梅雨空に負けないようにご利用者と一緒にいろいろな手芸に挑戦しています。前回のブログでは、「鯉のぼり」タペストリーの制作をご紹介しましたが、他にもいろんな作品に挑戦しましたのでご紹介します。
まず、難易度★★★☆の四季の花のちぎり絵の制作をご紹介します。男性のご利用者も黙々と菖蒲のちぎり絵に挑戦してくださいました。
カレンダーのちぎり絵を見本に男らしい作品が出来上がりました。完成と同時「空はれて、しょうぶの花の花ざかり」と俳句も浮かんだとのことでした。
女性のご利用者は、おしゃべりもしながら女性らしい可愛らしい作品を仕上げられました。タイトルのギャラリー西紀ですが、ご利用者のお一人が「素晴らしい作品ばかりやから、展示会を開いてください」とおっしゃられたので
今流行りのリモートでギャラリー西紀の作品をご覧いただいたらと思います。「菖蒲」
「蛍」こちらも男性ご利用者の作品です。
ここからは、女性ご利用者の作品です。「コスモス」
「マーガレット」
「ひまわり」
「すみれ」
玄関が華やかになりました。
次にアロマストーンです。こちらは、色付けした石膏を型に流し入れドライフラワーの花を飾ったものです。最後にアロマオイルをテクっと垂らして完成です。
アロマセラピストさんによると元気が出る香りは「ローズマリー」だそうですが、覚醒する作用もあると言われているため、ゆったりしたい人には不向きなようで「オレンジ」や「レモングラス」などの心が落ち着く香りが、高齢者むきとのことでした。
イニシャルや名前を入れられるかたもありました。ローマ字やイニシャルはご利用者に馴染みにないものかと思っていましたが、「自分のイニシャルぐらいわかるわ~」とみなさんバッチリでした。
最後に手芸の王道、折り紙です。5月はチューリップに挑戦しました。じめじめした天気が始まりましたが皆さん夢中で作品作りをされていました。
次に朝顔の壁飾りです。これからは、どんどん夏の手芸を楽しんでいきたいです。
毎回思うのですが、制作は作られる方はもちろん、作品をご覧になられる方も楽しめます。作っておられる方の手元を見て、作り方を確認されたり感想を述べられて会話も弾みます。見ているうちに自分も作ってみたいなぁ~と思われたり
自信がない方も、職員がお手伝いしているうちに自力で完成されるようになります。また、お手伝いさせていただくと職員とご利用者間や、ご利用者同士で世間話や普段の生活の話をされて、距離が縮まっていくように感じます。
作業が進み完成に近づいていくと達成感や安堵の気持ちから冗談を言って笑いあったり気持ちが明るくなるようにも感じています。
これからも「私も作らして~」と気軽に声をかけていただけたら嬉しいです。