西紀デイサービスセンターの秋のうた

音楽療法のご紹介をします。音楽療法では、ご利用者は、ただ単に観ておられるだけではなく唄いながら、打楽器でリズムをとられたり、身体を揺らしていらっしゃる方が多いです。

 

 

 

今日は、男性のご利用者が太鼓を叩かれているご様子を紹介します。職員が元気いっぱい太鼓を叩いた後にご利用者にお渡しすると

「ヨシ、やってみようか」と初めて太鼓を叩かれました。男性が叩かれるととても力強く雰囲気が盛り上がりました。

周りの方々も、太鼓の音につられて動きが大きくなられたように感じました。

唄うのは恥ずかしいとおっしゃられていても気づけば、リズムをとって唄っていらっしゃる光景をよく目にします。

朝からお元気がないように感じていた方も元気が湧いてこられるのかなと感じます。

最後はお馴染み「星影のワルツ」で終了です。お馴染みのうたが始まると…

暗黙の「今日の音楽療法はこれで終了」と言う合図でもあります。違う場所で作業をしていた職員もご利用者が移動されるので皆さんのところへ戻ることが出来ます。

音楽療法士は、音楽療法が終了し、ご利用者がデイルームに戻られる時も、ピアノを弾いております。この日は、帰り際にご利用者が「ありがとう。楽しかった。何にもかも忘れて夢中になったわ」と声をかけられ

少し一緒に唄われて名残惜しそうにされておりました。