リハビリの時間ですよ~

10月から西紀デイサービスセンターのリハビリの担当が坂部夕里子作業療法士となりました。紀洋会にはもうひとり、坂部理学療法士がいますので、間違えられることや、ご夫婦と勘違いされる方が多いようですが、ご姉弟です。

西紀出身で地元の鳳鳴高校の卒業生でもあるので、お母様の知り合いがいらっしゃったり、共通の知り合いが多く、ご利用者とのコミュニケーションもとりやすく会話が弾んでいます。

物腰が柔らかく、優しい坂部作業療法士なので、ご利用者も変に構えず自然体でリハビリ出来ると喜んでいらっしゃいます。このような歩行を確認してもらう時にも緊張せんでいいわとのことです。

集団体操も皆さん元気いっぱい本当に自然体でリラックスして行われております。この写真はリズムをとるために童謡を唄いながら手足のリハビリをしていますが、その選曲もご利用者の希望の歌でしております。

この日は「里の秋」がとても好きなご利用者がいらしたので「冬になって来ましたが『里の秋』にしましょう」とのことで、里の秋を唄いながらでした。

最後に、重りの体操の時には重りを優しく着けて下さる姿にご利用者も和まれておりました。

大正ロマン館にお出かけ

以前から「喫茶店に行きたいな~」「美味しいコーヒーが飲みたいわ」「病院かデイサービスしか出かけるとこない」「甘い物かってほとんど食べへん」などとのお声をよくうかがっており

 

 

4年前までは、秋のお出かけで特産館ささやまやお菓子の里、バザールタウン篠山などに行き楽しんで頂いておりましたが4年間、秋のお出かけは車内から外の景色を楽しんで頂くだけとなっておりました。

 

 

今年は4年ぶりに「大正ロマン館」にお出かけし、喫茶店で好きなものを召し上がり、お土産も買っていただくツアーを田中副所長が企画されました。当日は、皆さんお出かけ用のバックを持参されてウキウキされていたり、

 

 

事前のメニュー決めでも「アップルパイにしようかな~?ソフトクリーム、いやいやチーズケーキ」と楽しい悩みは尽きないご様子でした。

 

それでは、ご利用者のバスツアーご紹介していきます。さぁ、バスに乗り込み出発です!マスクをされていても楽しそうな雰囲気が伝わってきますね。

大正ロマン館の喫茶コーナーの雰囲気がとても良いですね。事前に召し上がられるものは決めていただいてはおりましたが、実際に喫茶店でメニューを見ると迷いますよね~

メニューを決めてデザートと珈琲が到着し皆様、満足満足の表情で召し上がられております。

 

美味しいデザートとお喋りが楽しそうです。家族と来られるのは、また違うので緊張されていたかもしれませんが楽しそうですね。

最後に、ご家族や自分用にお土産をご購入されました。自分の目で見て買い物をされることが久しぶりだとおっしゃられている方もありました。

女性はアクセサリーもご覧になり、プチプラのネックレスと指輪をご購入されておりました。

楽しみながらいっぱい歩いてリハビリにもなったとのことでした。お天気にも恵まれて楽しいお出かけだったようです。

祝・100歳

今日は、西紀デイサービスセンターのご利用者が100歳のお誕生日を迎えられた時のお祝いをご紹介したいと思います。

 

今年(2023年)は、100歳のお誕生日を迎えられた方が4名いらっしゃるという非常に喜ばしい年でした。今年100歳をお迎えになられる大正12年生まれの方は、男性1名、女性3名でした。

 

そこで100年前の大正12年(1923年)について調べてみると9月1日に関東大震災が起きています。そして、丹波篠山市では、大正ロマン館が建築された年のようです。ちなみに11月の行事で大正ロマン館にお出かけします。

 

それでは、100歳の方の誕生日会がどのようなものであるかご紹介します。まず、お昼食のお名前のところにお誕生日&100歳おめでとうございます!とメッセージカードをお付けします。

 

そして、お誕生日会の日に音楽療法士がおれば、音楽療法士が誕生日の歌を伴奏し、職員・ご利用者で唄っております。これは、通常のお誕生日の方の時も同じようにお祝いしております。

 

 

100歳のお祝いの時はお誕生日の方のお名前をお呼びして前に出てきていただき

お名前を読み上げ、職員からのメッセージをお読みして、誕生日カードをお渡しし、誕生日の歌を歌います。この時に挨拶をされる方もあるのですが

この日の、お誕生日の主役は、嬉しさのあまり感極まり、挨拶の言葉が出なかったそうです。そこへ、職員お手製の食べれないフェイクスイーッ(紙製)の誕生日ケーキが登場します。

涙と感動で声が出なくとも「ありがとうございます。」とおっしゃられていることが伝わりますよね。

最後に職員と記念撮影をして終了です。

 

西紀デイサービスセンターでも、開設当初からすると、何名ものご利用者が100歳を迎えられ一緒にお祝いさせていただきました。「次は私や、その年までおれるかな」「100歳あやからしてもらお」などと、皆さん励みにされます。

 

私達がこれまでお祝いさせていただいた方は10名程度でしょうか。「一緒に100歳祝いましょうね」とお声をかけて約束がかなった方が全てではありませんが、「ほな頑張ろか」とおっしゃって前向きになっていただいているのではないでしょうか。

 

リハビリや歩行訓練、入浴、食事など、生活に無くてはならないものや、現状維持することに大切なことが沢山あるのですが、デイサービスセンターに通われている皆さまには、とにかくデイサービスセンターを楽しいところと感じていただき楽しんで頂きたいなと思います。

 

西紀デイサービスセンターの運動会

10月の行事は文化祭と運動会のダブル行事だったとお知らせしておりましたが、文化祭も運動会も滞りなく終了致しました。それでは、運動会の様子をご紹介します。

 

手先の器用な宮本さんお手製の、仕上がりの綺麗な運動会グッズで飾り付けしておりました。

競技も工夫を凝らして新しいゲームを考案しておりましたので、ご紹介します~

 

全員の方が挑戦されたゲームの一つに棒倒しがあったのですが、この競技に至っては、宮本さんが試しにお砂味を投げて棒倒しをしている段階で「なんやこれ?」「やってみたい」「あたったらスカッとする」「ストレス発散になる」などと運動会前から人気の競技でした。練習が止まらない方の写真です。

続いて、全員参加のひも送り綱引きゲームです。勝利の瞬間の写真です。笑顔ですね~赤白に分かれての団体競技に皆さん楽し気でした。

 

 

次に個人競技のサイコロリレーでは、さいころの目の数字のところを通り抜けてゴールするゲームでした。独歩の方に挑戦していただいておりました。みんなが見守る中、サイコロを投げて

ご利用者はダッシュで走りたいところですが…そこは、危険が無いように気づいた職員が手を差しのべたり、お声をかけたりとサポートし危険なことが無いようにしておりました。

応援も自然に皆さん、自分のチームを応援され盛り上がっておられました。

赤白優勝が決まった時には「ばんざーい!」などと、職員も盛り上がっておりました。職員もご利用者と一緒に思い切り楽しんでいるところに西紀らしさを感じました。

 

先日、来館された方がおっしゃられたのですが、「穏やかそうな所長さんですね。こちらの施設の方は、自然体で穏やかに、ご利用者に接していらっしゃる。でも、熱心で一生懸命にされていることも伝わってきます」とのことでした。また、「ご利用者の今後が幸多いことを祈っております。」とのお優しい言葉もいただきました。

 

お褒めいただいて光栄だったのですが、まだまだ、至らぬところも沢山あろうかと思います。しかしながら、お褒め頂いたところは、副所長を始めみんなが目指しているところなので、褒められると嬉しくなって「もっと頑張ろう!」となる西紀の職員にとって最高の経験だったのではないでしょうか。

お昼食ランキング結果発表

西紀デイサービスセンターの文化祭で皆様に、好みの昼食(ご利用者は召し上がられて美味しかった)に投票していただいておりましたが、集計が終わり、管理栄養士が総評いたしましたので

 

発表します~

①10票

篠山まるごと丼・ほうれん草のおかか和え・温泉卵・味噌汁

かき揚げ・高野豆腐の含め煮・フルーツ・澄まし汁

②9票

コロッケ・切り干し大根の煮物・フルーツ・味噌汁

⓷8票

赤魚の煮付け・ピーマンの肉詰め・焼きナス・煮豆・味噌汁

⓸7票

すき焼き風煮・春雨の酢の物・フルーツ・味噌汁

  ハンバーグおろしポン酢・ほうれん草のおかか和え・煮豆・味噌汁

⑤3票

鮭のチャンチャン焼き・小松菜の煮浸し・南瓜の煮物・味噌汁

⑥2票

鯖の味噌煮・大根の梅和え・フルーツ・味噌汁

  おでん・キャベツの酢の物・漬物・澄まし汁

 

 

・肉料理が人気。

・揚げ物が人気。

・ひとつの献立の中で、味の組み合わせに、はっきりした変化のあるものが上位。

・色どりの綺麗なものが上位。

・丼物や赤魚・ピーマンの肉詰めメニューなど、普段と皿数が違うものも変化があって良いのか上位にきている。

との結果でした。みなさんいかがだったでしょうか?ご協力ありがとうございました。

西紀老人福祉センタ・西紀デイサービスセンター文化祭

10/16(月)~20(金)までの期間、文化祭を開催しております。しかも、西紀デイサービスセンターで初めて、W行事を行っております。同期間に文化祭と運動会を行っております。

 

 

こんなことは、初めてなのですが文化祭は10月の行事で宮本介護職員が係になっておりましたが、文化祭においては、デイサービスセンターのご利用者の作品展と福祉センターの貸館ご利用者の作品展となっており、貸館担当者が係となっております。

 

 

文化祭、絶賛開催中です。まだ、間に合います。どなたでも入館できます。ひっそりと行っておりますので午前中の時間など空いておりおススメです。

 

 

まず、ご利用者の作品は、デイサービスセンターで職員と一緒に作られたもの、ご自宅で作られたものとがあります。また、お昼食投票も行っており、西紀デイサービスセンターのいつものお昼食を写真ではありますがご覧いただくことも出来ます。

 

 

 

 

職員が趣味でお稽古に通っている「木目込み人形」「生け花」も展示しております。

 

 

 

西紀文化協会の書道教室の方、コンパクトカメラの会の方も個人的に参加していただいております。

貸館ご利用者でお馴染み、トールペイント様、りんごカフェ様、plus-yoikoto様、クラフトバンド様、今回初めて、パッチワークの会・マーガレット様もご出展いただいております。

 

まだまだ、見どころがあります。ぜひご来館ください。

西紀デイサービスセンターの秋のうた

音楽療法のご紹介をします。音楽療法では、ご利用者は、ただ単に観ておられるだけではなく唄いながら、打楽器でリズムをとられたり、身体を揺らしていらっしゃる方が多いです。

 

 

 

今日は、男性のご利用者が太鼓を叩かれているご様子を紹介します。職員が元気いっぱい太鼓を叩いた後にご利用者にお渡しすると

「ヨシ、やってみようか」と初めて太鼓を叩かれました。男性が叩かれるととても力強く雰囲気が盛り上がりました。

周りの方々も、太鼓の音につられて動きが大きくなられたように感じました。

唄うのは恥ずかしいとおっしゃられていても気づけば、リズムをとって唄っていらっしゃる光景をよく目にします。

朝からお元気がないように感じていた方も元気が湧いてこられるのかなと感じます。

最後はお馴染み「星影のワルツ」で終了です。お馴染みのうたが始まると…

暗黙の「今日の音楽療法はこれで終了」と言う合図でもあります。違う場所で作業をしていた職員もご利用者が移動されるので皆さんのところへ戻ることが出来ます。

音楽療法士は、音楽療法が終了し、ご利用者がデイルームに戻られる時も、ピアノを弾いております。この日は、帰り際にご利用者が「ありがとう。楽しかった。何にもかも忘れて夢中になったわ」と声をかけられ

少し一緒に唄われて名残惜しそうにされておりました。