2024年12月11日 日頃の備え

皆様こんにちは。

いつも井沢の郷ブログをご覧いただきありがとうございます。

今日は、先日のミーティング後に行われた“消防訓練”の様子をお伝えしましょう。

井沢の郷では年に2回、ご入居者・職員の全員で消防訓練を行っています。

今回は、夜間帯、夜勤者が各階1名の時の火災の想定です。

火災を発見した職員は大声で別の職員に知らせ、すぐさま初期消火に努めます。

初期消火でおさまらないと判断した場合は消防への通報です。

消防が到着する10分ほどの間に、私達が出来ることをします。

ご入居者の避難誘導です。

一人一人声を掛け、お一人で動ける方には待機場所をお伝えし

避難していただきます。

すべての方を建物の外へお連れするだけが避難ではありません。

火元から遠い出入り口へ、防火扉の向こうへ避難する、

【一次避難】が大切なのです。

職員がパニックになってしまうとご入居者も不安になったり

パニックになってしまわれます。

落ち着いて、冷静に、かつ速やかに避難誘導をします。

夜勤者役以外の職員は、後から見直せるように動画を撮ったり

どのように声掛けをすれば良いか、

どのように誘導すれば良いかなど考えて訓練します。

全員が一次避難完了です。

訓練後、ご入居者も交えて意見交換です。

夜勤者役をした職員からは、

「訓練とわかっていても、焦ってしまう。

排煙窓や防火扉などをすっかり忘れてしまった」など

反省の声も上がりました。

火災だけではなく、地震や大雨被害でも避難する場合があります。

万が一の事に備えて、今回の反省点を1人1人確認していきたいと思います。

記:緒方 麻紀