新しい仲間が増えました

西紀デイサービスセンターに新しい仲間が増えました。介護福祉士の村上奈美さんです。村上さんは昔からここにいたかの様に自然にご利用者ともお話をさせていただいたり業務に携わっています。

 

先日は午前中にデイルームで見守り係をしていたのですが、NHKのテレビで9時50分から放送している体操をご利用者と一緒に元気いっぱいやっておりました。

午前中にご利用者に身体を動かしていただくことがなかなかないので良い時間であったように感じました。

また、なかなか散髪に行けないと困っておられるご利用者の髪を編み込みにし、顔にかからないようにして差し上げていました。

 

色んな事に気が付いて気配りをしてくれる村上介護福祉士に職員もご利用者も期待しています。

 

ほんわかほんわかほんわか あらすじバージョン

皆様お待たせしました。西紀デイサービスセンターが最も力を入れさせていただいている行事「敬老の日」がやって来ました。西紀デイサービスセンターでは、敬老の日にいっぱい笑っていただきたいという思いから

 

 

数年前から「西紀デイ劇場」と称して、分かりやすいストーリーを厳選し、吉本新喜劇や水戸黄門などの劇のあらすじを元に担当者が台本を作り劇を行っております。

 

 

今年度は音楽療法士の小島先生と小林先生にも友情出演していただき盛り上げていただきました。せっかくですので、台本を元に大まかな内容をご紹介します~

 

 

音響効果の小島先生が元気いっぱいに登場されて皆さんのハートをつかんでくださいました。

 

「ほんわかほんわかほんわか♬ほんわかほんわか」吉本新喜劇「ラーメン屋パート2」の始まりです

 

店員「さぁ、これからお昼に入るし、ラーメン食べにくるお客さんで忙しなるで~」 客1「お邪魔しますか?」 店員「?そこは「か」はいらないと思うけど空いてる席に座ってください」

雑巾でテーブルを拭く店員に

客1「それ、さっき拭いてたの雑巾ですよね」店員「そうですよ。これ床のいいだしが出るんですよ。」

暴力団風の兄貴と子分が登場

暴「兄貴~兄貴~」

兄貴「おう、なんや、誰もおらへんのんか?誰もおらんうちに悪いことしたろか~」

店員(外から帰ってくる)「あ~疲れた」

兄貴「邪魔してるで~」 店員「邪魔してるんやったら帰って~ なんやあんたらは?」

大将「なんや騒がしいな」 兄貴「あのなぁ、今日来たんはな、大将に折に入ってはなしがあったんや」 大将「誰が檻に入って話せなあかんのや」 兄貴「重大な話があるんや、」兄貴「借金300万円返してもらおやないか!今日中に用意しろや!」

 

秘書「ごめん下さい、どなたですか?西紀商事の秘書をしております。小林というものです。お入りください。ありがとう。」

*みんなでこける

秘書「お金に困ってはるのではないですか?この土地を売ってもらえませんか?」

そこへ、兄貴、暴1、再び登場

兄貴 「そろそろ、300万、用意できたか?」

注意:ローテーショントーク(3人でグルグル回りながら順番に説明することを言う)で  兄貴「そろそろ」暴1「300万」お客「用意」

 

兄貴「出来たか~~~~!」

 

店員「大将、お金に困ってるなら、このお金使ってください!」

 

暴力団にお金を差し出す。

暴1「なんで、お金があるねんこのままでは計画が全部パァや~~~~」

チャンチャン!    ほんわかほんわかほんわか♬

脚本 田中慎児(所長)

監督・演出 田中由佳(副所長)

火曜日出演

友情出演・秘書 小林音楽療法士(初出演)

効果音 小島音楽療法士

店員 田中副所長(芸歴10年)

兄貴 頼金順子(芸歴8年)

暴力団1 梶原佳奈(芸歴3年)

大将 宮本千裕(初主演・芸歴1年)

客 元古望美(芸歴3年)

木曜日出演

秘書 村上奈美(初出演・入職1か月)

金曜日出演

兄貴 田中所長

 宮﨑里佳

秘書 中野かおり

友情出演 菅元総理?

衣装協力 職員の着なくなった服

小道具 長澤珠美

西紀デイサービスセンターでは、出張レクリエーションに行かせていいただいていた経緯から、所長や副所長などの作った台本がいくつかあります。その中でも殿堂入りのものが、「吉本新喜劇:ラーメン屋」や、「番場の忠太郎:白塗りバージョン」「愛染かつら」です。

ベテラン職員が、ご利用者の反応を見て、脚色をしたり、アドリブを入れたり工夫を凝らしています。地域の方の前でウケたものが、ご利用者にはウケなかったり、この曜日ではウケたけど、違う曜日ではダメだったとか職員も、毎日反省会をしたりしているようです。

そして、分かりやすいストーリーのものは、「何度見ても面白い!」と、ご利用者から太鼓判ウケるコツのようなものをご紹介します~

 

 

 

 

編み物始めました2

先日編み物を始めましたと記事を書きましたが、その続編をお知らせします。

 

実は、編み物が流行りに流行っています。職員が思う以上にご利用者の編み物への思いが熱く!家に帰ってまで編んできて下さる勢いです。

 

その作品を今日はご紹介したいと思います。西紀デイサービスセンターは10月に文化祭を控えておりご利用者の作品作りに拍車がかかっています。

 

編み物は、シュシュを作るのにハマられたご利用者があり、とてもたくさん作ってくださいました。

 

手提げ袋もたくさん完成しました。

ちぎり絵をいつもして下さっている方もいつも以上にハイスピードで仕上げていってくださり、展示コーナーが華やかです。

ご利用者も職員も文化祭という目標が出来ていつも以上に作品作りに力が入っているように感じます。

 

文化祭までにどのくらい作品が増えるのか楽しみです。

 

 

西紀のおやつは職員の手作りです。

西紀デイサービスセンターでは、月に5日、おやつの日があります。おやつ週間と言って月~金までおやつを召し上がっていただける週があります。

 

 

担当の職員がメニューを考え、その日のおやつ担当者が一人で皆さんがレクリエーションをしておられる間におやつを作ります。

 

 

この日は、「冷やしぜんざい」でした。「冷やしぜんざい」は数年前からの人気メニューです。初めてお出しした時には「ぜんざい冷たいけど美味しい!」と皆さん驚かれていました。

 

白玉が出来上がるまでにお汁粉を冷蔵庫で冷やしておきます。

冷やしたお汁粉に白玉を入れると完成です。

 

出来上がった冷やしぜんざいをデイルームまで運ぶと、皆さんにニコニコされて「何を食べさせてくれてんや?」「今日はおやつがあるんけ?」と大変楽しみにされます。

担当の職員は、ご利用者が喜んで召し上がられている様子に「頑張って作って良かった~」と言っていました。

 

文化祭やります

西紀デイサービスセンターの行事は定番になっているものとそうでないものとがあり、今年度で言えば「入学式」は新しい試みでした。

 

今年度は新しい行事もどんどん生まれる予感がします。10月は中野介護福祉士の発案で「文化祭」を初めて行います。

 

中野介護福祉士は「コロナ禍で出かける機会も少なくなりました。ご利用者は、デイサービスセンター利用中も行事などのお出かけも無くなり、市民センターの文化祭などのイベントに出かける機会も無くなりました。制限がかかることが多く、

 

プライベートでも外へ出かけられる機会は減ったのではないかと思います。どうしても、籠りがちになりがちな、ご利用者に色んな作品を見て楽しんで頂きたかった」と思いを話してくれました。

 

そこで、ご利用者に文化祭があることを事前にお知らせし、いつもよりも、作品作りに積極的に参加していただけるように声掛けをしました。こちらの、コスモスのフレームも、たった1日で完成しました。

 

現在、編み物と

 

可愛らしいトンボが制作中です。

普段挑戦されているお習字や塗り絵も場所を変えて展示することで雰囲気も変わり見え方も違ってくるかもしれません。

 

職員の知り合いの「嵯峨御流」と「小原流」の師範、家元教授にも生け花展をしていただき、生の生け花をご覧いただきたいと考えております。

普段のお食事も、写真集のようにして、皆さんのご覧いただき人気投票のようなものもしていただいてはどうか?職員がアイデアを出している最中です。

 

残念ながら、ご利用者のみのご参加になりますので、ご家族の方にご覧いただくことはできませんが広報やブログなどでご紹介させていただこうと考えています。

 

 

堅実さが光ります

職員紹介6人目は宮本介護職員です。宮本介護職員は、西紀デイサービスセンターの職員の中で一番若く、唯一の20代の職員です。

 

宮本さんにとっては年齢の近い職員がおらず、母親ほどの年齢の職員に混ざり業務をこなすことは大変なこともあるかと思いますが

 

 

宮本さんは、年上の職員たちがプライベートで若いころに経験した、遅くまで飲んでいて二日酔いだったり、夜遅くまで遊んでいて疲れていたなんてことは絶対にない人柄で

 

業務なども、世間一般的に言う、若いゆえの軽はずみな発言や行動などは無く、いつも冷静に落ち着いて業務をこなしています。そして、ご利用者からすれば、孫世代!とってもかわいがっていただいています。

宮本さんは高校卒業から咲楽荘に就職して10年近く働いていますので丹波篠山市の企業案内のパンフレットにも紹介していただいております。若い年代で介護に携わっていることに年上の職員からも尊敬されています。

そして、手先が器用な宮本さんは、ご利用者にお渡しする手作り年賀状のアイデアを出してくれたり

注意・過去の写真はマスクは着用しておりません。

とっても小さなものを器用に作るので職員もご利用者も感心させられています。

そんな宮本さんは、西紀デイサービスセンターに異動して来てから行事などで劇に出て大きな声でセリフを言ったりすることは恥ずかしいとは思うのですが、優しい年上の先輩に見守られながら

精一杯、劇で役柄を演じています。

副所長は宮本さんのことを「ご利用者にとって宮本さんはベテラン職員に言いにくいことも言いやすい存在であり、伝えられたことをベテラン職員にきちんと伝えたり実行してくれるので信頼されていると思う」と言っています。

 

また、若くて記憶力が良いので、「昼食のメニュー」や「昨日、こちらに座られていたのは誰?」などということを覚えてくれていて助かるそうです。

 

西紀デイサービスセンターだからこそ

5人目の職員紹介は宮﨑介護職員です。宮﨑さんのトレードマークは可愛らしいポニーテールです。ご利用者からも「頭のリボン見せてくださいな、可愛いわ~」などとお声を掛けられています。

宮﨑さんは、自身が心配性なところがあると、常々言っております。そのせいか、ご利用者の心配そうな表情や、状況を見ていて困っていらっしゃらないか敏感に察知し分かりやすく優しい声掛けをしているように思います。

 

そして、西紀デイサービスセンターで初めて介護の仕事に就いた宮﨑さんは、職員のことを「ここの皆さんが優しくて好きです。働きやすい環境です。」と職員に言葉にして言ってくれます。職員が仲が良いかどうか、チームワークが取れているかどうかはサービスを受けてくださるご利用者にも伝わると思うので、大事なことだと思います。

 

そしてベテランの職員は、介護の現場では当たり前のように流れている日常のことを「どうしてですか?」と聞いてくれる宮﨑さんに対して「ベテランの職員がなんとなくやっていることも、これで良いのかを考える良い機会を与えてくれている」と思っています。

 

そして、宮﨑さんは介護未経験だった自分の意見も取り入れて「えぇ事、言うなぁ~気がつかへんかったわ。」などと言ってくれる田中副所長や先輩職員の懐の大きさがあればこそだと喜んでくれます。

 

副所長は宮﨑さんのことを大半の職員が慣れっこになっている業務も緊張感を持っていつまでも初心の気持ちを忘れずに慎重にこなしているところが良いところだと感じています。

小さなことからコツコツと

職員紹介4人目は、城崎出身でまるで温泉のようにほんわか優しい元古介護職員を紹介します。

 

元古さんは、ご利用者お一人お一人の好みや、健康状態などを尋ねたり思いをはせたりとされており、時間があれば1対1などでゆったりと話をしその方の好みや必要なことを考えてくれています。

例えば、読書が趣味であったとご利用者がおっしゃれば、読みやすい小説を図書館から借りてきてお渡ししたり

衣服を着脱される時にボタンが掛けづらいとおっしゃられるご利用者があれば、指先を使うゲームで指先の訓練をしていただこうとゲームを手作りしたり

「難しいゲームはかなん」とおっしゃられるご利用者があれば、簡単に短時間で挑戦できるゲームを考案・手作りしています。

マスクを着用するようになり、難聴のご利用者が困っていらっしゃるのではないかと、筆談ホワイトボードを作成したりもしました。「お風呂に入りましょう」「リハビリに行きましょう」などの文字をマグネットで貼り付けました。

筆談は、分かりやすいように簡素な言葉で書いてありますが身振りや表情などでフォローしています。

そんな、気配りの上手な元古介護職員が苦手なことは劇などで役を演じる事のようですが、恥ずかしそうに演じる元古さんのことをご利用者はニコニコと見守って下さるのでほんわかした元古さんもまた劇の中で良い役割のように感じます。

 

写真はコロナウイルス流行前のものですのでマスクは着用しておりません。

そんな、元古さんの職員からの印象は「いつも、一生懸命」「利用者さんへの歩み寄りや心配りには尊敬させられる」「雰囲気が柔らかいので、ご利用者が話しかけたり頼んだりしやすそう」などとの声があがっています。

副所長からも「うちの職員の中で一番の癒し系で、ホッとする存在。」と言われています。

 

石橋を3度叩いて渡る

4人目の職員紹介となりました。4人目の職員はプライベートでも、ご主人のおばあさまが100才、自身の祖父母が90代と家族に高齢者がいらっしゃる梶原介護福祉士です。

 

西紀デイサービスセンターの職員は、現在、年齢層が4つに分かれておりその中間世代で比較的若い世代のにあたる梶原介護福祉士は、職員のまとめ役を自然に担っています。

 

写真は3年以上前のものですのでマスクは着用しておりません。西紀デイサービスセンターの感謝祭では楽しいパフォーマンをしたり

にしきふるさと祭でゾンビの役をした時にも、写真を撮って楽しんだり

新年会でも同世代の職員と息ぴったりのパフォーマンスをしていました。

若いパワーで元気いっぱいに行事などを盛り上げてくれて、写真を見ていると、明るく楽しい梶原さんですが普段は、ゲームの時にさりげなくご利用者をサポートしたり

業務内容なども細かなところまで確認し石橋をたたいて渡る派の慎重派です。縁の下の力元的存在で、副所長からも自分の思い込みで行動しない人だと信頼されています。

 

 

 

あんた、冗談ばっかりゆうて

職員紹介3人目となりました。今日は頼金介護福祉士をご紹介します。レクリエーションの的あてゲームの時などにわざと、的を遠ざけるふりをしては、ご利用者に「アハハッ、あかん、あかん、あんたはホンマにもう~もっと近づけて~」と言われたり

 

ご利用開始間もない緊張されているご利用者の心を解そうとジョークを言ったり、行事の劇では人一倍声も大きく、アドリブで面白いことをやってのけてくれる無くてはならない存在です。写真は、劇中でご利用者を人質に捕らえている写真です。

小学生の娘さんの制服を借りて小学生を演じてみたり

毎年、節分には鬼の役もこなします。

そして、二人羽織でこんなに顔に落書きをされてもこんな素敵な笑顔で写真を撮らせてくれるのは頼金さんだけだと思います。

そんな、頼金さんはご利用者にとって気さくな存在なので、体調の悪い時に相談しやすく、困っている時も気にかけてくれるとの評判です。一番高齢のご利用者が一番頼りにしているとおっしゃられた時には

注意・3年以上前の写真なのでマスクは着用しておりません。

「他にも良い子がいっぱいおるのに何で私が頼りになると言うてくれるんですか?」と腰が低い頼金さんでしたが「頼りにしてまっせ、あんたがおってないと困るんやで~」とやはり信頼は熱かったです。

 

後輩職員や若い職員からも慕われ、みんなが口をそろえて、困っていると風のように現れて、助けてくれてお礼を言おうとしたらさっと去っていく風のような存在と頼りにしています。

 

所長と副所長からも信頼は熱すぎて、時には無茶ぶりをされても、「えーーーーっ!」と言いながらもさらっとこなす頼金介護福祉士なのです。