これからは、ゲームブームを巻き起こせればと考えています。

西紀デイサービスセンターでは、ご利用者と、ご一緒に製作することとして手芸をすることが多いです。これまでたくさんの手芸を提案し、ご利用者に挑戦していただいて喜んでいただいているのですが、男性も女性も楽しめるものではないような気がします。

 

 

 

そこで、男女ともに楽しめて、手芸があまり好きではないご利用者に楽しんで頂くには手作業のようなゲームが良いのではと思い、ご利用者に相談したりしながら、手作業のようなゲームを作成したました。

 

 

 

ゲームの難しいところは、簡単すぎるのもは直ぐに終わってしまうので「またやってみよう」と思っていただくことが難しいですし、難しすぎるものは、途中で中断されてしまわれ、挑戦しずらいところです。

 

今回のゲームは、割りばしでペットボトルの蓋を摘まんで外へ取り出すというもので、ルールは、とても分かり易いものです。

 

 

こちらが、最初に作ったバージョンのものですが、いとも簡単に終わってしまい、簡単すぎると感じてしまわれる方がたくさんありました。逆に難しいと感じられた方は、細い糸が見えにくく、取ることに意識が集中しすぎるあまり、紐の存在を認識しづらくなり難しく感じられたようでした。

簡単に感じられた方は、指先の力も強く、ペットボトルの蓋が摘まみやすく、直ぐに取れてしまう。難しく感じられる方は、糸が見えにくく、糸をまたいでお箸を入れてしまい、その結果、糸が邪魔になり摘まみにくいようでした。

 

 

そこで、改良版は、難易度を上げるために2つの蓋をくっつけて摘まみにくいものにし、仕切りは糸ではなく紙を丸めたものにし認識しやすくなりました。

 

難易度をあげたペットボトルの蓋、2つバージョンは、午前中の入浴の前後にお声をかけるとたくさんの方が挑戦してくださいました。

この日は順番待ちが起きるぐらいにたくさんの方が挑戦されました。自然に集まってこられたのでとても良い雰囲気でした。

また、ほかの方が挑戦される時には周囲の方が応援されたり、コツを教え合ったりと交流をされており、活気にあふれておりました。