グランドゴルフ

西紀デイサービスセンターのレクリエーションの中でグランドゴルフは、根強い人気です。なぜなら、昔されていた方が多く、グランドゴルフにまつわる思い出話を話されたりと大変盛り上がるからです。

 

 

また、「まっ直ぐいけーっ」「入って~転がれ転がれ~」などと、皆さん思わず大きな声が出てしまわれますので、とっても活気ある雰囲気になります。

 

ご利用者の状態に合わせて廊下でプレイするチームとリハビリ室でプレイするチームに分かれてグランドゴルフをしていただきました。

 

廊下でプレイされていた元気・元気チームは距離のある所にゲートがあるので思いっきりボールを叩かれていました。

 

リハビリ室でプレイされているチームは9つのホールの中にボールを入れて点数を競うルールでしたので、あまり力を入れなくても良いルールでした。

 

 

チーム分けすることにより、それぞれに思いっきりプレイされていたように感じました。機能に合わせたレクリエーションを今後もやっていきたいと思っています。

般若心経~

いつも賑やかな西紀デイサービスセンターですが、時には静かな時間も流れています。この日は、般若心経の写経に挑戦していただきました。

 

 

写経をされるか提案させていただきながら気づいたことは、皆様意外と写経は昔しておられた方が多かったです。

お手本の上に半紙をのせてなぞる書き方がメジャーであるとは思いますが、お手本が見えづらいとおっしゃる方も多かったので、お手本に直接、ラッションペンや、鉛筆など、ご自身が書きやすいと思われたものでなぞっていただきました。

 

般若心経の262文字はとても長く書きずらい字や何度も繰り返し出てくる文字があるので集中力がいります。皆さんとても集中していらっしゃいましたが、いつもよりピリッとした空気もまた良かったです。

 

般若心経は書くのは難しいけれど、暗記していると般若心経を唱えてくださる方も多かったです。「昔は人さらいに合わないように親から書けと言われていた」とおっしゃられた方や「写経を枕の下や足が痛いのであれば、足の下にに敷いて寝ると良い」とおっしゃる方もありました。

そんなこんなで、またしても、ご利用者から色々お教えいただくことが多かったです。

お寺の修行などは、土用の行、寒の行などと言って一番熱い時や寒い時のあえて厳しい気候の時に行うようなので、この写経も一番熱い土用の丑の日までにかけて写経を提案させていただき、貼り出した後は寺院に納経に行って納めてこようと考えています。

 

胸に紫陽花の花を咲かせましょう

6月の季節に合わせて、紫陽花のブローチ作りをしました。普段、手芸を敬遠される方も紫陽花のブローチは、見本をお見せすると「6月やから紫陽花やね。えぇなぁ~」と心を動かされたのか取り組まれた方が多かったです。

 

 

作り方は、クラフトバンドを二本を貼り合わせ四隅をハサミで三角に切り紫陽花の花の形にします。

 

 

ひと工程ずつ説明させていただくようにし、得意そうなことをしていただき、苦手そうなことはお手伝いさせていただいています。その甲斐があったのか細かな作業が苦手な方もササっと作っていただきました。

花びらの形に切ったクラフトバンドの中央に穴を開け細く裂き先を結んだクラフトバンドを通すと、雌しべになります。フエルトで葉っぱを作り花を組むとコサージュの出来上がりです。

皆さん、出来上がると早速、胸に付けて喜んで下さいました。

最初は難しいかな?と緊張しながら取り組まれていらっしゃる方もありますが、職員がお手伝いさせていただいたり、お声をかけさせていただくうちに

 

 

作業も進んでいき完成します。完成すると達成感と同時に、自信をつけていただき、そのことが次の手芸への意欲に繋がったり、気持ちも明るくなっていかれる方も多いです。

 

トライやるウィークの生徒さん

6月はトライやるウィークの生徒さんが来てくれて、ご利用者も「可愛いなぁ~よろしくね。」などと声をおかけになったり、お手伝いをしてもらわれると、いつも以上に喜んでいらっしゃいます。

 

 

西紀デイサービスセンターは、明るい雰囲気で活気のある一週間でした。いつも、元気いっぱいにご利用者をお迎えしているつもりですが、いつもと違う風が吹いたかのようなさわやかな雰囲気でした。

 

トライやるウィークの生徒さんも初日の所長研修の時は緊張されていましたが

 

トライやるウィークの生徒さんとご利用者と一緒にお花紙を丸めて「夏の風景」の制作に取り掛かっていただだいたり

 

 

 

 

ドラーヤーで頭を乾かしていただいたりとお手伝いをしていただきました。ご利用者は「若い子に触ってもらうのが嬉し恥ずかしい」との表現をされていました。

日を重ねるうちに、ご利用者とトライやるウィークの生徒さんの距離も縮まっていったように思います。

最終日には、生徒さんの様子を見にいらした、丹南中学校の先生も気さくに参加してくださり

最終日に無事に完成を迎えトライやるが終了した中学生のみなさんと記念撮影をすることが出来ました。

中学生の皆さんも一週間やり遂げた後のホッとした表情ですね。1週間ありがとうございました。

手作りおかずおやつ?

西紀デイサービスセンターご利用の皆さんがデイサービスにいらしたときに楽しみにしてしていらっしゃることが、数個あるのですが

 

その中の一つが「おやつ」です。西紀デイサービスセンターのおやつは「手作りおやつ」です。職員がレシピを調べ、手作りで提供しています。新型コロナの流行以前はご利用者と一緒に手作りをしており、作る楽しさを味わえたり、生活動作のリハビリにもなっていました。

 

最近では、リハビリとレクリエーションが終了し帰宅時間が近づくと「今日はおやつは出るの?」「職員さんが作りに行ってくれとってけ?」などと、楽しみにされ、お尋ねいたく事もあります。おやつを手にされると飛び切りの笑顔を見せてくださいます。

 

 

身体を動かされたり、声を出されてお腹がすくということや、嗜好品として甘味を好まれる方などでおやつが恋しくなることもあるでしょうが、それ以外に、おやつには役割があるようです。

 

 

ご利用者の年代になられると加齢に伴う運動量の低下、消化機能の低下、かむ力の低下などから食事量が減少する高齢者が多くみられるようです。

 

 

また、筋肉量を維持、増加させ虚弱や筋肉量の減少を予防するために若い成人世代と同様のたんぱく質が必要だそうです。間食に、チーズや卵、牛乳など良質なたんぱく質を多く含む食品を摂ると良いそうです。そのことからも、間食を召し上がられるのは体にとってもよいようです。

 

 

以前にも「ピザ」や「スープ」「赤飯おはぎ」「タマゴロール」「肉まん」「お好み焼き」などのおかずおやつが人気でした。栄養不足の解消や不足した栄養を補うためにも「おかずおやつ」は、とても良いのではないかと思います。

 

 

最近のおやつに、「ウインナーロール」がありました。パンとウインナー、チーズ、トマトケチャップで出来ていて栄養補給として良かったのではないかと思います。

 

 

 

 

それ以外にも、西紀デイサービスセンターには人気の甘いおやつがあります。「あんこ」を使ったぜんざいや和菓子系。生クリームがのった洋菓子系です。

おやつの時のみなさんの笑顔が最高ですね。これからも、「甘いおやつ」に「おかずおやつ」などを召し上がっていただけるようにします。

 

 

 

 

夏のカルタ大会

西紀デイサービスセンターの、今年度の目標は「レクリエーションの多様化」です。具体的には、① 利用者の意向を反映し多種多様なレクリエーションに取り組む② 団塊の世代にも対応できるレクリエーションに向けての準備期間としています。

現在、毛糸のたわしを編むのが得意なご利用者がいらっしゃり、その方に編み方を教えてほしいとおっしゃられる方が数人いらっしゃいます。職員間で話し合い準備を進めています。

新しいレクリエーションを次々考案していますが、たまに基本に戻ることも大事にしています。なぜなら、昔からある定番のレクリエーションも大変盛り上がるからです。

この日の、カルタ大会も白熱しておりました。

開始前は皆さん遠慮の塊ですが…いざ、始まると

皆さん、どんどん本気になっていかれます。

スピードアップされ、動きが早くなっていかれます。

仲良しさんも、勝負は本気です。取れた時の笑顔も格別です。

時折、笑い声も聞こえており、とても楽しそうにカルタ大会でした。