第一回、文化祭

貸館ご利用者や、デイサービスセンター職員の知人などの協力のもと、第一回文化祭を開催することが出来ました。

 

 

コロナ禍での開催ですので、出展者や外部からのご来館者とデイサービスセンターご利用者が接触されることが無いように時間を分けてのご観覧にご協力いただきました。

 

 

デイサービスセンターのご利用者の中には会場を何周もしてご観覧になられた方もありました。館内から外出したのではなく、館内で、お部屋を移動していただいただけだったのですが

 

 

まるで、どこかにお出かけしたように楽し気にご観覧いただく、ご利用者の姿に職員共々、とても嬉しく感じました。

 

職員が生けた花をご覧になり心優しいご利用者が「上手ですね」と褒めてくださいました。

「生の花はいいねぇ~良い香りがする」と生の生け花の雰囲気を楽しんで頂けました。「昔は習ってたけど、結婚したらそんな間、無かったわ」とおっしゃられる方も多かったです。

手芸好きのご利用者は、トールペイントや、フェイクスイーッなどをご覧になり「こんな可愛いもんが作れるんやなぁ~」とじっくりと眺めていらっしゃいました。

 

ご自身のケアマネージャーの作品をまるで娘の作品であるかのように紹介されているご利用者が微笑ましかったです。

ご利用者には、お花の先生のアイデアによりペットボトルで作った花器で花を生けていただきました。バックの書道と花がとっても合っていました。

一般の方50数人にご観覧いただき終了いたしました。出展者の皆様、ご来館いただきました皆様ありがとうございました。

 

文化祭始まりました

朝から生け花の先生、りんごカフェさん、いずみ会の代表・クラフトバンドの先生方が荷物を搬入し準備にかかってくださいました。

 

 

準備の段階から、初対面の方同士が多いにもかかわらず、和やかなムードで準備にかかってくださっておりました。

 

西紀の職員としては、そんな人生の先輩方の姿に学ばせていただくことが多かったです。お互いの作品を眺めて質問などをされておりました。

 

24日~28日まで開催しております。皆様のお越しをお待ちしております。ご来館された際はぜひとも受付にお名前をご記入いただき、食事の投票にもご協力くださいますようよろしくお願いします。

いよいよ文化祭開催です~

文化祭を開催すると決まってから、文化祭の作品作りに職員がいつも以上に励んでおりました。その姿に、ご利用者も協力して下さっていました。

 

 

そして、10月といえばハロウィンが近づいており、ハロウィンの飾り付けも完成し、早くもクリスマスのモチーフも完成し玄関に飾り付けをすべく、皆さんにご協力していただきました。

 

 

この写真は、コウモリのちぎり絵を制作していただいています。

カボチャのモチーフもちぎり絵で制作していただきました。

 

 

玄関がハロウィンムードになり文化祭に展示物を搬入されるご来館の方にも喜んでいただきました。

 

文化祭を行うのは初めてだったのですが、貸館利用者やお花の先生方にご協力していただいてたくさんの作品が並ぶ文化祭となりました。想いのこもった大事な作品をお貸しいただけたことに感謝しております。

 

 

新しい仲間が増えました 2

西紀デイサービスセンターに新しい仲間が増えました。前回、ご紹介させていただきました、村上介護福祉士に続き、グエン ハー クイン ニューさんが、西紀デイサービスセンターに配属になりました。

 

 

現在、所長から研修を受けて記録を書くことなどにも懸命に取り組みながら、業務に携わっています。

 

 

 

ベトナム出身のニューさんですが、入職した日から元気いっぱいに業務に携わっています。日本語学校で勉強をされているので、ほかの職員が想像したよりも語学が堪能です。細かなニュアンスなどは難しく本人は不自由に感じていることがあるかもしれませんが

 

 

 

そんなことを感じさせないほど、懸命に業務に携わっている姿は、ほかの職員が、「もっと自分たちも頑張らなければいけない!」という気持ちにさせられています。ゲームなどのサポートもとても自然にこなしております。

 

西紀の職員は、入職した日からニューさんに色んな質問をしたり、会話をしています。その分け隔ての無い雰囲気がご利用者に伝わっているのか、ご利用者も前からいる、職員同様にニューさんに用事を頼んでくださいます。

 

 

この間、送迎が終了し、デイサービスセンターに帰ってきたニューさんが、職員に「涼しいですね~」と言ったので職員が返事をしようとしたら、ニューさんが、「間違えたかもしれない!ちょっと考えます」と言って違う業務をしに行きました。

 

 

数分後、戻って来てくれて「分かりました!「少し暗いですね」と、言いたかったのです」と話しかけてくれたので、その職員も「暗くなってきたね」と返事をし2人で大笑いをしました。ニュアンスが近いので、なぜ間違ったのか直ぐに分かりました。

 

 

話しかけられた職員はニューさんが言葉を言い間違えたことに対して、全く気にしていないのに気づかいをしてくれたそうです。何気ない会話であったとしてもキチンと思いを伝えれるように努力してくれる人であること、こちらに失礼が無いように後からフォローしてくれたこと

 

 

そのことから、ご利用者に対しても同様にきちんとコミュニケーションがとれる方なのだと感じました。正しい言葉である事よりも、大事なことをニューさんに気付かされました。

 

 

新しい仲間が増えました

西紀デイサービスセンターに新しい仲間が増えました。介護福祉士の村上奈美さんです。村上さんは昔からここにいたかの様に自然にご利用者ともお話をさせていただいたり業務に携わっています。

 

先日は午前中にデイルームで見守り係をしていたのですが、NHKのテレビで9時50分から放送している体操をご利用者と一緒に元気いっぱいやっておりました。

午前中にご利用者に身体を動かしていただくことがなかなかないので良い時間であったように感じました。

また、なかなか散髪に行けないと困っておられるご利用者の髪を編み込みにし、顔にかからないようにして差し上げていました。

 

色んな事に気が付いて気配りをしてくれる村上介護福祉士に職員もご利用者も期待しています。

 

ほんわかほんわかほんわか あらすじバージョン

皆様お待たせしました。西紀デイサービスセンターが最も力を入れさせていただいている行事「敬老の日」がやって来ました。西紀デイサービスセンターでは、敬老の日にいっぱい笑っていただきたいという思いから

 

 

数年前から「西紀デイ劇場」と称して、分かりやすいストーリーを厳選し、吉本新喜劇や水戸黄門などの劇のあらすじを元に担当者が台本を作り劇を行っております。

 

 

今年度は音楽療法士の小島先生と小林先生にも友情出演していただき盛り上げていただきました。せっかくですので、台本を元に大まかな内容をご紹介します~

 

 

音響効果の小島先生が元気いっぱいに登場されて皆さんのハートをつかんでくださいました。

 

「ほんわかほんわかほんわか♬ほんわかほんわか」吉本新喜劇「ラーメン屋パート2」の始まりです

 

店員「さぁ、これからお昼に入るし、ラーメン食べにくるお客さんで忙しなるで~」 客1「お邪魔しますか?」 店員「?そこは「か」はいらないと思うけど空いてる席に座ってください」

雑巾でテーブルを拭く店員に

客1「それ、さっき拭いてたの雑巾ですよね」店員「そうですよ。これ床のいいだしが出るんですよ。」

暴力団風の兄貴と子分が登場

暴「兄貴~兄貴~」

兄貴「おう、なんや、誰もおらへんのんか?誰もおらんうちに悪いことしたろか~」

店員(外から帰ってくる)「あ~疲れた」

兄貴「邪魔してるで~」 店員「邪魔してるんやったら帰って~ なんやあんたらは?」

大将「なんや騒がしいな」 兄貴「あのなぁ、今日来たんはな、大将に折に入ってはなしがあったんや」 大将「誰が檻に入って話せなあかんのや」 兄貴「重大な話があるんや、」兄貴「借金300万円返してもらおやないか!今日中に用意しろや!」

 

秘書「ごめん下さい、どなたですか?西紀商事の秘書をしております。小林というものです。お入りください。ありがとう。」

*みんなでこける

秘書「お金に困ってはるのではないですか?この土地を売ってもらえませんか?」

そこへ、兄貴、暴1、再び登場

兄貴 「そろそろ、300万、用意できたか?」

注意:ローテーショントーク(3人でグルグル回りながら順番に説明することを言う)で  兄貴「そろそろ」暴1「300万」お客「用意」

 

兄貴「出来たか~~~~!」

 

店員「大将、お金に困ってるなら、このお金使ってください!」

 

暴力団にお金を差し出す。

暴1「なんで、お金があるねんこのままでは計画が全部パァや~~~~」

チャンチャン!    ほんわかほんわかほんわか♬

脚本 田中慎児(所長)

監督・演出 田中由佳(副所長)

火曜日出演

友情出演・秘書 小林音楽療法士(初出演)

効果音 小島音楽療法士

店員 田中副所長(芸歴10年)

兄貴 頼金順子(芸歴8年)

暴力団1 梶原佳奈(芸歴3年)

大将 宮本千裕(初主演・芸歴1年)

客 元古望美(芸歴3年)

木曜日出演

秘書 村上奈美(初出演・入職1か月)

金曜日出演

兄貴 田中所長

 宮﨑里佳

秘書 中野かおり

友情出演 菅元総理?

衣装協力 職員の着なくなった服

小道具 長澤珠美

西紀デイサービスセンターでは、出張レクリエーションに行かせていいただいていた経緯から、所長や副所長などの作った台本がいくつかあります。その中でも殿堂入りのものが、「吉本新喜劇:ラーメン屋」や、「番場の忠太郎:白塗りバージョン」「愛染かつら」です。

ベテラン職員が、ご利用者の反応を見て、脚色をしたり、アドリブを入れたり工夫を凝らしています。地域の方の前でウケたものが、ご利用者にはウケなかったり、この曜日ではウケたけど、違う曜日ではダメだったとか職員も、毎日反省会をしたりしているようです。

そして、分かりやすいストーリーのものは、「何度見ても面白い!」と、ご利用者から太鼓判ウケるコツのようなものをご紹介します~

 

 

 

 

編み物始めました2

先日編み物を始めましたと記事を書きましたが、その続編をお知らせします。

 

実は、編み物が流行りに流行っています。職員が思う以上にご利用者の編み物への思いが熱く!家に帰ってまで編んできて下さる勢いです。

 

その作品を今日はご紹介したいと思います。西紀デイサービスセンターは10月に文化祭を控えておりご利用者の作品作りに拍車がかかっています。

 

編み物は、シュシュを作るのにハマられたご利用者があり、とてもたくさん作ってくださいました。

 

手提げ袋もたくさん完成しました。

ちぎり絵をいつもして下さっている方もいつも以上にハイスピードで仕上げていってくださり、展示コーナーが華やかです。

ご利用者も職員も文化祭という目標が出来ていつも以上に作品作りに力が入っているように感じます。

 

文化祭までにどのくらい作品が増えるのか楽しみです。

 

 

西紀のおやつは職員の手作りです。

西紀デイサービスセンターでは、月に5日、おやつの日があります。おやつ週間と言って月~金までおやつを召し上がっていただける週があります。

 

 

担当の職員がメニューを考え、その日のおやつ担当者が一人で皆さんがレクリエーションをしておられる間におやつを作ります。

 

 

この日は、「冷やしぜんざい」でした。「冷やしぜんざい」は数年前からの人気メニューです。初めてお出しした時には「ぜんざい冷たいけど美味しい!」と皆さん驚かれていました。

 

白玉が出来上がるまでにお汁粉を冷蔵庫で冷やしておきます。

冷やしたお汁粉に白玉を入れると完成です。

 

出来上がった冷やしぜんざいをデイルームまで運ぶと、皆さんにニコニコされて「何を食べさせてくれてんや?」「今日はおやつがあるんけ?」と大変楽しみにされます。

担当の職員は、ご利用者が喜んで召し上がられている様子に「頑張って作って良かった~」と言っていました。

 

文化祭やります

西紀デイサービスセンターの行事は定番になっているものとそうでないものとがあり、今年度で言えば「入学式」は新しい試みでした。

 

今年度は新しい行事もどんどん生まれる予感がします。10月は中野介護福祉士の発案で「文化祭」を初めて行います。

 

中野介護福祉士は「コロナ禍で出かける機会も少なくなりました。ご利用者は、デイサービスセンター利用中も行事などのお出かけも無くなり、市民センターの文化祭などのイベントに出かける機会も無くなりました。制限がかかることが多く、

 

プライベートでも外へ出かけられる機会は減ったのではないかと思います。どうしても、籠りがちになりがちな、ご利用者に色んな作品を見て楽しんで頂きたかった」と思いを話してくれました。

 

そこで、ご利用者に文化祭があることを事前にお知らせし、いつもよりも、作品作りに積極的に参加していただけるように声掛けをしました。こちらの、コスモスのフレームも、たった1日で完成しました。

 

現在、編み物と

 

可愛らしいトンボが制作中です。

普段挑戦されているお習字や塗り絵も場所を変えて展示することで雰囲気も変わり見え方も違ってくるかもしれません。

 

職員の知り合いの「嵯峨御流」と「小原流」の師範、家元教授にも生け花展をしていただき、生の生け花をご覧いただきたいと考えております。

普段のお食事も、写真集のようにして、皆さんのご覧いただき人気投票のようなものもしていただいてはどうか?職員がアイデアを出している最中です。

 

残念ながら、ご利用者のみのご参加になりますので、ご家族の方にご覧いただくことはできませんが広報やブログなどでご紹介させていただこうと考えています。

 

 

堅実さが光ります

職員紹介6人目は宮本介護職員です。宮本介護職員は、西紀デイサービスセンターの職員の中で一番若く、唯一の20代の職員です。

 

宮本さんにとっては年齢の近い職員がおらず、母親ほどの年齢の職員に混ざり業務をこなすことは大変なこともあるかと思いますが

 

 

宮本さんは、年上の職員たちがプライベートで若いころに経験した、遅くまで飲んでいて二日酔いだったり、夜遅くまで遊んでいて疲れていたなんてことは絶対にない人柄で

 

業務なども、世間一般的に言う、若いゆえの軽はずみな発言や行動などは無く、いつも冷静に落ち着いて業務をこなしています。そして、ご利用者からすれば、孫世代!とってもかわいがっていただいています。

宮本さんは高校卒業から咲楽荘に就職して10年近く働いていますので丹波篠山市の企業案内のパンフレットにも紹介していただいております。若い年代で介護に携わっていることに年上の職員からも尊敬されています。

そして、手先が器用な宮本さんは、ご利用者にお渡しする手作り年賀状のアイデアを出してくれたり

注意・過去の写真はマスクは着用しておりません。

とっても小さなものを器用に作るので職員もご利用者も感心させられています。

そんな宮本さんは、西紀デイサービスセンターに異動して来てから行事などで劇に出て大きな声でセリフを言ったりすることは恥ずかしいとは思うのですが、優しい年上の先輩に見守られながら

精一杯、劇で役柄を演じています。

副所長は宮本さんのことを「ご利用者にとって宮本さんはベテラン職員に言いにくいことも言いやすい存在であり、伝えられたことをベテラン職員にきちんと伝えたり実行してくれるので信頼されていると思う」と言っています。

 

また、若くて記憶力が良いので、「昼食のメニュー」や「昨日、こちらに座られていたのは誰?」などということを覚えてくれていて助かるそうです。