後の時間はゆったりと過ごされています。

おやつを召し上がられるときの笑顔

ご利用開始されたご利用者は写真を撮らせていただこうとすると意識をされて恥ずかしそうにされるのですが皆さんお写真を撮るごとにとても慣れてこられます。

 

慣れてこられるとよい表情や可愛いポーズで写真を撮らせてくださいます。そんな姿に可愛らしいなぁ~と思ったり、心の距離が縮まったのかな?とこちらも嬉しくなるのですが

 

 

おやつを召し上がっていただいている時は特に、お声をかけてお写真を撮らせていただくと可愛らしいポーズをとってくださいます。おやつの時の写真は皆さん満足そうな表情になられるのでこちらも嬉しくなります。

「やっぱりあんこは美味しい!甘いの最高~」とおっしゃられながらも可愛いポーズ。

 

仲良しさん同士は「美味しいなぁ~家でもこしらえたらいいんやけど・・・」「昔はよく作ってんけどなぁ~」と話も弾みます。

男性も良い笑顔を見せてくださいます。

 

 

おやつを前にすると皆さんの心もほっと和らぐのかな?と思うような良い表情です。リハビリで体を動かしていただいた後なので格別なのかもしれません。

 

普段、ご自宅で作業などをされていて「いっぷく」されるときも、好物のお菓子などを前に良い表情をされているのだと思います。

 

そして、西紀デイサービスセンターでは必ず職員がメニューを考え材料をそろえ手作りしています。心も、こもっているのではないでしょうか。

 

写真は大根餅です。大根おろしにつなぎの小麦粉を入れて焼き、砂糖醤油で召し上がっていただきました。

 

こちららは2月のおやつです。桜餅風のお饅頭です。ご利用者に春を感じていただきたくてピンク色の色粉でおやつを作りました。

視覚や聴覚、味覚、臭覚、触覚など、五感を刺激することで、脳の機能が触発され、活性化します。そんな刺激もあっての皆さんの笑顔なんでしょうか。

 

手作りおやつで五感はもちろん季節感も感じていただき楽しんでいただけたらと思います。ここで季節を感じるメニューをご紹介します。

 

まずは、春を感じるおやつ「うぐいす餅」です。見かけのグリーンからうぐいすを連想していただき「うぐいすまだ鳴かへんなぁ~」と話されていました。やっぱり春が待ち遠しいですね。

 

また、抹茶と白玉粉とあんこが混ざっており「大変美味しいです~」の声をいただきました。

 

食欲の秋を感じていただくスイートポテトです。「サツマイモの季節やね~ひ孫も芋ほりして来たわ」などと話が弾みます。

季節を感じるメニューいかがだったでしょうか自然と話が弾む季節を感じるおやつでした。

 

次に洋菓子のミルクレープをご紹介します。こちらはボリュームもあり「洋菓子やね~珍しい」と喜びの歓声があがったおやつでした。

定番おやつと言えばみたらし団子です。みたらし団子の甘じょっぱいタレは格別ですね。こちらのおやつは写真を撮ろうと慌てて近寄ると

タレだけになっている方が続出のいつものお馴染みのおやつなので安心感を持ちつつ直ぐに手を付けていただけるおやつではないでしょうか。

以上、西紀デイサービスセンターのおやつと、ご利用者の笑顔でした。

 

 

 

 

ハッピーバレンタイン続編

今週に入りバレンタインキャンペーンと称してご家族への感謝の気持ちを込めたメッセージカードをつくっていただいています。

昨日、奥様にメッセージカードをお作りになられたご利用者の後日談をご紹介します。

 

お家までお送りした職員がご自宅に到着し「○○さん奥さんにお渡しするものがありましたよね」とお声をかけて、カバンの中に入っているメッセージカードをご利用者にお渡しすると

 

ご利用者は照れくさそうに「はい」と奥様にカードを渡されたそうです。奥様の反応はと言うとメッセージカードをご覧になり照れくさそうに「フフフフフフ」と笑われたそうですが

 

 

お顔を拝見すると嬉しそうな笑顔だったとのことです。ご利用者のご家族とも、こうやって色んな会話をしたり交流を持たせていただけたらと思います。本日も可愛いカードをたくさん作っていただいています。

 

 

息子さんに母心を感じるメッセージを書かれた方があったのでご紹介します。

 

 

 

ハッピーバレンタイン

西紀デイサービスセンターでは、バレンタインに家族に感謝を伝えようキャンペーンと称して希望者にメッセージカードを作成していただいています。

 

 

「チョコレートを買いにかなくてもいいのでいいわ。だって自分で買いに行けへんから」とおっしゃられる方がほとんどでした。

 

 

皆さん真剣に渡す相手のことを考えながら制作されました。中には「いつもお世話になっている人と言えば職員さんじゃないですか。」と言ってくださるご利用者もありとても嬉しく感じました。

 

 

ご主人に渡される方は「いつもありがとう、いつまでも元気でいてね」と書かれていました。

男性のご利用者も奥様に日頃の感謝を込めてメッセージカードを作られました。

 

見本を見せてとおっしゃられながら「いつもありがとう」と心を込めて書いていらっしゃる様子でした。

その日、家までお送りする職員が、奥さんにメッセージカードを渡される様子を拝見できると楽しみにしておりました。

 

照れくさそうに渡されるに1票です。

デイサービスセンターを盛り上げて下さっています。

西紀デイサービスセンターのご利用者はデイサービスのためにといろんなアイデアを下さいます。

 

家の近くの四つ葉のクローバーの株があるとおっしゃられるK様は四つ葉のクローバーを持ってきてくださいます。

 

 

そこで職員が押し花にし、ほかのご利用者にも手伝っていただき、しおりを作成しました。

このしおりは、節分に皆さんにプレゼントする予定です。Kさんのお陰で素敵なしおりが完成しました。

次に、朝到着されると、時節に合った事柄や社会問題などに対する思いを書かれ、最後に必ず職員に向けたメッセージをホワイトボードに書いてくださる男性のKさんです。

「職員の皆々様、大変お世話になり厚く御礼申し上げます。」に職員はほっこりさせていただいています。

 

 

西紀デイサービスセンターのアーティスト

西紀デイサービスセンターにはハーモニカを奏でるアーティストさんがいらっしゃいます。時には田中副所長とセッションして演奏を聴かせていただいたりもします。

昼食後の時間などに、たくさんあるレパートリーの中からリクエストに応えたりしながら何曲か演奏してくださいます。

ご利用者は、一緒に歌われたり、手作業をしながら聞きほれていらっしゃいます。

ゲームを考案してくださったり、ハーモニカを演奏しご利用者を楽しませてくださったり、まるで職員のような存在のSさん。いつもありがとうございます。

 

1月も終わりに近づいていますね

あっという間に、1月も終わろうとしています。そんな1月ですが西紀デイサービスセンターはご紹介したい行事などが盛りだくさんありました。

 

まず、お正月初めに出勤している職員で集合写真を撮影しましたが、集合写真第二弾をご紹介します。

足立理学療法士の笑顔が光っていますね。職員一同元気いっぱいに皆さんをお迎えしています。

そして、1月の恒例行事「新春かくし芸大会」が開催されました。こちらは職員の日頃のレクリエーションや行事を考案したり、盛り上げたりした成果の発表の場のようなものです。

 

では元気いっぱいの若手からご紹介いたします。東京ブギウギです!二人で早くから相談をしたり時間をかけながらも「めっちゃ楽しかったです。」と楽しんで練習をされている様子でした。

ご利用者も音楽に合わせてポンポンを振って下さいました。

 

最後はお手製のくす玉が登場です。「幸多かれ」と垂れ幕が下がり、ご利用者の幸せを願って終了です。

次は、西紀デイサービスセンターの歌姫が登場です。千昌夫さんのような大きなほくろが取れないようにしながら「北国の春」を熱唱しました。

2曲目は口腔体操でお馴染みの氷川きよしのズンドコ節を歌いました。ご利用者がご存じな曲を歌うと一緒に歌ってくださるとの職員の狙い通り、ご利用者も歌ってくださいました。

次に西紀デイサービスセンターで一番の若手の職員が新聞紙アートでご利用者の衣装を着物に変えました。

次はベテランの面白さを披露しました。西紀デイサービスセンター恒例の二人羽織です。顔と手がアンバランスなのは羽織の中に入って手を出しているのが近成副所長だからです。

ペンキを塗る刷毛で綺麗にお化粧をすると・・・・・

こんな風になってしまいました。最後は手が4本出てきてネタバレでした。

 

最後は西紀デイサービス名物獅子舞です。獅子舞は数年前よりお正月に欠かせないものになっています。ペアを組んでいる田中副所長と頼金介護福祉士はさすが息がぴったりでした。

 

いつもは面白い二人もジョークを交えたりせずに厳かな雰囲気で踊ります。

最後はご利用者おひとりおひとりのご多幸を祈りながら獅子舞が皆さんの頭を噛んいき終了です。

 

明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。西紀デイサービスセンターでは元気いっぱいの職員が今年もご利用者の皆様やお客様をお迎えします。

 

 

今年は年始に出勤している職員で写真を撮りました。最初の写真はいつもより静かな雰囲気となりましたので

 

カメラマンが「いつもの元気いっぱいの雰囲気がでてないな~西紀デイサービスセンターの職員らしさが出ているポーズでお願いします。」と声掛けをするとこのような写真が撮れました。

 

みんなでワイワイ言いながら写真撮影も西紀デイサービスらしさが出ていると思います。

自らが元気でパワーに溢れていてこそ、ご利用者の皆さんを元気いっぱい迎えられるのだと思います。これからも、元気いっぱい皆様をお迎えいたしますのでよろしくお願いします。

 

新年の玄関には、年始にご利用者の皆様が協力し合って作られたかわいい虎が飾られています。

毎年恒例、田中副所長の門松や中庭に咲いている花、今年の願い事を書かれた絵馬などでが飾られています。

 

「玄関にいっぱい飾ってくれたんやね~ありがとう」と、ご利用者にもとても喜んでいただくことが出来ました。