西紀デイサービスセンターでは、年に数回、職員による劇を披露しております。劇をすることで、ご利用者がたくさん笑って下さり、数か月たっても「あの劇が忘れられへん!また、お願いします~」と覚えていて下さるのでありがたいです。
そんな劇は「出張レクリエーション」と言って地域の方々の前でも披露させてもらっており、地域でも「あの時の吉本新喜劇はおもしろかった」「所長さんおもしろかったですよ~」などと、覚えていてくださり、親近感も持っていただけるように感じております。
新型コロナウイルス感染拡大防止対策などにより、出張レクリエーションも中止しておりましたが、制限がだんだんと解除されていき、また元の様に地域の皆さんの元へ行かせていただけるようになります。
3月は「水戸黄門」の劇をさせていただきました。馴染みのあるストーリーは、分かり易く、登場人物も皆さんが良くご存じなので、観やすかったようです。出張レクリエーションなどにも行き、場数を踏んでいるベテラン女優のような職員の、アドリブなどにたくさん笑っていただいておりましたが
恥ずかしがりの若手の職員の演技も「頑張ってたね」と声をかけてもらい、「恥ずかしそうなんが、可愛らしく感じたよ」とのお声をいただきました。どちらも、一生懸命にやってるのでそんな風に言っていただけたのだと思います。
物語を「丹波篠山」としたり、アレンジして、助さん格さんがアメリカから来た設定にしたりと工夫も凝らしていました。また、娘役を男性がするとたくさん笑いをとるのも定番です。「大きな町娘や~」と笑いをとっていました。
次に4月の「花さかじいさん」では、劇の場面とペープサートの場面があり、2か月続けての劇になるので趣向を凝らしてありました。また、入職して間もない職員が急に劇に出て戸惑うことが無いように音響を担当したり、少ないセリフを話す役割をしておりました。
通常のストーリーにアレンジをして、未来人が登場したり、西紀ならではの演出も楽しんでいただきました。