祝・100歳

今日は、西紀デイサービスセンターのご利用者が100歳のお誕生日を迎えられた時のお祝いをご紹介したいと思います。

 

今年(2023年)は、100歳のお誕生日を迎えられた方が4名いらっしゃるという非常に喜ばしい年でした。今年100歳をお迎えになられる大正12年生まれの方は、男性1名、女性3名でした。

 

そこで100年前の大正12年(1923年)について調べてみると9月1日に関東大震災が起きています。そして、丹波篠山市では、大正ロマン館が建築された年のようです。ちなみに11月の行事で大正ロマン館にお出かけします。

 

それでは、100歳の方の誕生日会がどのようなものであるかご紹介します。まず、お昼食のお名前のところにお誕生日&100歳おめでとうございます!とメッセージカードをお付けします。

 

そして、お誕生日会の日に音楽療法士がおれば、音楽療法士が誕生日の歌を伴奏し、職員・ご利用者で唄っております。これは、通常のお誕生日の方の時も同じようにお祝いしております。

 

 

100歳のお祝いの時はお誕生日の方のお名前をお呼びして前に出てきていただき

お名前を読み上げ、職員からのメッセージをお読みして、誕生日カードをお渡しし、誕生日の歌を歌います。この時に挨拶をされる方もあるのですが

この日の、お誕生日の主役は、嬉しさのあまり感極まり、挨拶の言葉が出なかったそうです。そこへ、職員お手製の食べれないフェイクスイーッ(紙製)の誕生日ケーキが登場します。

涙と感動で声が出なくとも「ありがとうございます。」とおっしゃられていることが伝わりますよね。

最後に職員と記念撮影をして終了です。

 

西紀デイサービスセンターでも、開設当初からすると、何名ものご利用者が100歳を迎えられ一緒にお祝いさせていただきました。「次は私や、その年までおれるかな」「100歳あやからしてもらお」などと、皆さん励みにされます。

 

私達がこれまでお祝いさせていただいた方は10名程度でしょうか。「一緒に100歳祝いましょうね」とお声をかけて約束がかなった方が全てではありませんが、「ほな頑張ろか」とおっしゃって前向きになっていただいているのではないでしょうか。

 

リハビリや歩行訓練、入浴、食事など、生活に無くてはならないものや、現状維持することに大切なことが沢山あるのですが、デイサービスセンターに通われている皆さまには、とにかくデイサービスセンターを楽しいところと感じていただき楽しんで頂きたいなと思います。

 

西紀デイサービスセンターの運動会

10月の行事は文化祭と運動会のダブル行事だったとお知らせしておりましたが、文化祭も運動会も滞りなく終了致しました。それでは、運動会の様子をご紹介します。

 

手先の器用な宮本さんお手製の、仕上がりの綺麗な運動会グッズで飾り付けしておりました。

競技も工夫を凝らして新しいゲームを考案しておりましたので、ご紹介します~

 

全員の方が挑戦されたゲームの一つに棒倒しがあったのですが、この競技に至っては、宮本さんが試しにお砂味を投げて棒倒しをしている段階で「なんやこれ?」「やってみたい」「あたったらスカッとする」「ストレス発散になる」などと運動会前から人気の競技でした。練習が止まらない方の写真です。

続いて、全員参加のひも送り綱引きゲームです。勝利の瞬間の写真です。笑顔ですね~赤白に分かれての団体競技に皆さん楽し気でした。

 

 

次に個人競技のサイコロリレーでは、さいころの目の数字のところを通り抜けてゴールするゲームでした。独歩の方に挑戦していただいておりました。みんなが見守る中、サイコロを投げて

ご利用者はダッシュで走りたいところですが…そこは、危険が無いように気づいた職員が手を差しのべたり、お声をかけたりとサポートし危険なことが無いようにしておりました。

応援も自然に皆さん、自分のチームを応援され盛り上がっておられました。

赤白優勝が決まった時には「ばんざーい!」などと、職員も盛り上がっておりました。職員もご利用者と一緒に思い切り楽しんでいるところに西紀らしさを感じました。

 

先日、来館された方がおっしゃられたのですが、「穏やかそうな所長さんですね。こちらの施設の方は、自然体で穏やかに、ご利用者に接していらっしゃる。でも、熱心で一生懸命にされていることも伝わってきます」とのことでした。また、「ご利用者の今後が幸多いことを祈っております。」とのお優しい言葉もいただきました。

 

お褒めいただいて光栄だったのですが、まだまだ、至らぬところも沢山あろうかと思います。しかしながら、お褒め頂いたところは、副所長を始めみんなが目指しているところなので、褒められると嬉しくなって「もっと頑張ろう!」となる西紀の職員にとって最高の経験だったのではないでしょうか。

お昼食ランキング結果発表

西紀デイサービスセンターの文化祭で皆様に、好みの昼食(ご利用者は召し上がられて美味しかった)に投票していただいておりましたが、集計が終わり、管理栄養士が総評いたしましたので

 

発表します~

①10票

篠山まるごと丼・ほうれん草のおかか和え・温泉卵・味噌汁

かき揚げ・高野豆腐の含め煮・フルーツ・澄まし汁

②9票

コロッケ・切り干し大根の煮物・フルーツ・味噌汁

⓷8票

赤魚の煮付け・ピーマンの肉詰め・焼きナス・煮豆・味噌汁

⓸7票

すき焼き風煮・春雨の酢の物・フルーツ・味噌汁

  ハンバーグおろしポン酢・ほうれん草のおかか和え・煮豆・味噌汁

⑤3票

鮭のチャンチャン焼き・小松菜の煮浸し・南瓜の煮物・味噌汁

⑥2票

鯖の味噌煮・大根の梅和え・フルーツ・味噌汁

  おでん・キャベツの酢の物・漬物・澄まし汁

 

 

・肉料理が人気。

・揚げ物が人気。

・ひとつの献立の中で、味の組み合わせに、はっきりした変化のあるものが上位。

・色どりの綺麗なものが上位。

・丼物や赤魚・ピーマンの肉詰めメニューなど、普段と皿数が違うものも変化があって良いのか上位にきている。

との結果でした。みなさんいかがだったでしょうか?ご協力ありがとうございました。

西紀老人福祉センタ・西紀デイサービスセンター文化祭

10/16(月)~20(金)までの期間、文化祭を開催しております。しかも、西紀デイサービスセンターで初めて、W行事を行っております。同期間に文化祭と運動会を行っております。

 

 

こんなことは、初めてなのですが文化祭は10月の行事で宮本介護職員が係になっておりましたが、文化祭においては、デイサービスセンターのご利用者の作品展と福祉センターの貸館ご利用者の作品展となっており、貸館担当者が係となっております。

 

 

文化祭、絶賛開催中です。まだ、間に合います。どなたでも入館できます。ひっそりと行っておりますので午前中の時間など空いておりおススメです。

 

 

まず、ご利用者の作品は、デイサービスセンターで職員と一緒に作られたもの、ご自宅で作られたものとがあります。また、お昼食投票も行っており、西紀デイサービスセンターのいつものお昼食を写真ではありますがご覧いただくことも出来ます。

 

 

 

 

職員が趣味でお稽古に通っている「木目込み人形」「生け花」も展示しております。

 

 

 

西紀文化協会の書道教室の方、コンパクトカメラの会の方も個人的に参加していただいております。

貸館ご利用者でお馴染み、トールペイント様、りんごカフェ様、plus-yoikoto様、クラフトバンド様、今回初めて、パッチワークの会・マーガレット様もご出展いただいております。

 

まだまだ、見どころがあります。ぜひご来館ください。

西紀デイサービスセンターの秋のうた

音楽療法のご紹介をします。音楽療法では、ご利用者は、ただ単に観ておられるだけではなく唄いながら、打楽器でリズムをとられたり、身体を揺らしていらっしゃる方が多いです。

 

 

 

今日は、男性のご利用者が太鼓を叩かれているご様子を紹介します。職員が元気いっぱい太鼓を叩いた後にご利用者にお渡しすると

「ヨシ、やってみようか」と初めて太鼓を叩かれました。男性が叩かれるととても力強く雰囲気が盛り上がりました。

周りの方々も、太鼓の音につられて動きが大きくなられたように感じました。

唄うのは恥ずかしいとおっしゃられていても気づけば、リズムをとって唄っていらっしゃる光景をよく目にします。

朝からお元気がないように感じていた方も元気が湧いてこられるのかなと感じます。

最後はお馴染み「星影のワルツ」で終了です。お馴染みのうたが始まると…

暗黙の「今日の音楽療法はこれで終了」と言う合図でもあります。違う場所で作業をしていた職員もご利用者が移動されるので皆さんのところへ戻ることが出来ます。

音楽療法士は、音楽療法が終了し、ご利用者がデイルームに戻られる時も、ピアノを弾いております。この日は、帰り際にご利用者が「ありがとう。楽しかった。何にもかも忘れて夢中になったわ」と声をかけられ

少し一緒に唄われて名残惜しそうにされておりました。

西紀デイサービスセンターの、ごはんですよ~

今年の夏の暑さは過酷なものでしたが中秋の名月の頃からやっと涼しくなり、待ちに待った秋を迎えました。秋と言えば「読書の秋」「芸術の秋」そして「実りの秋」「食欲の秋」ですね。

 

西紀デイサービスセンターでは、10/16(月)~20(金)の期間、西紀老人福祉センター2F健康教育ホールで文化祭を開催いたします。西紀老人福祉センター貸館ご利用者・西紀デイサービスセンターご利用者・有志の方々の作品を展示いたします。

 

作品展と同時に、西紀デイサービスセンターの昼食の人気投票も行います。ご利用者とご来館の皆様に投票していただきたいと思います。つきましては、このブログでお食事を紹介させていただこうと思います。

①ご飯・鮭のちゃんちゃん焼き・小松菜の煮浸し・かぼちゃの煮物・お味噌汁

②ご飯・コロッケ・切り干し大根の煮物・スパゲッティ・フルーツ

 

③ご飯・鯖の味噌煮・大根の梅和え・フルーツ・お味噌汁

 

④ご飯・赤魚の煮つけ・ピーマンの肉詰め・焼きナス・白花豆

 

⑤ご飯・かき揚げ・高野豆腐の煮物・フルーツ・澄まし汁

⑥篠山まるごと丼・ほうれん草のおかか和え・温泉卵・お味噌汁

 

管理栄養士の工夫で、揚げ物の日は高野豆腐などでたんぱく質をプラスしたり、野菜炒めの日などは野菜を多めに入れたりしております。

また、付け合わせなどは普段の連絡帳のメニューには記載しておりませんが、いんげんや、ブロッコリー、キャベツなどを付けております。色どりも考えて、スパゲッティで色どりを出したり、白花豆の時には赤いお皿に盛りつけております。

西紀デイサービスセンター出張レクリエーション

皆さま、西紀デイサービスセンターが出張レクリエーションと言って地域の方々のつどいの場で「福祉用具のお話」や、介護の豆知識を習得していただくための「〇☓クイズ」、笑うことが認知症予防になるとの思いで吉本新喜劇の劇を披露させていただいているのをご存じでしょうか。

忘れてはいけません、つかみは、「獅子舞」でスタートです。

コロナ禍で、お邪魔させていただくことが出来ませんでしたが、新型コロナウイルスが5類になったことなどで、お邪魔させていただくようになりました。今後の課題は「マスク」を着用していることで表情が分かりにくいことかなと、田中所長がミニ反省会で話しておられました。

 

 

それでは、福祉用具の説明の写真です。職員からは「写真で見ると杖のマジックに見える。花が咲きそう」との感想もありましたが、杖をお使いの方が数名いらしたので説明をさせていただいております。

続いて田中福所長・頼金介護福祉士のゴールデンコンビの〇☓クイズです。自己紹介の場面から所長と3人で定番のお笑いトークからのスタートであったようですが、〇☓クイズもたくさん笑いを誘っておりました。

そして「たくさん笑ってください」とのキャッチフレーズで始まります、吉本新喜劇の劇です。今回は地域での劇に初参加の3人が登場しました。

 

写真にはありませんが丹波新聞の記者さんを巻き込んでのローテーショントークもあり、楽しんでいただいたのではなかったでしょうか。大山新自治会の皆様ありがとうございました。

 

 

西紀デイサービスセンター敬老の日特集2

前回の記事では、デザートで敬老の日のお祝いをさせていただいていることをご紹介しましたが、次は、職員が吉本新喜劇の劇をしているところをご紹介します。

 

 

この写真は劇中のワンシーンですが、田中副所長と頼金介護福祉士の2人のベテランと、初出演の榊原介護職員と、勤務の関係で敬老の日(年に1回)しか出演することが出来ない宮﨑介護福祉士とのチームワークを感じさせられるものです。

 

 

元古介護職員と宮﨑介護福祉士がデイサービスに通うご利用者同士の恋愛模様を、ユーモアたっぷりに演じておりました。

恋愛話になんとなく苦笑いのご利用者でしたが楽しんで頂けたご様子でした。

今回も日替わりで役柄を変えて変化を持たせてありました。

西紀デイサービスセンター敬老の日特集その1

ご利用者が毎年楽しみにして下さっている。敬老の日がやって来ました。今年は、9/18の敬老の日の前の週の11~15日のお昼食をデザート付にさせていただきました。

 

コロナウイルスが流行するまではランチバイキングをしておりましたが、コロナ禍以降はバイキングを中止しております。ただ、せっかく楽しみにされているご利用者に喜んでいただこうとデザートを3種類の中から選んでいただきました。

デザートを選んでいらっしゃる姿にこちらまで楽しくなりました。

普段、デイサービスセンターでは消極的にされているご利用者も美味しそうなデザートを前にえにされると笑顔になられ

「これにします!」即決のかたばかりでした。

 

お食事に幸せの象徴の「ふくろう」に「祝・敬老の日」と書いた折り紙を添えました。この「ふくろう」は毎年恒例になっております。

いつも以上に、工夫を凝らし、管理栄養士が「たんぱく質をたくさん摂取していただき、益々、お元気で過ごされるように」と思いを込めて考えた献立です。

皆さんから、「うまいで~」「美味しいです~」「楽しみにみにしとってんで」と喜んでいただくことが出来ました。