七夕

今年の七夕の壁画は宮本介護職員の考案した飾りが綺麗に飾り付けられておりご利用者や来館者から好評でした。七夕(7月7日)に家で飾りたいとおっしゃられる方があったので7日までにお手元にお返ししました。

 

 

壁面が寂しくならないようにとご利用者に折り紙で飾りを作っていただき飾りました。

七夕の週に入るとそれぞれに短冊に願い事を書いていただきました。「何か書いたったん?」「やっぱり健康のことやろね」などと仲良く相談しながらかかれておりました。

 

その中で心がほっこりする願い事がありましたので、ご紹介します。「孫が無事に出産できますように」です。この願い事の主は、お孫さんが4人目のお子さんを10月に出産されるそうです。おばあちゃんから孫に対する愛情が感じられますね。

 

 

次は「家族皆が元気で、私のようなものでも大事にしてもらってて幸せです。感謝しています。」です。書かれた方の家族への思いと感謝が伝わって来ますね。次は「いつまでも!いつまでも!元気で!元気で!」です。畑仕事もされるとても元気な男性が願い事の主ですが、男性らしい男らしさを感じる願い事ですね。本人は「空元気ですよ(笑)」とおっしゃられていました。

 

丹波篠山格付け検定、目指せ立派な篠山人!

6月の行事は田中副所長が担当されました。田中副所長は他の職員が思いもつかない発想と発案をされ、なおかつ、デイサービスに合った内容に仕上げて来られるので他の職員も勉強になると言っています。

 

今回は、テレビ番組の「格付け検定」を元にしておりますが、テレビ番組のように高級なものをあてるのではなく、ご利用者に、なじみの深い「丹波篠山市」の名産とそれに類似した「他の地域の」食品を食べ比べていただき、どちらが、丹波篠山市の名産か当てていただくようにしました。

 

5人一組のグループで始まり、最初は「立派な篠山人」の格付けでゲームを開始し、間違えるごとに「普通の篠山人」、「一応、篠山人」、「篠山にあこがれる人」、と格付けランクが下がっていき、全て間違うと最下位の「篠山に住んでるだけ」の格付けになってしまいます。

ゲームのルールを理解していただく為に職員がA.丹波篠山米B.その他の地域米を食べ比べました。梶原介護福祉士と宮本介護職員が挑戦しました。手作りのアイマスクを装着し、おにぎりを食べながらどちらが丹波篠山米かを真剣に考えています。

宮本「家のお米と同じ味やから、Bにします」梶原「美味しいのはBやから、Bやと思います」と選んだそうですが結果はAが篠山米でBが他の地域のお米であったため2人とも外れでした。

 

ご飯はおにぎりにし、黒豆ケーキやどら焼きなどの食材は細かく切り刻み少量ずつにしたりと準備にも余念がありませんでした。飲み物では黒豆茶が出題されました。

皆さん、ご自身がご試食される順番を心待ちにしていらしたようで、順番が回ってくると表情がにこやかでした。そして「当たらなくても、おやつが食べれて嬉しい」とのことでした。

当たっても外れても楽しそうですね。ただ、「もっと、ようさん食べさしてくれたら当たったのに~(笑)」とおっしゃられる方もありました。

 

職員の中野介護福祉士はA.黒豆入り丹波せんべいB.落花生せんべいを食べ比べし見事に黒豆入り丹波せんべいを当てておりました。さすが丹波篠山での居住年数が一番長い中野お姉さんですね。

 

 

大変盛り上がった丹波篠山市格付け検定について職員からです。Y介護福祉士「名前だけで笑える」「新しい企画」。M介護職員「良い企画と思った」「意外と難しかった」。K介護福祉士「テレビ番組で流行っていることをデイサービスに合うように企画されたのが良かった。」とのことでした。

 

企画担当の副所長によると「単純に食べ物を食べる喜びを味わってもらえたと思います。また、『見る・聴く・味わう・嗅ぐ・皮膚で感じる』ことで五感を刺激できたのではないかと思います。

 

反省点として、どの行事を行う場合でもですが、ご利用者はそれぞれADLが違いますし、デイサービスセンターのご利用者は身体能力の差が大きく、人によって出来る事と出来ないことが異なります。全員が楽しむ、参加することがなかなか難しいのでそこが課題だと思っています。」

 

 

最後にご利用者からの感想です。「5人ひとチームで賑やかに言いながらワイワイと考えるのが楽しかった。盛り上がったで。」とのことでした。これからも、職員同士でお互いの企画を参考にして色んな行事を考えて行きたいです。

西紀デイサービスセンター歩行訓練

西紀デイサービスセンターの渡辺充理学療法士の歩行訓練をご紹介します。まず、最初に福祉用具の点検から始めます。まるで、福祉道具屋さんのようです。

ぐらつきが無いか、ちゃんと動くか点検されておりました。

 

 

歩行器の点検が終わると、ご利用者の身体をほぐしておりました。関節の適合性をあげる為だとのことで、これにより支えやすくなるそうです。

 

丁寧に関節をほぐした後に、歩行訓練が始まります。歩行訓練をする前に時間をかけて関節をほぐすことで、信頼関係も生まれるのか、ご利用者もリラックスされているように感じました。

 

 

西紀デイサービスセンター飛沫防止パネルが無くなりました。

新型コロナウイルスが5類になったことで、カンファレンスやステーション会議などで話し合いを重ね、デイルームと食堂の机にあった飛沫防止アクリルパネルを片付けました。

 

 

また、アクリルパネルは良いことばかりではなく換気を阻害する恐れもあるようで、パーテーションの置き方が悪いと空気の流れを阻害してしまうようですね。もちろんこれまで通り、消毒・マスク・手洗い・換気につきましては引き続き続けていきます。

 

デイルームでは、アクリルパネルが無くなり、「会話がしやすい」「作業がしやすい」とご利用者が喜んでいらっしゃいました。

 

思いっきり、ファイルを広げて塗り絵も出来ますね。

職員との会話もスムーズです。

食堂でも、配膳がスムーズでした。

ご利用者同士、「表情も分かりやすく、なんとなくゆったりする」と喜んでいただきました。

 

これからも、感染経路の遮断に留意しつつも少しずつ、コミニケションが取りやすくなればいいなと思っております。

 

 

 

西紀デイサービスセンター6月のお食事・丹波篠山まるごと丼

6月も下旬になり、日中の気温が高くなってきましたね。暑くなると食欲が低下される方もありますが楽しく食事を召し上がっていただけるようにと、別所管理栄養士が工夫をしております。

 

まず、この夏も、暑い日でも食べやすい冷奴が登場しました。冷奴の日のメニューは、鯖の味噌煮、もずく酢、冷奴、澄まし汁でした。

お食事を拒否される方の食事は、お皿の柄をおかずと勘違いされないように、このように、白いお皿で提供しております。

次に、ミンチカツ、青梗菜のピーナツ和え、フルーツ、味噌汁のメニューをご紹介します。フルーツが口当たりも良く美味しそうですね。

 

ご利用者から好評であったものが、チンジャオロース、ほうれん草の卵和え、フルーツ、味噌汁のメニューでした。肉料理を好まれる方が多いようです。

刻み食の方はこのような食事形態にしておりました。

そして、この度、篠山まるごと丼実行委員会様の許可を取り、「篠山まるごと丼」を提供させていただきました。篠山まるごと丼に日は、大根の煮物、胡瓜と沢庵の胡麻和え、お味噌汁でした。

篠山まるごと丼はご利用者に珍しいものを召し上がっていただけるようにと、別所管理栄養士が許可を取り丹波篠山産の地元の食材を使うなどルールに基づいて調理しております。

 

 

トライ・やるウィークの生徒さんが来てくれました。

西紀デイサービスセンターでは、トライ・やるウィークが近くなると「今年は生徒さん来てくれるかな?」と職員で話題になるほど楽しみにしております。

 

 

それは、中学生の生徒さんが来てくださると、ご利用者がとても喜んでくださるからです。そして、田中副所長は、汚い・キツイというイメージである介護の職場を体験してくれることが嬉しいと思うとともに

 

 

そのイメージを覆したいとの思いもあります。汚い・キツイだけじゃない、ご利用者と一緒に手芸をしたり、レクリエーションをしたりする中で、楽しいことや、やりがいを感じる事があることを知ってくれたら嬉しいそうです。

今年は、月から金までの生徒さんと金曜日だけの生徒さんのお二人にお越しいただきました。初日は少し緊張されていたようにも感じましたが、新卒の研修中の年齢の近い職員がいたのもあり直ぐに打ち解けてくれたように感じました

日を追うごとに慣れて下さり、ご利用者と上手にコミニケションをとっておられました。

最終日が近くなると、ご利用者の歩行を上手にサポートしてくれておりました。

最終日には、トライアルウィーク恒例の「利用者と一緒に作った作品を仕上げ、記念写真を撮る」ことが出来ました。

5日間のトライアルウィークを終えてとっても良い笑顔です。5日間お疲れ様でした。

新卒の二人からメッセージです。って間もない私たちが言うのもなんですが、ご利用者との関りがとてもお上手で指示されたことに丁寧に対応されていました。少しでも介護の仕事に興味を持ってくれたら嬉しいです。一緒に仕事が出来たら嬉しいなと思ってしまいました。楽しみに待っています。

 

5月の行事・おでかけは終わりましたが

5月にれんげ畑までドライブをした記事をご紹介しましたが、終わってからも楽しんで頂き、家の方にもドライブの様子を見た頂きたい思いから、担当の宮本さんが写真に台紙を貼り可愛く仕上げてプレゼントしておりました。

個人情報を守ることから、複数人で写っていらっしゃる写真も切り抜いて一人写しに加工してから厚紙に貼り付けました。

プレゼントすると、恥ずかしがりながらも喜んでいただき

ご利用者が記念写真を撮ろうとおっしゃられ写真を手に写真を撮らせていただきました。れんげ畑のお出かけの事を思い出し、ご家族と話をしていただけたらなと思います。

6月の手芸・西紀デイサービスセンター

6月に入り、早くも梅雨入りしてしまいました。西紀デイサービスセンターでは、そんな梅雨空を吹き飛ばせるように、ご利用者と一緒に手芸に取り組んでいます。

 

 

まず、最初に紹介させていただきますのが「紫陽花のマグネット」と紫陽花の木工作品です。こちらの方は初めて手芸に挑戦されたのですが、職員が説明をしながら丁寧に作られておりました。

手芸をされる常連さんも、花びらの形を想像しながら可愛いお花にしあげていらっしゃいました。

 

こちらの男性は木工作品を作るのが得意な方でしたので、木の板にリボンを釘を打ち付けて紫陽花の花を作られました。職員が見守る中、手慣れた手つきで作業されておりました。

とても集中されており、何よりも生き生きと作業されているのが印象的でした。本来は金槌を使用していただくことはあまりないのですが、ご本人が木工が得意であったので作業していただき、素敵な作品に仕上がりました。

次に、梅雨と言えば雨、雨と言えば傘ですね。折り紙で傘を作っていただきました。

丸い形に切ったもの8つを折り畳み、ワイヤーの持ち手に貼り付けると完成です。

6月に入り、次々に手芸が完成したので玄関が華やかになっております。

 

 

 

西紀デイサービスセンターの5月のお食事

デイサービスの5月のお食事をご紹介します。5月と言えば、真っ先に思い浮かぶことが「母の日」です。今年の母の日は休日であったため、5月12日金曜日の食事が母の日メニューでした。

デザートにパンケーキがついていました。トッピングに生クリームとイチゴがのっており、とても美味しそうでした。

そして、皆さんお気づきでしょうか5月からメニュー表が新しくなりました。今までは、ホワイトボードにマーカーで書いておりましたが、紙に印刷したものに変更になりました。メニュー表の右下に管理栄養士がメッセージを記入したり、クイズを出しております。

 

5月10日のクイズは「チンジャオロースのチンジャオは、ピーマンの意味、では、ロースは?」となっております。「答えは肉ですね。」このクイズを介護職員がメニューを読み上げる時に出しているようです。

 

そして、5月の中頃から急に夏日になり、体調管理や着る服が難しいいとおっしゃられる方もありましたね。そんな夏日の日のメニューがこちらです。

カレーライス、キャベツサラダ、コンソメスープ、フルーツです。暑い日にスパイスのきいたカレーとあっさりしたサラダやスープ、美味しそうでした。

春雨サラダ、冷奴、餃子がメニューの日もありました。サラッと食べやすいメニューですね。暑くなると食欲が低下される方もあるかと思いますので、管理栄養士にアドバイスをいただきました。

 

食事を召し上がられない理由には、様々な理由があるようです。「食欲がない」とのことで召し上がられない場合は、食事を少量ずつ回数を増やして召し上がっていたけたら良いそうです。また、口当たりの良い物や市販の高栄養のゼリーなどを利用しても良いそうです。

 

認知症(アルツハイマー・レビー小体型)の方は情報が多いと混乱し食べれないことがあるそうです。このような絵柄が少ないお皿に盛り付け、1品ずつトレーにのせて召し上がっていただくと良いそうです。食事がとれず体重の減少などが心配な方は、ご飯にふりかけをかけたり、混ぜ込んだりして、介護職員と管理栄養士が相談し工夫しております。

 

食事介助で召し上がられる方の中には、口をつぐんでしまわれたり、スプーンを噛んだりと拒否をされる方もあります。そんな方には、姿勢が苦しくないか?スプーンの素材が嫌なのではないか?スプーンの入れ方が嫌なのでは?と考察してみるのも良いそうです。

 

 

最後に、西紀の良いところをひとつ、西紀デイサービスセンターでは、介護職員が疑問に思ったことを管理栄養士や看護師に質問して教えてもらったり、話し合ってアイデアをいただいた時には直ぐに実行しています。ご利用者に健康で楽しく過ごしていただきたい思いからです。

 

管理栄養士のメニュー表も、ご利用者に少しでも楽しんで頂けるようにとの工夫ですね。ちなみに、来月の西紀デイサービスセンターのお菓子はフルーツを使った口当たりの良いものです。お楽しみに。

 

 

 

西紀デイサービスセンターのお菓子@小豆特集

今月のおやつの担当は村上奈美介護福祉士です。健康志向の村上さんは、小豆が食物繊維が豊富なことや血糖の上昇を抑制したり、むくみ防止、解熱作用があることを調べ、今月のおやつを小豆特集としました。

 

西紀デイサービスセンターのおやつは手作りのものを提供しており、おやつ担当者がレシピやアイデアを、このように作りやすくまとめてくれております。

 

これを参考に、おやつの日の出勤者の中でおやつ担当になった職員が作ります。4月から入職している、婦木介護職員が、この度初めて中野介護福祉士と一緒にあんドーナツを作りました。このように出来上がったあんドーナツですが美味しそうですね。

 

ホットケーキケーキミックスで団子をお汁粉に入れるレシピも食べやすく好評でした。村上さんが白玉粉にお豆腐を入れたお餅が主流の西紀デイサービスセンターに革命を起こしてくれました。

婦木さんと一緒に入職した富髙介護福祉士は、頼金介護福祉士と一緒に桜餅を作りました。頼金介護福祉士のアドバイスを聞きながら真剣に作っておりました。

とても美味しそうですね。皆さん、無言で召し上がっていらっしゃるぐらいの好評でした。