トライ・やるウィークの生徒さんが来てくれました。

西紀デイサービスセンターでは、トライ・やるウィークが近くなると「今年は生徒さん来てくれるかな?」と職員で話題になるほど楽しみにしております。

 

 

それは、中学生の生徒さんが来てくださると、ご利用者がとても喜んでくださるからです。そして、田中副所長は、汚い・キツイというイメージである介護の職場を体験してくれることが嬉しいと思うとともに

 

 

そのイメージを覆したいとの思いもあります。汚い・キツイだけじゃない、ご利用者と一緒に手芸をしたり、レクリエーションをしたりする中で、楽しいことや、やりがいを感じる事があることを知ってくれたら嬉しいそうです。

今年は、月から金までの生徒さんと金曜日だけの生徒さんのお二人にお越しいただきました。初日は少し緊張されていたようにも感じましたが、新卒の研修中の年齢の近い職員がいたのもあり直ぐに打ち解けてくれたように感じました

日を追うごとに慣れて下さり、ご利用者と上手にコミニケションをとっておられました。

最終日が近くなると、ご利用者の歩行を上手にサポートしてくれておりました。

最終日には、トライアルウィーク恒例の「利用者と一緒に作った作品を仕上げ、記念写真を撮る」ことが出来ました。

5日間のトライアルウィークを終えてとっても良い笑顔です。5日間お疲れ様でした。

新卒の二人からメッセージです。って間もない私たちが言うのもなんですが、ご利用者との関りがとてもお上手で指示されたことに丁寧に対応されていました。少しでも介護の仕事に興味を持ってくれたら嬉しいです。一緒に仕事が出来たら嬉しいなと思ってしまいました。楽しみに待っています。

 

5月の行事・おでかけは終わりましたが

5月にれんげ畑までドライブをした記事をご紹介しましたが、終わってからも楽しんで頂き、家の方にもドライブの様子を見た頂きたい思いから、担当の宮本さんが写真に台紙を貼り可愛く仕上げてプレゼントしておりました。

個人情報を守ることから、複数人で写っていらっしゃる写真も切り抜いて一人写しに加工してから厚紙に貼り付けました。

プレゼントすると、恥ずかしがりながらも喜んでいただき

ご利用者が記念写真を撮ろうとおっしゃられ写真を手に写真を撮らせていただきました。れんげ畑のお出かけの事を思い出し、ご家族と話をしていただけたらなと思います。

6月の手芸・西紀デイサービスセンター

6月に入り、早くも梅雨入りしてしまいました。西紀デイサービスセンターでは、そんな梅雨空を吹き飛ばせるように、ご利用者と一緒に手芸に取り組んでいます。

 

 

まず、最初に紹介させていただきますのが「紫陽花のマグネット」と紫陽花の木工作品です。こちらの方は初めて手芸に挑戦されたのですが、職員が説明をしながら丁寧に作られておりました。

手芸をされる常連さんも、花びらの形を想像しながら可愛いお花にしあげていらっしゃいました。

 

こちらの男性は木工作品を作るのが得意な方でしたので、木の板にリボンを釘を打ち付けて紫陽花の花を作られました。職員が見守る中、手慣れた手つきで作業されておりました。

とても集中されており、何よりも生き生きと作業されているのが印象的でした。本来は金槌を使用していただくことはあまりないのですが、ご本人が木工が得意であったので作業していただき、素敵な作品に仕上がりました。

次に、梅雨と言えば雨、雨と言えば傘ですね。折り紙で傘を作っていただきました。

丸い形に切ったもの8つを折り畳み、ワイヤーの持ち手に貼り付けると完成です。

6月に入り、次々に手芸が完成したので玄関が華やかになっております。

 

 

 

西紀デイサービスセンターの5月のお食事

デイサービスの5月のお食事をご紹介します。5月と言えば、真っ先に思い浮かぶことが「母の日」です。今年の母の日は休日であったため、5月12日金曜日の食事が母の日メニューでした。

デザートにパンケーキがついていました。トッピングに生クリームとイチゴがのっており、とても美味しそうでした。

そして、皆さんお気づきでしょうか5月からメニュー表が新しくなりました。今までは、ホワイトボードにマーカーで書いておりましたが、紙に印刷したものに変更になりました。メニュー表の右下に管理栄養士がメッセージを記入したり、クイズを出しております。

 

5月10日のクイズは「チンジャオロースのチンジャオは、ピーマンの意味、では、ロースは?」となっております。「答えは肉ですね。」このクイズを介護職員がメニューを読み上げる時に出しているようです。

 

そして、5月の中頃から急に夏日になり、体調管理や着る服が難しいいとおっしゃられる方もありましたね。そんな夏日の日のメニューがこちらです。

カレーライス、キャベツサラダ、コンソメスープ、フルーツです。暑い日にスパイスのきいたカレーとあっさりしたサラダやスープ、美味しそうでした。

春雨サラダ、冷奴、餃子がメニューの日もありました。サラッと食べやすいメニューですね。暑くなると食欲が低下される方もあるかと思いますので、管理栄養士にアドバイスをいただきました。

 

食事を召し上がられない理由には、様々な理由があるようです。「食欲がない」とのことで召し上がられない場合は、食事を少量ずつ回数を増やして召し上がっていたけたら良いそうです。また、口当たりの良い物や市販の高栄養のゼリーなどを利用しても良いそうです。

 

認知症(アルツハイマー・レビー小体型)の方は情報が多いと混乱し食べれないことがあるそうです。このような絵柄が少ないお皿に盛り付け、1品ずつトレーにのせて召し上がっていただくと良いそうです。食事がとれず体重の減少などが心配な方は、ご飯にふりかけをかけたり、混ぜ込んだりして、介護職員と管理栄養士が相談し工夫しております。

 

食事介助で召し上がられる方の中には、口をつぐんでしまわれたり、スプーンを噛んだりと拒否をされる方もあります。そんな方には、姿勢が苦しくないか?スプーンの素材が嫌なのではないか?スプーンの入れ方が嫌なのでは?と考察してみるのも良いそうです。

 

 

最後に、西紀の良いところをひとつ、西紀デイサービスセンターでは、介護職員が疑問に思ったことを管理栄養士や看護師に質問して教えてもらったり、話し合ってアイデアをいただいた時には直ぐに実行しています。ご利用者に健康で楽しく過ごしていただきたい思いからです。

 

管理栄養士のメニュー表も、ご利用者に少しでも楽しんで頂けるようにとの工夫ですね。ちなみに、来月の西紀デイサービスセンターのお菓子はフルーツを使った口当たりの良いものです。お楽しみに。

 

 

 

西紀デイサービスセンターのお菓子@小豆特集

今月のおやつの担当は村上奈美介護福祉士です。健康志向の村上さんは、小豆が食物繊維が豊富なことや血糖の上昇を抑制したり、むくみ防止、解熱作用があることを調べ、今月のおやつを小豆特集としました。

 

西紀デイサービスセンターのおやつは手作りのものを提供しており、おやつ担当者がレシピやアイデアを、このように作りやすくまとめてくれております。

 

これを参考に、おやつの日の出勤者の中でおやつ担当になった職員が作ります。4月から入職している、婦木介護職員が、この度初めて中野介護福祉士と一緒にあんドーナツを作りました。このように出来上がったあんドーナツですが美味しそうですね。

 

ホットケーキケーキミックスで団子をお汁粉に入れるレシピも食べやすく好評でした。村上さんが白玉粉にお豆腐を入れたお餅が主流の西紀デイサービスセンターに革命を起こしてくれました。

婦木さんと一緒に入職した富髙介護福祉士は、頼金介護福祉士と一緒に桜餅を作りました。頼金介護福祉士のアドバイスを聞きながら真剣に作っておりました。

とても美味しそうですね。皆さん、無言で召し上がっていらっしゃるぐらいの好評でした。

 

西紀デイサービスセンターの園芸ブームと井沢の郷からのプレゼント

爽やかな5月を迎えております。西紀デイサービスセンターのご利用者は農作業をしてこられた方が多いです。田植えのシーズンに、職員が「水田を見ると田植えがしたくてウズウズしませんか?」などとお声掛けすると「昔は早い事、植えよったで~」「三田や市島まで泊りがけで植えに行って楽しかった」などとおっしゃられます。

 

 

 

「玉ねぎ植えないとあかん」「草が生えて伸びてきたから草引きしたい」などと、田畑が気になる方も多くいらっしゃいます。そこで、久しぶりに土いじりをしていただくことにしました。まず、職員手作りの空き缶のプランターに多肉植物の寄せ植えをしていただきました。

 

 

 

こちらの方は「嫁さんにお土産にしょか」「難しいなぁ~」「あいつ、どんな色が好きなんかなぁ~」などとおっしゃられながら挑戦されました。

 

4名ほどの方が挑戦されたのですが、可愛い作品が仕上がり、皆さんその日のうちに持ち帰られたので写真が少ないです。

 

次に小松菜を植えていただきました。手慣れていらっしゃるのでササっとあっという間に植え終わられました。

 

5月22日㈪の朝に見てみると、わずか4日で芽が出ておりました!やっぱり、園芸もいいものだと話していたら井沢の郷より、西紀デイサービスセンターにピッタリのプレゼントをいただいたのです。

 

井沢の郷の関所長と、介護職員さんが来館され以前に貸し出していた大型カルタこんなに可愛く箱に入れて返却してくださいました。

さらに、ご利用者に楽しんで頂けるようにとお礼に「ひまわりの苗」をプレゼントしていただきました。早速、田中副所長と事務員がその日のうちにプランターに植えました。

この様な、素敵なメッセージ付きでした。

 

ご利用者と一緒に大切に育てようと思います。井沢の郷の皆さんありがとうございました。そして、ほかの事業所の方でも、西紀のこんなレクリエーションの道具を貸してほしいと思われる方は気軽にお尋ねください。

 

れんげ畑にドライブ 西紀デイサービスセンター

西紀デイサービスセンターの5月の行事はドライブでした。丹波市春日町のれんげ畑に行ってきました。

 

 

今年は、どの花も開花が早く、れんげの花もゴールデンウイーク前から咲いていたので枯れていないか心配しておりましたが

 

綺麗に咲いている、見ごろのれんげ畑を見つけることが出来ました。

 

車から降りることは出来ませんでしたが、停車した車内でコーヒーを召し上がっていただきました。

写真は富髙さんだけしか写っておりませんが4月から入職された富髙さんと婦木さんも最終日には、ドライブに同行いたしました。次の記事で、婦木さんのお写真を掲載しますね。

 

車の窓を開けると5月の爽やかな風が入り気持ちよかったです。皆さん、リフレッシュ出来たと喜んでいらっしゃいました。

 

6月の行事は丹波篠山市格付け検定を行います。皆様お楽しみになさってください。

キャラクター祭を開催中 西紀デイサービスセンター

西紀デイサービスセンターでは、少し前から、サンリオやディズニーのキャラクターの塗り絵や、ちぎり絵を楽しんでいただいております。キャラクターをご存じのご利用者は少ないかな?とも思ったのですが

 

 

30歳~50歳ぐらいまでの職員に馴染みのあるキャラクターをお見せすると「見たことがある」「知らないけど可愛いね」などと言って下さったので挑戦していただきました。

完成した時に、女の子の絵や花の絵の時よりもキャラクターであると「可愛い~」と喜びが大きいように感じました。

 

そこで、キャラクターのウッドバーニングに挑戦していただきました。電熱ペンを使っていただくのは火傷をされたりすると危険なので職員がさせていただき、ご利用者には木材の上に転写紙を敷き、その上に挿絵を重ね、ドットペンなぞっていただき、お好みのキャラクターの絵を書いていただきました。

完成したウッドバーニングのキーホルダーをご覧になられた方が「私もやってみたい!」と言って下さり次々に挑戦して下さいました。

お誘いして、「出来るかな?自信がないな」とおっしゃられながら挑戦される手芸と「作りたい!」と自ら挑戦される手芸は意欲的なところが違いますし仕上がった時の喜びも大きいように感じました。

 

これからも、「挑戦したい!」と言って下さる手芸を提案したいです。

 

西紀デイ劇場:水戸黄門と花さかじいさん

西紀デイサービスセンターでは、年に数回、職員による劇を披露しております。劇をすることで、ご利用者がたくさん笑って下さり、数か月たっても「あの劇が忘れられへん!また、お願いします~」と覚えていて下さるのでありがたいです。

 

そんな劇は「出張レクリエーション」と言って地域の方々の前でも披露させてもらっており、地域でも「あの時の吉本新喜劇はおもしろかった」「所長さんおもしろかったですよ~」などと、覚えていてくださり、親近感も持っていただけるように感じております。

 

新型コロナウイルス感染拡大防止対策などにより、出張レクリエーションも中止しておりましたが、制限がだんだんと解除されていき、また元の様に地域の皆さんの元へ行かせていただけるようになります。

 

 

3月は「水戸黄門」の劇をさせていただきました。馴染みのあるストーリーは、分かり易く、登場人物も皆さんが良くご存じなので、観やすかったようです。出張レクリエーションなどにも行き、場数を踏んでいるベテラン女優のような職員の、アドリブなどにたくさん笑っていただいておりましたが

恥ずかしがりの若手の職員の演技も「頑張ってたね」と声をかけてもらい、「恥ずかしそうなんが、可愛らしく感じたよ」とのお声をいただきました。どちらも、一生懸命にやってるのでそんな風に言っていただけたのだと思います。

物語を「丹波篠山」としたり、アレンジして、助さん格さんがアメリカから来た設定にしたりと工夫も凝らしていました。また、娘役を男性がするとたくさん笑いをとるのも定番です。「大きな町娘や~」と笑いをとっていました。

次に4月の「花さかじいさん」では、劇の場面とペープサートの場面があり、2か月続けての劇になるので趣向を凝らしてありました。また、入職して間もない職員が急に劇に出て戸惑うことが無いように音響を担当したり、少ないセリフを話す役割をしておりました。

 

通常のストーリーにアレンジをして、未来人が登場したり、西紀ならではの演出も楽しんでいただきました。

 

 

屋根より高いこいのぼり~西紀デイサービスセンター

手芸で「鯉のぼり」などの季節を感じるものを作成していただくときに早めに取りかかり、子供の日の当日には持ち帰り家族の方と手芸品を眺めながら思い出話や手芸をした時の話をしていただきたいとの思いが職員にはあるのですが

 

 

実際には職員の想像よりも丁寧に取り掛かられ作成に時間がかかったり、タイミングが悪く担当の職員がお声掛けが出来ずに取り掛かられるのに時間がかかってしまったり、完成がギリギリになってしまい、当日はデイサービスセンターで飾り、終わってから持ち帰っていただくことが多いと思います。

 

 

今回の、「鯉のぼり」は、3月下旬から取り掛かったので多くの方に声掛けをして作っていただき、何とか子供の日までに持ち帰って頂けそうです。

 

 

今年は、押絵で鯉のぼりを作っていただきました。難しいところを改良し、多くの方に作っていただきました。

「鯉のぼり」は男性のご利用者が作ってみたいと思って下さったようで多くの男性が挑戦して下さいました。

100歳になられた方も奥さんの為に作られましたので、記念に額に入れて持ち帰っていただきました。鯉のぼりよりも、「タイやヒラメ」などが作りたいとおっしゃられる方があったり、「めで鯛」を作るとおっしゃられる方もありました。

西紀デイサービスセンターでは、そういったご利用者の思いを出来るだけ尊重するようにしたいとの思いがあり、そんな時は「鯉のぼり」に拘らず好きなものに挑戦していただいています。