西紀デイサービスセンターには、手芸が得意なご利用者がいらっしゃいます。手作りのものを職員が提案すると図面などが無くても、実物を見せると作り方がお分かりになり、直ぐに挑戦してくださいます。
また、職員の手芸の先生でもあります。提案した手芸の改善点などを指摘して下さり、さらに良い作品が出来るようにアイデアをいただけます。
ご自分の作品についても、職員に見せながら反省点を述べられております。
Instagramでは「手芸部部長」とご紹介しているのですが、職員が仕上がりを絶賛すると「目が悪いから綺麗に出来てないよ(編めてないよ)」と謙遜されます。
そんな、手芸部長のおかげで編み物が出来るようになった職員がいます。
手芸部長「この編みはじめ何本でやっとってや?」
職「こうやって、こうやって1本です。」
手芸部長「2本でやってん。やりやすいから」
職「やってみたら、やりやすかったです。ありがとう。」
そんな感じで、アドバイスが目から鱗です。分かりやすくアドバイス下さります。編み物を始めて3年ほどでしょうか?かぎ針編みが出来るようになりました。
そして、所長に贈呈されるときも「上手に出来てないけど~こんなんですみません。」と奥ゆかしい方です。
今回は編み糸でペンケースを編んでいただきました。現在も、量産されており、「職員さん皆に渡るかな」と優しい心遣いをしていただいております。
手芸もご利用者に支えられております。