昨年は世界的に暗い話題が多かったので、今年は夢のある話題をひとつ。
私の学生時代はアニメのドラえもんや星新一の小説を実現できない夢物語だと思っていましたが、今世紀に入ってからは想像をはるかに超えた技術の進歩で現実味を帯びてきているものも出てきています。
昭和の時代のパソコンは高額な大きな箱でしかなかったのが、今では子供でも安易に使えるようになっています。しかし、世界的に有名なスーパーコンピューター「富岳」の計算速度はそのパソコンの3千倍にもなり、今後開発が期待されている量子コンピューターになると「富岳」の9千兆倍の計算速度ということで理解が追いつきません。
近未来には無人運転車、ネット接続できるコンタクトレンズ、今世紀中にはロボットと人の融合、核融合発電、一般人の宇宙旅行等々、想像がかきたてられて楽しみなものがたくさんあります。
近くでは2025年の大阪・関西万博で空飛ぶクルマに乗ることができるかもしれません。アメリカのアルテミス計画ではこの年から毎年ヒトを月に送り込む予定で月面基地においてヒトが生活するのもそう遠い話ではなさそうです。
そういえば細田守監督の映画や眞邊明人の著書に出てきていますが、AI(人工知能)やVR(仮想現実)の進歩でメタバース(インターネット上に作られた仮想空間)の中では障害に関係なく誰もが活躍できる世の中が実現するかもしれません。私たちセラピストは身体等の障害を改善するのが仕事なのですが、嬉しい意味で商売あがったりです。
今後、私も技術の進歩を楽しめて活用できる高齢者になるために、常に頭を柔軟に保ち、いろいろな事に興味を持ち、多様性を受け入れて仕事に生活に取り組んでいきたいと思います。・・・月に行けるかな?