丹波篠山格付け検定、目指せ立派な篠山人!

6月の行事は田中副所長が担当されました。田中副所長は他の職員が思いもつかない発想と発案をされ、なおかつ、デイサービスに合った内容に仕上げて来られるので他の職員も勉強になると言っています。

 

今回は、テレビ番組の「格付け検定」を元にしておりますが、テレビ番組のように高級なものをあてるのではなく、ご利用者に、なじみの深い「丹波篠山市」の名産とそれに類似した「他の地域の」食品を食べ比べていただき、どちらが、丹波篠山市の名産か当てていただくようにしました。

 

5人一組のグループで始まり、最初は「立派な篠山人」の格付けでゲームを開始し、間違えるごとに「普通の篠山人」、「一応、篠山人」、「篠山にあこがれる人」、と格付けランクが下がっていき、全て間違うと最下位の「篠山に住んでるだけ」の格付けになってしまいます。

ゲームのルールを理解していただく為に職員がA.丹波篠山米B.その他の地域米を食べ比べました。梶原介護福祉士と宮本介護職員が挑戦しました。手作りのアイマスクを装着し、おにぎりを食べながらどちらが丹波篠山米かを真剣に考えています。

宮本「家のお米と同じ味やから、Bにします」梶原「美味しいのはBやから、Bやと思います」と選んだそうですが結果はAが篠山米でBが他の地域のお米であったため2人とも外れでした。

 

ご飯はおにぎりにし、黒豆ケーキやどら焼きなどの食材は細かく切り刻み少量ずつにしたりと準備にも余念がありませんでした。飲み物では黒豆茶が出題されました。

皆さん、ご自身がご試食される順番を心待ちにしていらしたようで、順番が回ってくると表情がにこやかでした。そして「当たらなくても、おやつが食べれて嬉しい」とのことでした。

当たっても外れても楽しそうですね。ただ、「もっと、ようさん食べさしてくれたら当たったのに~(笑)」とおっしゃられる方もありました。

 

職員の中野介護福祉士はA.黒豆入り丹波せんべいB.落花生せんべいを食べ比べし見事に黒豆入り丹波せんべいを当てておりました。さすが丹波篠山での居住年数が一番長い中野お姉さんですね。

 

 

大変盛り上がった丹波篠山市格付け検定について職員からです。Y介護福祉士「名前だけで笑える」「新しい企画」。M介護職員「良い企画と思った」「意外と難しかった」。K介護福祉士「テレビ番組で流行っていることをデイサービスに合うように企画されたのが良かった。」とのことでした。

 

企画担当の副所長によると「単純に食べ物を食べる喜びを味わってもらえたと思います。また、『見る・聴く・味わう・嗅ぐ・皮膚で感じる』ことで五感を刺激できたのではないかと思います。

 

反省点として、どの行事を行う場合でもですが、ご利用者はそれぞれADLが違いますし、デイサービスセンターのご利用者は身体能力の差が大きく、人によって出来る事と出来ないことが異なります。全員が楽しむ、参加することがなかなか難しいのでそこが課題だと思っています。」

 

 

最後にご利用者からの感想です。「5人ひとチームで賑やかに言いながらワイワイと考えるのが楽しかった。盛り上がったで。」とのことでした。これからも、職員同士でお互いの企画を参考にして色んな行事を考えて行きたいです。