皆様こんにちは。
いつも井沢の郷ブログをご覧いただきありがとうございます。
今日は、先日のミーティング後に行われた“消防訓練”の様子をお伝えしましょう。
井沢の郷では年に2回、ご入居者・職員の全員で消防訓練を行っています。
今回は、夜間帯、夜勤者が各階1名の時の火災の想定です。
火災を発見した職員は大声で別の職員に知らせ、すぐさま初期消火に努めます。
初期消火でおさまらないと判断した場合は消防への通報です。
消防が到着する10分ほどの間に、私達が出来ることをします。
ご入居者の避難誘導です。
一人一人声を掛け、お一人で動ける方には待機場所をお伝えし
避難していただきます。
すべての方を建物の外へお連れするだけが避難ではありません。
火元から遠い出入り口へ、防火扉の向こうへ避難する、
【一次避難】が大切なのです。
職員がパニックになってしまうとご入居者も不安になったり
パニックになってしまわれます。
落ち着いて、冷静に、かつ速やかに避難誘導をします。
夜勤者役以外の職員は、後から見直せるように動画を撮ったり
どのように声掛けをすれば良いか、
どのように誘導すれば良いかなど考えて訓練します。
全員が一次避難完了です。
訓練後、ご入居者も交えて意見交換です。
夜勤者役をした職員からは、
「訓練とわかっていても、焦ってしまう。
排煙窓や防火扉などをすっかり忘れてしまった」など
反省の声も上がりました。
火災だけではなく、地震や大雨被害でも避難する場合があります。
万が一の事に備えて、今回の反省点を1人1人確認していきたいと思います。
記:緒方 麻紀