得意なことを生かして。

西紀デイサービスセンターは職員やご利用者のアイデアにより様々な手芸やゲームが出来上がっています。今回は、「四葉のクローバー」「すごろく」「難易度の高い折り紙「くじゃく」」の3つをご紹介します。

 

 

まず、「四葉のクローバー」です。草花の季節が来ると家の近くに生えている四つ葉のクローバーをつんで来てくださるご利用者があります。押花をやっている職員がご利用者と一緒にしおりを作成し、行事の時にご利用者にプレゼントしております。西紀に持っていこうと思ってくださる気持ちが大変ありがたく思っております。

また、「しおり」を持ち帰られたご利用者が「四葉は縁起がいいから主人の手術の成功を祈ってのクローバーのしおりを入院準備と一緒に持って行ったよ。手術成功したわ。」と大変喜んでいただいたこともありました。

 

 

また、去年作成した四葉のクローバーの押花がたくさん出てきたので、ポストカードを作っていただきました。中には切手を貼り娘に送りますとおっしゃる方もありました。

ご利用開始されてから間もなく緊張していらした方もお隣の方と相談し合いながら楽しいひとときであったようです。花は癒しですね。

次に職員手作りの「すごろく」です。完成度も高く、以前盛り上がっていたので是非とも、定番の卓上ゲームとして定着させていきたいので、これを活用しないとと思って機会をうかがっていたのですが、先日、午前中の空いた時間にチャンスが到来しました。

どなたにお声をかけさせていただこうか?ゲームは男性の方がよいのか?などと考えておりましたが、「楽しそうや私もやらせて!」などと女性が興味津々に来てくださり盛り上がりました。

今週の初めの事です。作業療法士の坂部作業療法士が「西紀の皆さん、折り紙いかがですか?少し難しいのですが…」と「クジャクの折り紙」の折り方を持って来てくださいました。坂部作業療法士によると咲楽荘デイケアのご利用者で挑戦されているとのことでした。

 

 

「西紀もやってみましょう」とお声をかけると「難しいのは、こらえてや~」「咲楽荘の人、すごいな~」と言いながらも闘志がメラメラ燃えておられる様子でした。

こちらについては、どれぐらいの方が挑戦されたか、来週ぐらいにご紹介したいと思います。ご利用者と職員が協力し合ってデイサービスセンターを盛り上げていることを実感する出来事でした。