皆さんにとって誕生日とは、どんなものですか?子供の頃はケーキが食べれるとかプレゼントがもらえるといった事からワクワクとしていましたが
自分が親になると命がけで生んでくれた親に感謝する日に代わってきたように思います。ご利用者にとっては元気で誕生日を迎えた喜びが大きいようです。
「こうして無事に誕生日を迎えられて感謝やわ~」「大病したのに、この年まで生きれて嬉しい」などと涙ぐみながら喜ばれる方も多いです。
西紀デイサービスセンターではそんなお誕生日のお祝いを心ばかりの誕生日カードに込めています。お誕生日カードには必ずお写真を貼り付けるのですが
その写真は職員とご利用者でお撮りします。理学療法士や介護の職員が主に一緒に撮影していますが、少しだけ性別やご利用者の希望で写真の撮り方を工夫しています。
男性のご利用者の場合は、職員大勢で賑やかに撮らせていただくことが多いです。
「女の子いっぱいと撮るで~」とユーモアたっぷりのご利用者もあります。
大好きなグランドゴルフのポーズを決めてみられるかたもあります。
ジャンボ尾崎のようでカッコいいですね!
女性の場合は仲良しのお友達と一緒に撮らせていただいたり
米寿の記念や百寿の記念にポートレート風にきれいに撮ってくださいとリクエストがあるときもあります。
ご夫婦でご利用の方はご夫婦でお撮りしたり
時にはユーモアたっぷりに行事の衣装を着けた職員と撮りたいとおっしゃられるご利用者もあります。
今まで気を付けていたことは
①普段よりも若く撮ること。また、写真を加工して肌をきれいにしたりしています。
②思い切り笑っていただくか、キリっとした真面目な表情かどちらかの表情になるように声掛けをしています。
③あまり何度も撮り直しをしない。あまり何度も撮り直しをすると普段の自然な感じが出ないのと写真が苦手な方についてはだんだん表情が硬くなられてしまいます。
それに加え、今年に入ってからは青空と一緒に撮影をしたり外の銅像のところまで行って撮影をしています。
まるで、ギリシャやアテネに旅行に行ったように撮れるので撮影にお誘いするときも「ちょっと海外旅行に行きましょうか?アテネに行きましょか?」と声をかけています。
ちょっとリハビリにアテネまで行ってきましたというような写真です。
そして、誕生日カードはその月の担当者がお作りしているのですが、このアテネに旅行風写真が職員の手にかかるとこんな仕上がりです。
このように3月のお誕生日の方のカードはフォトフレーム風で卓上に飾れるものになっています。メッセージは後ろに書いてあるという、はからいです。
後ろのメッセージは誕生日会の日までお楽しみにです。