暑中お見舞い申し上げます。夏に美味しいメニューのご紹介

7月に入ってからの暑さは格別でしたね、30℃を超えると夏日と言うそうですが、連日、夏日の気温を楽々と超え、猛暑の日々です。ご利用者も「もう暑さはうんざりや」「なした暑いんで!毎年こんなに暑かったやろか?」「今日は観測史上最高気温てニュースで言っていましたよ」などと暑さにウンザリされているご様子です。

 

 

 

そんな日でも食べやすい献立をと、付け合わせで色どりを加えたり、ポン酢や大根おろし、梅風味などにして夏でも食べやすいようの管理栄養士が工夫をこらしております。

 

 

 

この日のメニューは豚肉の生姜焼き、梅風味和え、煮豆、味噌汁でした。梅風味和えがさっぱりとして夏らしいメニューですね。

次は、揚げ出し豆腐・南瓜の天婦羅、ほうれん草のカニカマ和え、みかんの缶詰、お味噌汁です。付け合わせにキャベツが加えられています。

しょっぱい揚げ出し豆腐に甘いかぼちゃの天婦羅が食欲をそそりますね。こちらは揚げ出し豆腐だけだと寂しいとのことで、かぼちゃの天婦羅を加えたそうです。

こちらは、鮭のフライ、切り干し大根の煮物、みかんの缶詰、澄まし汁でした。付け合わせのブロッコリーとスパゲッティが色どりを加えて食欲をそそりますね。

お食事を召し上がりにくい方の食事もこのような模様の無い白いお皿に盛り付け工夫しておりました。

こちらは、宅食サービスの方の容器に入ったメニューです。小松菜のポン酢和え、おろし大根のなめ茸和え、味噌汁です。こちらも、ポン酢に大根おろしがあっさりとしており、夏らしいメニューですね。

 

まだまだ、暑い日が続きそうですが、バランスよく栄養を摂り夏バテしないように過ごしたいですね。

 

 

手芸付さん集まれ~ その名もちゃちゃっと手芸

西紀デイサービスセンターでは、選択レクリエーションの時間に手芸を選択された方に手芸をしていただいているのですが、それだけだと、月に1作品になってしまうこともあるので、それ以外にも手芸を行っていただき手芸の時間を増やしております。

 

写真は入浴前の空いた時間に手芸をされている様子です。こちらの手芸の名前を「ちゃちゃっと手芸」と名付けさせていただいております。

 

「ちゃちゃっと手芸」は、隙間時間を使って取り組んで頂き、作品を、その日に仕上げて持ち帰ってもらうことを目標としています。その理由は、週一回利用の方であれば、なかなか作品が仕上がらず、1週間前の作業の続きをするのを躊躇われる方が多いからです。

 

「ちゃちゃっと手芸」の担当者は、手に入りやすい身近な材料で短時間で制作していただける軽作業のような手芸をしていただくようにしております。

 

そして、隙間時間とは入浴・食事・リハビリ・レクリエーションの処遇時間以外の空いた時間の事です。午前中の入浴待ちの時間、入浴後の昼食までの時間・昼食後のリハビリまでの時間にお昼寝をせずに(されない方)・帰宅前の待ち時間を使って取り組んでいただいています。待ち時間の手持ち無沙汰の解消にもなります。

 

「リハビリまでに仕上がるか心配したけど、仕上がりました。」と時間内にできると達成感もあるようです。

 

手芸に取り組んでいらっしゃる方を見かけて「私も教えて~」と参加される方もいらっしゃいます。

 

無理強いをすることは無いのですが、いつもは、お昼寝をされる方が、午前中で仕上がらなかった手芸を「今日は、手芸を仕上げたいから昼寝なしにするわ、ご飯が終わったら続きするから、置いといて」などと意欲的におっしゃられたりします。

普段手芸に参加されない方も、手持ち無沙汰にしていらっしゃるように感じる時は職員が声をかけさせていただくと挑戦して下さいます。皆さん、真剣そのもので集中していらっしゃいます。

 

そんな時は「今日は時間がたつのが早かった、あっという間やった」とおっしゃられるので充実した時間を過ごして頂けたのかなと感じます。

 

最近の作品をご紹介すると、夏に洋服を華やかにするネックレスをお作りいただきました。お揃いに仕上げ喜んでいらっしゃいました。

ネックレスにするのは恥ずかしいとおっしゃられる方はキーホルダーにしてカバンに付けていらっしゃいました。

次は、夏の吊り下げ飾りです。透明の容器の中に紫陽花アナベルのドライフラワーなどをスワッグを入れてランプのように仕上げました。

出来上がった時の皆さんの喜んでいらっしゃる様子を見ると、次も喜んでいただける手芸を考えようと励みになります。

 

 

丹波篠山市の民話

7月の行事は中野介護職員が丹波篠山市に昔から伝わる民話をアレンジして劇を行いました。福住の力持ちの青年の物語「力持ちのみたらし」と、沢田の八幡神社の氏神祭の日に大木の鱧を切る行事があるのですが、その始まりの物語「沢田のはも祭」を演じました。

 

 

力持ちのみたらし、では、職員がステテコとパッチを着てその中に座布団を入れて、お相撲さんの姿で登場したので、その姿を見るだけで笑っていただいておりました。

それでは、「力持ちのみたらし」のストーリーの見どころをご覧いただこうと思います。こちらは、この日のリーダー頼金さんの指示通りに相撲取り達がマイムマイムを踊っています。

本来のストーリーにアレンジを加えており、

毎日、リーダーが無茶ぶりをして笑いをさそっていました。職員は、なんの打ち合わせもなく突然に言われたことをしなければなりません。

 

 

細い輪っかの中で、相撲を取らされることも。こちらも、たくさん笑っていただきました。突然に言われて戸惑いながらも体当たりでやるところにも西紀らしさを感じますね。

 

力持ちのみたらしの見どころは、西本荘に池を作る時にみたらしが山盛りの土をあっという間に運ぶシーンでした。中野介護福祉士が作った岩を、田中副所長演じる、「みたらし」がとても重そうにでも軽々と投げ飛ばしておりました。

ご存じの地名が出てくると盛り上がります。終わった後も、丹波篠山市に伝わる伝説などの話で盛り上がっていらっしゃいました。

 

 

 

 

新しい仲間が増えました。

西紀デイサービスセンターで研修を受けていた新卒のお二人がそれぞれの配属先に旅立っていきました。私たち職員も寂しくなりましたが「二人は元気かな?」「頑張っていらっしゃるやろね」とご利用者から尋ねられます。

 

 

西紀デイサービスセンターは、研修生のニューさん、冨髙さん、婦木さんに続きトライやるウィークの生徒さんなどが来てくれてとても活気がありました。職員一同、初心の気持ちを思い出し良い刺激をもらいました。研修生のみんなが巣立って寂しいところへ、新しい職員・榊原万里子さんが仲間に入りました。

 

榊原介護職員は、小学生のお子さんと、保育園に行っているお子さんと遊ぶことが楽しみという優しいお母さんです。リラックス方法は「お香を焚くこと」だそうです。優しい雰囲気の榊原さんにピッタリのリラックス方法ですね。

先日初めて、ご利用者へのお菓子作りをされていました。コーンフレークの上にヨーグルトとみかんの缶詰をのせた爽やかなデザートでした。

完成!爽やかなデザートに負けないぐらい榊原介護職員も爽やかですね。

ご利用者からも「美味しい!」「最高~♪」いただきました。

 

今田デイサービスセンターブログ開設おめでとうございます

西紀デイサービスセンターは、紀洋会の他の事業所との交流の機会があまりないのですが、西紀にいた職員が異動になることで交流のきっかけを持てる事があります。今田デイサービスセンターの近成所長とは異動が、きっかけで交流を持つことが出来ました。

 

 

この度、今田デイサービスセンターがブログを開設されたことを知ったので、西紀デイサービスセンターから、お祝いをさせていただくことにしました。ご利用者と一緒に何か作れないかと考えていたところ、数年前より、試験的に始めていた園芸で寄せ植えをしている多肉植物を送ることにしました。

最初の頃に、植えた多肉が

こんなに、モリモリと育っています。多肉の生命力は縁起が良く、園芸や、生け花などで植物に触れると植物から命をいただくと古くから言われているそうです。

 

 

皆さんが協力して下さり、寄せ植えが、あっという間に完成しました。

 

ご利用者と一緒に寄せ植えをした多肉植物に、メッセージを添えて、田中所長から近成所長へ渡させていただきました。

 

 

お祝いをさせていただいて直ぐに、今田デイサービスセンターから、メッセージカードと共に、畑で育てられた胡瓜と山桃をいただきました。

 

胡瓜は早速、ご利用者のお昼食に使わせていただき、山桃とメッセージカードは玄関に飾らせていただきました。

今田デイサービスセンターの皆様、暑い日が続きますが夏バテなどなさらないようご自愛ください。

 

七夕

今年の七夕の壁画は宮本介護職員の考案した飾りが綺麗に飾り付けられておりご利用者や来館者から好評でした。七夕(7月7日)に家で飾りたいとおっしゃられる方があったので7日までにお手元にお返ししました。

 

 

壁面が寂しくならないようにとご利用者に折り紙で飾りを作っていただき飾りました。

七夕の週に入るとそれぞれに短冊に願い事を書いていただきました。「何か書いたったん?」「やっぱり健康のことやろね」などと仲良く相談しながらかかれておりました。

 

その中で心がほっこりする願い事がありましたので、ご紹介します。「孫が無事に出産できますように」です。この願い事の主は、お孫さんが4人目のお子さんを10月に出産されるそうです。おばあちゃんから孫に対する愛情が感じられますね。

 

 

次は「家族皆が元気で、私のようなものでも大事にしてもらってて幸せです。感謝しています。」です。書かれた方の家族への思いと感謝が伝わって来ますね。次は「いつまでも!いつまでも!元気で!元気で!」です。畑仕事もされるとても元気な男性が願い事の主ですが、男性らしい男らしさを感じる願い事ですね。本人は「空元気ですよ(笑)」とおっしゃられていました。

 

丹波篠山格付け検定、目指せ立派な篠山人!

6月の行事は田中副所長が担当されました。田中副所長は他の職員が思いもつかない発想と発案をされ、なおかつ、デイサービスに合った内容に仕上げて来られるので他の職員も勉強になると言っています。

 

今回は、テレビ番組の「格付け検定」を元にしておりますが、テレビ番組のように高級なものをあてるのではなく、ご利用者に、なじみの深い「丹波篠山市」の名産とそれに類似した「他の地域の」食品を食べ比べていただき、どちらが、丹波篠山市の名産か当てていただくようにしました。

 

5人一組のグループで始まり、最初は「立派な篠山人」の格付けでゲームを開始し、間違えるごとに「普通の篠山人」、「一応、篠山人」、「篠山にあこがれる人」、と格付けランクが下がっていき、全て間違うと最下位の「篠山に住んでるだけ」の格付けになってしまいます。

ゲームのルールを理解していただく為に職員がA.丹波篠山米B.その他の地域米を食べ比べました。梶原介護福祉士と宮本介護職員が挑戦しました。手作りのアイマスクを装着し、おにぎりを食べながらどちらが丹波篠山米かを真剣に考えています。

宮本「家のお米と同じ味やから、Bにします」梶原「美味しいのはBやから、Bやと思います」と選んだそうですが結果はAが篠山米でBが他の地域のお米であったため2人とも外れでした。

 

ご飯はおにぎりにし、黒豆ケーキやどら焼きなどの食材は細かく切り刻み少量ずつにしたりと準備にも余念がありませんでした。飲み物では黒豆茶が出題されました。

皆さん、ご自身がご試食される順番を心待ちにしていらしたようで、順番が回ってくると表情がにこやかでした。そして「当たらなくても、おやつが食べれて嬉しい」とのことでした。

当たっても外れても楽しそうですね。ただ、「もっと、ようさん食べさしてくれたら当たったのに~(笑)」とおっしゃられる方もありました。

 

職員の中野介護福祉士はA.黒豆入り丹波せんべいB.落花生せんべいを食べ比べし見事に黒豆入り丹波せんべいを当てておりました。さすが丹波篠山での居住年数が一番長い中野お姉さんですね。

 

 

大変盛り上がった丹波篠山市格付け検定について職員からです。Y介護福祉士「名前だけで笑える」「新しい企画」。M介護職員「良い企画と思った」「意外と難しかった」。K介護福祉士「テレビ番組で流行っていることをデイサービスに合うように企画されたのが良かった。」とのことでした。

 

企画担当の副所長によると「単純に食べ物を食べる喜びを味わってもらえたと思います。また、『見る・聴く・味わう・嗅ぐ・皮膚で感じる』ことで五感を刺激できたのではないかと思います。

 

反省点として、どの行事を行う場合でもですが、ご利用者はそれぞれADLが違いますし、デイサービスセンターのご利用者は身体能力の差が大きく、人によって出来る事と出来ないことが異なります。全員が楽しむ、参加することがなかなか難しいのでそこが課題だと思っています。」

 

 

最後にご利用者からの感想です。「5人ひとチームで賑やかに言いながらワイワイと考えるのが楽しかった。盛り上がったで。」とのことでした。これからも、職員同士でお互いの企画を参考にして色んな行事を考えて行きたいです。

西紀デイサービスセンター歩行訓練

西紀デイサービスセンターの渡辺充理学療法士の歩行訓練をご紹介します。まず、最初に福祉用具の点検から始めます。まるで、福祉道具屋さんのようです。

ぐらつきが無いか、ちゃんと動くか点検されておりました。

 

 

歩行器の点検が終わると、ご利用者の身体をほぐしておりました。関節の適合性をあげる為だとのことで、これにより支えやすくなるそうです。

 

丁寧に関節をほぐした後に、歩行訓練が始まります。歩行訓練をする前に時間をかけて関節をほぐすことで、信頼関係も生まれるのか、ご利用者もリラックスされているように感じました。

 

 

西紀デイサービスセンター飛沫防止パネルが無くなりました。

新型コロナウイルスが5類になったことで、カンファレンスやステーション会議などで話し合いを重ね、デイルームと食堂の机にあった飛沫防止アクリルパネルを片付けました。

 

 

また、アクリルパネルは良いことばかりではなく換気を阻害する恐れもあるようで、パーテーションの置き方が悪いと空気の流れを阻害してしまうようですね。もちろんこれまで通り、消毒・マスク・手洗い・換気につきましては引き続き続けていきます。

 

デイルームでは、アクリルパネルが無くなり、「会話がしやすい」「作業がしやすい」とご利用者が喜んでいらっしゃいました。

 

思いっきり、ファイルを広げて塗り絵も出来ますね。

職員との会話もスムーズです。

食堂でも、配膳がスムーズでした。

ご利用者同士、「表情も分かりやすく、なんとなくゆったりする」と喜んでいただきました。

 

これからも、感染経路の遮断に留意しつつも少しずつ、コミニケションが取りやすくなればいいなと思っております。

 

 

 

西紀デイサービスセンター6月のお食事・丹波篠山まるごと丼

6月も下旬になり、日中の気温が高くなってきましたね。暑くなると食欲が低下される方もありますが楽しく食事を召し上がっていただけるようにと、別所管理栄養士が工夫をしております。

 

まず、この夏も、暑い日でも食べやすい冷奴が登場しました。冷奴の日のメニューは、鯖の味噌煮、もずく酢、冷奴、澄まし汁でした。

お食事を拒否される方の食事は、お皿の柄をおかずと勘違いされないように、このように、白いお皿で提供しております。

次に、ミンチカツ、青梗菜のピーナツ和え、フルーツ、味噌汁のメニューをご紹介します。フルーツが口当たりも良く美味しそうですね。

 

ご利用者から好評であったものが、チンジャオロース、ほうれん草の卵和え、フルーツ、味噌汁のメニューでした。肉料理を好まれる方が多いようです。

刻み食の方はこのような食事形態にしておりました。

そして、この度、篠山まるごと丼実行委員会様の許可を取り、「篠山まるごと丼」を提供させていただきました。篠山まるごと丼に日は、大根の煮物、胡瓜と沢庵の胡麻和え、お味噌汁でした。

篠山まるごと丼はご利用者に珍しいものを召し上がっていただけるようにと、別所管理栄養士が許可を取り丹波篠山産の地元の食材を使うなどルールに基づいて調理しております。