作業療法の“作業”とは?

作業療法では、食事や入浴等の日常生活動作、上肢機能や指先の巧緻性、精神・認知機能に対するリハビリを行なっており、その手段として、様々な“作業活動”を提供しています。

作業活動には様々な効果があるため、患者様の状態をしっかり把握し、症状や目的に合わせて作業活動や難易度を選択します。

 

写真の作品は、作業療法の時間に患者様と折り紙で作った朝顔とひまわりの花です。

紙を折る作業では指先の感覚や細かい動きが必要になり、巧緻性の向上に繫がります。また指先と同時に形を考えたり手順を覚えることも必要なため、脳の活性化にも繫がります。

ひまわりの場合、花びらを8つ作った後輪になるようにのりで貼る作業がありますが、完成した形を想像しながら、のりをつける位置はどこが良いのかを考えて進めます。折るだけで完成するもの、さらにそこから別の作業が必要なもの、というように難易度も変わるため、その方の機能に合わせて作るものも変更しています。

これらの工程を終え一つの作品を完成させることで、自分で作ったという達成感を味わうことで“気持ちが元気”になれ、病状やADLの回復に繫がります。

ふれあい看護体験受入れ

ふれあい看護体験は『看護の日』の記念行事の一環として、見学や簡単な看護体験、関係者との交流などを行うイベントです。

実際に体験することで看護師の仕事を知ってもらい、職員との関わりを通して高校生等将来の仕事として考える機会となることを目的に、今回看護部として体験者の受け入れを行いました。

8月1日と8月4日の2日間、計5名の高校生に、看護の活動現場の実際にふれてもらい、看護職への理解と関心を深めてもらいました。

↑血圧測定の見学中

 

岡本病院HP担当

 

第10回 和・輪・話の祭り

7月22日、岡本病院駐車場にて夏祭りが行われました。

天気は快晴、まさに夏まつり日和の中、舞台上では様々な演目が披露され、その周りではたくさんの屋台が立ち並びました。

 

 

 

もちろん、咲楽荘利用者様もご家族と一緒にお祭りに参加していただきました(`・ω・´)

咲楽荘には様々なお食事形態の方がおられます。ですので、お祭り前にご家族に集まっていただき事前説明会を開き、その方に合ったお祭りのお食事を楽しんでいただきました。

利用者様が普段どのようなお食事を召し上がっているか知っていただく機会でもあり、ご家族の中には「普段こんな風に食べているんですね、知りませんでした」と驚かれる方もいらっしゃいました。

 

舞台でも、有志の団体様による踊りや歌の他、篠山市長ササグロー、まるいのが恋ダンスを踊るという滅多にないコラボもあり、会場を盛り上げてくださいました。

(咲楽荘相談員 鶴野)

平成29年度 第1回 医療安全研修会開催

 

6月29日(木)

全職員を対象に、「平成29年度 第1回 医療安全研修会」を開催しました。

医療安全管理に関する基本的な考え方、事故防止に係る具体的な手法など周知徹底するものであり、職員の安全管理に対する意識を向上させることを目的としています。

 

岡本病院 HP担当

事務部研修(外部講師をお迎えして)開催

病院事務部の今年度目標「整理・整頓」の取り組みの中で研修会を開催しました。

 

第1回目は、整理整頓=5S・3Sの基礎をまずは学ぼうと

篠山市商工会に講師の派遣を依頼し『5S・3S活動の進め方』について。

 

第2回目は、実際に取り組まれている篠山市内の地元企業の声を是非、お聞かせいただきたいと、自動車用各種コントロールケーブルの製造をされている

兵庫ケーブル(株)様 より、代表取締役 園田真也様と、総務部の吉見富裕樹様にお越しいただきました。

第2回目の研修は、紀洋会の介護グループの所長や、整理整頓について、学びたい介護グループ職員も参加しました。

 

 

お忙しい中、お越しいただき、兵庫ケーブル(株)園田様、吉見様ありがとうございました。

講師派遣、篠山市内の地元企業のご紹介をいただきました、篠山市商工会 北島様、ありがとうございました。

 

岡本病院 HP担当

 

ベンチ(椅子)を設置しました。

先日、意見箱へ貴重なご意見をいただきました。

「診察後、外で待っているときにベンチ(椅子)があれば・・・」

 

 

検討の結果、2か所設置いたしました。

 

 

 

 

 

↑外来棟正面玄関前

 

↑外来棟南側玄関前

 

 

どうぞご利用ください。

岡本病院 HP担当

ポジショニングについて勉強会をしました。

皆さん、こんにちは。

6月12日にリハビリテーション科では、褥瘡委員会より患者様の褥瘡についての相談を受け、褥瘡予防のためのポジショニング検討会を実施しました。

人間の身体は平坦ではなく凹凸があり、突出している面がベッドや布団の接するところに摩擦やずれ、部分圧迫を受けます。こうした部位に生じる摩擦やずれと、突出部位の面積とかかる体圧などが相乗的に関与し、結果として褥瘡発生に至るため、注意が必要です。

実際にベッドに寝てみて、ポジショニング有り無しで側臥位での突出部位に手を挿入し、手にかかる体圧を感じ、比較評価しました。

ポジショニングにおいて、個々の患者様の状態に合わせるためには、患者様の体格、姿勢の特徴、麻痺や変形・拘縮の有無、疾患の特徴など、さまざまな条件を加味しながら、対応する能力が求められます。今回の検討会で、患者様個々に応じた方法を用いなくてはならないので一人ひとりの実施者が、常にこの方法でよいか否かを意識し、取り組む必要があると感じました。

今回の担当は、PT(理学療法士)2年目の足立でした。

 

トライ・やるウィーク受入れ

篠山市内の中学2年生が、地域に学ぶ「トライやる・ウィーク」として、市内の事業所で、自分の希望する職種を体験しています。

 

当院でも5名、院内託児所「ぽっぽ保育園」に2名の中学生が、看護・検査・リハビリ・保育の職種の体験に来ています。

 

6月5日(月)から始まり本日が最終日です。

「働くことの大変さ」と「働くことの喜び」を感じてもらえる一週間となったことと思います。

<写真>

おくちのたいそう ~おいしくたべよういつまでも~

映像を観ながら入院患者さんと一緒に”お口の体操中”

 

岡本病院 HP担当