まだまだ暑い日が続きますが

西紀デイサービスセンターでは、早くも、編み物を始めました。その理由は、ご利用者のリクエストです。「編み物やったら出来る」「昔、子供のセーターやら、チョッキをよー編んだわ」などと、昔から「編み物さしてぇな」と、熱望されていました。

 

 

今回、編み物に挑戦していただくまでには、とても時間がかかっております。その理由は「かぎ針編みやったら出来る」とおっしゃられるご利用者が多く、職員は、棒針編みは出来るがかぎ針編みは未経験、もしくは編み物の経験は無いものばかりでした。

 

 

とはいうものの、手芸をお誘いすると「手芸は苦手や~編み物やったらできるのに~」という、ご利用者が増えてきており、編み物をしていただかないのがもったいなく感じてきました。

 

そこで、職員も重い腰を上げ、かぎ針編みの勉強をし編み物に挑戦していただくことにしました。

 

 

 

職員が作り目が出来るようになったので、ご利用者にお渡しすると、「思い出した!」とどんどん、編んでくださっています。

編み物をされながら、「息子のチョッキを編んだん思い出すわ。」「靴下も編んだことあるで。」「いろいろ、編んだで。」などと会話も弾み、普段お話をされない同士が仲良くお話をされております。

 

 

そして、手芸が苦手とおっしゃられるご利用者に途中まで編んであるものを、お渡しするとどんどん編んでいかれ「覚えてるもんやな思い出したわ」と喜んでいらっしゃいました。

帽子作りに挑戦されている方、花瓶敷にするとおっしゃられる方、完成を楽しみに編み進めていらっしゃいます。職員はご利用者に教えていただいて編み物が出来るようになることと思います。

作品が完成しましたら、ご紹介したいと思います。